山荘では午後19:00より睡眠に入り、明け方4:30まで熟睡であった。
私の私生活に於いて1年で一番睡眠を取ることができるのは、入山初日である。
雨かガスの心配をして寝床に入ったのであるが、翌朝は普段のおこないがよいのであろう
すばらしい天気で朝を迎える。
山荘のテラスにてミートマンさんと朝陽を待つ、寒い。 奥さんとjrはまだ夢のなかであり、
朝陽よりも朝寝、朝ご飯のほうが魅力的なのであろう・・・!
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夜明けの始まり |
雲海がオレンジ色に輝き始め、幻想的な山の夜明けがはじまる。目の前の杓子岳が黄金色に染まりはじめると、
私もミートマンさんも声をなくしただ見つめるだけである。
杓子の彼方に富士も顔を見せ、今日一日のすばらしい天候を約束してくれた。 |
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朝陽に染まる杓子と鑓 |
青空に浮かぶ杓子と鑓 |
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山の夜明けを堪能した私とミートマンさん、山の朝食を堪能したお奥さんとjr、
それぞれがそれぞれに満足をし、2日目のトレッキングに向かう。
山荘よりまず稜線に出て、空中に浮かぶ丸山に向かう。 稜線に吹く風は気持ちよく
空は限り無く高い。昨日の天候がうそのように青空が広がり足が快適に動く。
ミートマンさん、jr、奥さんも昨日とは別人のように山を楽しんでいるようだ。
丸山からは360度の展望が開け、昨日昇った白馬岳、これから向かう杓子と鑓、黒部を挟み
圧倒的な迫力の剱・立山連峰、遥かに穂高、槍の巨人が我々男山山歩会の初アルプス山行
を祝ってくれているように競い合って迎えてくれている。
この山岳展望にさすがの奥さんもjrもそしてミートマンさんも感動を隠せないでいる。もちろん私は
この場所を動きたくない心境で剱を眺め、来年はあの頂かあと思いをはせる。
何時間もこの場所に居たい心境をあとにさらに稜線を進む、ザレ場を一旦コルに下り、再び登り
返し杓子へ。途中の稜線より眼下見える大雪渓が山の高さを感じさせてくれる。
白馬鑓ヶ岳への道は2つあり、一つは杓子のトラバース、もう一つは頂上を経由する道である。
どちらを進んでも杓子と鑓の鞍部に出、今回一番年の若い(反対かも)会長こと当人が
頂上経由で進み、ミートマンさんと朝寝組みがトラバース道を進んで鞍部で合流することに!
杓子頂上へはガレ場の急坂を10分程登ると到着するが、結構これがきつい登りである。
頂上は想像していたように展望がすばらしく、目の前の白馬岳がすごく大きく感じ、非対称山稜の
信州側への落ち込みに圧倒される。
頂上でお会いしたご夫婦に写真をお願いし、細長い山頂稜線を慎重に進み別部隊の待つ
鞍部へ下る。
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山荘前にて |
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丸山への縦走路 |
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山を満喫されているご夫婦 |
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稜線から見る大雪渓 |
杓子山頂に立つ登山者 |
白馬より続く登山道 |
鞍部から鑓ヶ岳まではあと少しであるが、最初の登りが結構きつくザレ場のつづら折りでは何度も立ち止まりそうになるのを
こらえて一気にコルまで登る。
ちょっとした痩せ尾根を慎重に渡るとなだらかな道が頂上まで続いており、思わず足が速くなるのを抑えて登頂の序曲を楽しむ。
快晴の山頂はすばらしい展望で、今までの疲れがすっ飛んでしまい、ミートマンさんもjrも奥さん最高の笑顔である。もちろん
当人もである。山頂では多くの登山者と会話を楽しみながら山の休日を共有する。
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鑓ヶ岳山頂でささやかなパーティをし、すばらしい展望に別れを告げザレ道を鑓温泉分岐へと向かう。
分岐からの急坂を下ると道はしだいになだらかになり、周りには色とりどり高山植物が姿を現す。大草原の大出原を過ぎ
さらに下ると道は樹林帯の中に入り、ちょっとしたクサリ場に出る。ここを慎重に通貨すると鑓温泉到着である。
鑓温泉で遅い昼食を取り、猿倉に向けて最後の下りを楽しみながら男山山歩会の北アルプス初山行を終える。 |
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