白馬三山縦走
大雪渓より

山行日:2002年8月27、28日
メンバー:ミートマンさん、ミートマンjr、奥さん、本人

コース:1日目 猿倉→大雪渓→頂上山荘→白馬山頂→頂上山荘
2日目 頂上山荘→杓子岳→白馬鑓ヶ岳→鑓温泉→猿倉


白馬山系に入山するのは今回で5度目であるが、大雪渓より頂上を目指すコースは初めてである。
26日Pm10:00にミートマンさんの迎えを受け京滋バイパスより名神、中央道経由で白馬に向かう。

今回のメンバーは私と奥さん、ミートマンさんとjrである。
ちなみに男山山歩会としては北アルプスへ入山するのも初めてであり、その意味では記念の登山でもある.。

ミートマンさんと運転を交互(ほとんどミートマンさん)し、早朝6時に白馬に到着。
村営猿倉荘で簡単な朝食を採り白馬尻に向けて山行のスタート。
村営猿倉荘
山荘横の樹林帯から一度林道に抜け、およそ1時間のプロムナードで大雪渓入口の白馬尻で
おつかれさんの大きな文字が迎えてくれる。
小屋で大雪渓の状態を確認し、不足のアイゼンを一つ借り休憩後雪渓に向かう。
休憩中、奥さんは早速おやつを食べ体調を整えているようである(山では食べることも大事です)
ただし食べすぎで動けなくなならないように注意しましょう。
おつかれさんの出迎え
林道を進む 白馬尻に向かう樹林帯 3人でポーズ 小屋テラスより雪渓を望む

白馬尻より10分ほどで雪渓取り付き点に到着する。 今日の大雪渓は全体的にガスがかかり見通しが悪いようであるが、
初めて接する雪渓の大きさにミートマンさん親子、奥さんは感激しているようだ。


アイゼンをつけて雪渓の上に立つと少し寒い感じである。歩きはじめると見た目より傾斜がきつくなかなか高度が稼げない、
足の短い短い奥さんなどはスプーンカットに歩調が合わず思わぬ苦戦をしているようである。
クレパスと落石に注意をしながらおよそ2時間の雪渓歩きでねぶか原に到着。
途中ガスが割れ杓子の天狗岩が顔をだした時は、一同大歓声であった。

延々と続く大雪渓 杓子天狗岩
雪渓は、前方、上方に
常に気を配りながら
赤い線を外さずにゆっくりと
したリズムで歩きましょう
気温の変化の為、雪渓上は
ガスで煙る日が多く
クレパスには要注意です




ねぶか原からは胸突き八丁の登りがはじまるので、雪渓の終わりで十分な休憩をとり体調を整える。全員で今登ってきた雪渓を
振り返るとそのスケールにあらためてびっくりである
。 ねぶか原のガレ場を抜け、非難小屋を通過するとまもなくお花畑である
最盛期には色々な高山植物が咲きにだれる別世界であり、この時期でもその面影がいっぱいである。

ここまで来ると前方に頂上山荘が見え、右手には白馬岳へ続く稜線が迫ってきており、新たな意欲がわいて来る。
最後の水場でちょっとした休憩をし、山に来た充実感を味わいながら最後の登りに向かう。
頂上山荘直下 お花畑

宿泊予定の頂上山荘にザックを預け空身にて山頂へ、山頂までは白馬山荘を抜けおよそ30分ほどである。
白馬山頂に立つのはこれで3度目であるが、まだ山頂より剱を見たことがない。今回も山頂はガスで私を
迎えてくれ未展望の記録更新に貢献してくれた。4度目の楽しみを残し山頂をあとにする。

途中、白馬山荘のレストランでティタイムをし、本日の寝床に帰る