5時30分起床、さあ! 今日は新穂高までの下山! 朝食を作り、腹ごしらえ準備万端で手ぬぐいを購入し、お世話になった小舎を6時10分に出発。 五郎の小舎は家庭的な雰囲気があり、また泊まってみたい小屋でした。
昨日下ってきた樹林帯をひたすら登り、尾根筋に出てまず笠へグットモーニング! 登山道より少しそれた場所にある展望スポットで黒部五郎に別れの一礼して、三俣蓮華へと登り続ける。
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笠が青空に颯爽と |
展望ポイントで五郎に別れを惜しむ登山者 |
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チングルンマの群生(綿) |
ハクサンイチゲと薬師岳 |
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到着した三俣蓮華の頂には、先発されていた登山者の方がおられワイワイと再び盛り上がる.。 ここで裏銀座の山々にまたの再開を約束し、双六岳に向けての稜線を歩きはじめる。
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登山者で賑わう三俣蓮華山頂 |
双六岳へ向かう稜線 |
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少々のアップダウンのあと、中道との分岐を通過し、双六に向けて緩やかな登山道を先輩二人を追いかけるように登って行く。 登山道脇には青が見事なイワギキョウ、空には穂先が天を突いており快適な稜線歩きである |
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天を突く穂先 |
イワギキョウの群生 |
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三俣蓮華、双六稜線風景 |
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三俣蓮華からの道を振り返る |
双六岳へ続く穏やかな稜線 |
昨日通過した中道分岐 |
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双六山頂は2860mの標高を誇り、今回の山行の中では最も高いピークであるが、その存在感はどうも薄い感じである。 山休の目的もピークに立つと言うよりも、丸い稜線から聳える穂先の有名なロケーションに遭遇する為であるが、 山頂に到着すると残念ながら穂先には雲がかかり、その姿を見せてくれず、しばらく様子を見るが・・・! 残念・無念!
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双六山頂 |
槍は雲に隠れて見えず…残念! |
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双六山頂にて蓮華より歩いて来た稜線を振り返る |
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まあ・・・また来れる理由付けが出来たなあと自己納得し、山頂より象の背中のような丸い稜線を歩き、 途中より急斜面をクライムダウンし中道との分岐から双六小屋に下る。
双六の小屋でおでんを賞味し、もう一泊されると言う先輩お二人と鷲羽に別れを告げて新穂高へと脚を向ける。 寂しさを感じながら弓折岳に続く稜線を歩き、乗越より鏡平へと下ってゆく。
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広い稜線より双六岳 |
双六からの急斜面にて |
双六小屋をあとに |
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双六岳の妖精達 |
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イワキキョウ |
ミヤマキンポウゲ |
ウメバチソウ |
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ミヤマダイモンジソウ |
トウヤクリンドウ |
ハクサンイチゲ |
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鏡平の小屋でちめたいジュースを仕入れ、喉を潤して鏡池で一本。 見上げると雲の中に槍の穂先が幻想的な雰囲気をかもしだしており、これはシャツターチャンスとばかりに 押すだけカメラをパチリ、パチリ!パチリ!と何回も槍に向ける。 |
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こんな槍を眺めると下りたくない気持ちがさらに大きくなるが、仕事も待っていそうなので胸に無理やりしまい込み、 シシウドヶ原、イタドリヶ原、チボ岩を飛ばし、秩父沢の流れで足を冷やして一休み。 アルプスの夏とは思えぬ暑さの中、雪解け水で冷やし元気になった脚に気合を入れて、伊藤新道を下り ワサビ平の小屋で行きと同じようにソーメンを食べる
あとは林道をテクテクと歩き新穂高の無料駐車場に戻り、締めは平湯の森でのんびりと温泉に浸る。 そして記憶に残る猛暑の山旅を終える。。。
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