京都トレイル北山コース
二ノ瀬より夜泣き峠、向山、小峠、京見峠を歩く

山行日:2020年3月22日
天候:晴れ後曇り
メンバー:長年の相棒ミーとマン氏 山休
ルート:叡山電鉄二ノ瀬(9:00)→夜泣峠→向山→山幸橋(11:00)→小峠(12:00)→氷室神社→
前坂山の家((12:50 13:30) →京見峠→金閣寺道(14:50)


今年のテーマにしている『京都一周トレイルを繋ぐ』を実行すべくまだ歩いていない北山コースへ相棒と出かける。
今日のコースは二ノ瀬からいくつかの峠歩きをしてゴールの京見峠へ、途中にある山の家はせがわでランチをして金閣寺へと下るルートである。

トレイルスタートの比叡電鉄二ノ瀬駅に午前9時に到着し、きれいなトイレで儀式を済ませる。
トレイル標識47番に従い叡山電鉄の線路を渡り、惟喬親王が祭神の富士・守谷神社にお参りして登山の安全祈願。

叡山電鉄二ノ瀬駅 北山コース47番よりスタート 富士・守谷神社

川沿いの長い階段を登り杉林を登ると夜泣峠へと登り着く。
二十数年位前に二ノ瀬ユリから何度か訪れているのであるが記憶が蘇えらない!
こんなに荒れていたかなあと帰宅後写真を調べるとあった! 
当時は北山ハイキングが人気になっていた頃でもあり標識もきれかったようである。

川沿いより階段を登る 京都トレイル夜泣峠(後ろに旧標識) 昔の標識

夜泣峠からは15分程登ると向山のピークとなる。
向山からは良く整備された道を緩やかに下り続けると緑の中にピンクの彩りが、ミツバツツジの登場である。
何度かパチリ、パチリとして今年初めてのミツバツツジに満足。

向山でルート確認する相棒 整備された登山道
咲きはじめたミツバツツジ 登山道にはベンチもあり

さらに下り続けると川沿いの道となり関西電力洛北発電所の建つ山幸橋へと到着する。
向山より休憩、撮影タイムを入れて約1時間の下りであった。

ここでトレイルは雲ヶ畑へ通ずる府道61号線を横断して小峠へ。


川沿いの道 山幸橋 府道を横断

小峠へは結構な登り返しとなり足が止まり、相棒の背中が徐々に遠くになってゆく。
5分程遅れて到着すると相棒は余裕の表情で『会長、足が遅くなりましたね』とダメ押しの一言!グサリと突き刺さるも現実と納得。
そろそろ会長の座を相棒に譲る潮時かなとバテた身体に水分補給をして思う


小峠への道・・・ダラダラ登りが続く 小峠

小峠からは杉の植林地を抜けて氷室の集落を通過。氷室神社を左に見て舗装道を山の家はせがわへとテクテク。
道路沿いにはスミレやイワナシ、ホトケ草が咲き目を楽しませてくれる。

山の家はせがわはトレッカーやマウンテンバイクの人達が集うおしゃれなシティカフェの雰囲気があり、相棒のお気に入りでもある。
山の中ではなかなか味わえない美味しいランチとコーヒーで至福の時間を過ごす。


植林地 氷室の原風景 氷室神社
山の家への案内板 山の家はせがわ センスあふれるオープンテラス

食後は京見峠より、古道長坂道を経由して金閣寺道へと下山。
次回はまだ歩いていない清滝より京見峠を歩いて、再び山の家を訪れることを相棒と約束して本日の行動を終える。

京見峠 古道 長坂道 金閣寺道

今回のルートで出会った花達…タチツボスミレ、ノジスミレ、イワナシ、ホトケグサ、馬酔木、マルバコンロソウ?