木曾の御嶽山(御岳)
 最高峰剣ヶ峰…標高3067m 

山行日:2009年7月20日(月)
天候:ほぼ晴れ
メンバー:単独
コース:田の原登山口(06:55)→大江権現(07:12)→七合目金剛童子(07:39)一口水(08:30 08:35)→王滝山(09:01)→
→山頂剣ヶ峰(09:30 09:40)→外輪山周回(09:40 食事休憩 10:34)→二ノ池(10:45 10:53)→王滝山(11:24)→田の原(12:31)
駐車スペース田ノ原登山口多数あり 山小屋…王滝山荘・御嶽頂上山荘など充実している
田の原登山道…整備されていて安心して歩ける 外輪山コース…ガレ場が多く浮石などに注意。
高山植物…外輪山コースはイワウメやツガザクラなどがすばらしい。


先週登る為に準備していた連休が雨で無駄になり少し落ち込んでいたのであるが
20日の祭日に休みが取れてETC割引を利用できるとばかりに前日、日曜日の仕事を早めに済ませて午後9時家を出発。
目的地は自己の登る対象に入れていなかった三山の一つ木曾の御嶽山で、最近なぜか興味を持ち出しての緊急出動である。

中央道恵那のサービスエリアで仮眠を取り、翌朝5時再び車を走らせて、藤村のすべて木曾路は山の中を北上、
馬籠、妻篭などの観光地を通過して午後6時35分登山口であるおんたけスキー場田の原駐車場に車を止める。
さすが人気の山、駐車場にはすでにたくさんの車が止まっており朝早くより多くの方が登っておられるのが推察される。
コンビニで仕入れたサンドイッチを食べゆるくならない程度の牛乳をお腹に入れたあと登山口の鳥居をくぐり剣ヶ峰を目指す。


スキー場より御嶽山を望む 駐車場より 駐車場には観光バスが何台も!
鳥居から一直線に続く参道兼登山道をしばらく進むと大江権現があり一礼をささげる。
このあたりまでは一般の方も参詣をされるようである

昨日のバチバチとフロンガラスをたたく雨が嘘のように前方上部の青空の中に王滝山が浮かぶ最高の登山日和に思わず『よし』の声が!
大江権現を過ぎると本格的な登山道となり樹林帯の中をひたすら登ってゆく。
登山口の鳥居 登山道の向うに御嶽山が大きい 大江権現…本格的な登山道が始まる

権現からは階段状に整備された道が続きあかっぱげを過ぎて七合目の金剛童子まで来ると森林限界になり、
王滝山へ向けて伸びる登山道全体が見渡せる。
コケモモ、ゴゼンタチバナ、イワツメグサなど高山植物も姿を見せ始めてくれてるようである。

あかっぱげ付近を行く 七合目金剛童子 王滝山へと伸びる登山道
コケモモ ゴゼンタチバナ イワツメグサ
金剛童子からは這松の中、溶岩が固まった岩ゴロの道を白装束の人たち混じって足元に気をつけて登ってゆく。
夏休みの為か親子連れや学校登山の生徒たちも元気に登ってきており、父親に背負われた女の子の『おとうさん頑張れ】の声が明るく響く。
振り返ると先程歩きはじめた三笠山の登山口を見下ろす事ができ、雲海の上には中央アルプスの黒い光が目にまぶしい。。
八合目避難小屋より眼下の登山口田の原と雲海に浮かぶ中央アルプスを望む

八合目の避難小屋を過ぎ、明るく遮るもののない登山道を気持ち良く登って行くと富士見石となずけられた場所に到着する。
中央アルプスの向こうに大三角錘を探すがまだ雲の中か確認できず、富士とのご対面はも少し先かなあと甲斐駒とアイコンタクト。

二人づれの女性の方に山の名前を訪ねられ少し自慢げにあれが甲斐駒と鋸 左が八ヶ岳、木曾駒と宝剣そして空木
まだ富士は雲の中かななどと楽しく会話する。

さらに溶岩磔と階段状の道を進み額に汗が滲みだす頃に一口水とよばれる場所に着き水分補給の休憩を取る。
ここは展望もよく絶好の休憩ポイントになっており登る人、下る人の多くが一息入れて御嶽山の夏を楽しんでおられるようである。
王滝山まではもう少しで岩道をひと登りし、中央不動を通過してはるか下より見えていた山荘に到着。

一口水 一口水よりガレ場に続く登山道を登る 中央不動…まもなく王滝山荘
登山道に咲いていた花達
ミヤマダイコンソウ コイワカガミ イワベンケイ

王滝山荘にはたくさんの登山者や信者の方がおられこれはかなわぬとばかりに奥宮神社に一礼し、逃げるようにして八丁ダルミへ。
神社裏へ抜けると草木のない殺伐とした風景の中にひときわ高く聳える剣ヶ峰が姿を現わし思わす『おお』の声を出す。
登山道は剣ヶ岳に向けて伸びており地獄谷方面から吹き付ける風がきつくヤッケを羽織って再び歩き出す。

中央不動の登山マップ 賑わう王滝山荘 王滝山より剣ヶ峰

王滝山からは山頂に向けてガラガラの道をエイコラと登り、火祭斎場と二の池への分岐を通過して行く。
さらにガラガラの道を登り、御岳頂上山荘横からでている本日一番の急な登りとなる階段を上がって3067mの頂に到着する。

山頂には奥社が鎮座し、信者の方々や登山者の方がたくさんおられ3067mに登ってきた感激がどうも薄いのであるが、
それを補うかのような独立峰独特の展望には大満足で視線がはるかな北アルプスに釘付けとなる。
剣ヶ峰に向かう登山道 山頂直下の急な階段 山頂にて
山頂より北アルプス展望…眼下に二の池と継子岳、麻利支天山 中、南アルプス展望…富士もひょこりと!
目を釘付けにした北アルプス大展望…これで御嶽山も◎

山頂は登ってくる人と食事休憩をする人でラッシュアワーのように混んでおり、ゆっくりも出来ずに展望写真を撮ったあと逃げるようにして
外輪山周回コースへと足を向ける。 奥社の裏よりガレ場を下り、今は水の枯れた一の池を回るようにつけられている道を歩く、
この周回コースにはいたる所に童子の碑があり三十六童子と呼ばれているそうである。

溶岩が固まったであろうと思われる岩道は歩く人も少なくようやく静かな山を感じることができ、ちょっとしたテーブル岩を見つけて食事タイムを取る。
わまりにはイワウメ、アオノツガザクラ等の高山植物が岩に張り付くようにして咲き乱れており山頂までの道とは一味ちがった雰囲気である。
また外輪山より眺める剣ヶ峰は先ほどよりも威厳があるように見えるのは気のせいであろうか!

外輪山周回コース…下は一ノ池 外輪山からの剣ヶ峰 先行する登山者…人は少ない
イワウメ アオノツガザクラ
ミネズオウ コメバツガザクラ!
イワヒゲ キバナシャクナゲ

花と展望をたのしみながら周回コースの岩道を気持ちよく歩き、三十六童子の塔よりエメラルドグリーンが美しい二ノ池へ急な斜面を下降してゆく。
池の淵を歩いて山荘でちょこっと休憩をし、二回目は無いかもと雪渓を従えた日本一高いカルデラ湖二ノ池と剣ヶ峰を目に焼き付けて王滝へと戻る道へ。

三十六童子の塔 ニノ池へ下る 白山もポッカリと
外輪山三十六童子付近より二ノ池を望む ニノ池と剣ヶ峰
二ノ池からは黒沢登山口への分岐を右に登り、雪渓を横切るようにつけられたトラバース道を行き、火祭場より王滝山に戻る。
12時前なのでまだまだ登ってこられる人が多く、山荘の前は白装束の方や親子ずれの方で賑わっており夏山を感じる。
二ン池山荘本館 黒沢登山口への分岐 王滝へ登るトラバース道

祭日で帰りが遅くなれば割安高速が混むのではと下山ついては久しぶりに飛ばしてみようと山荘前で水分補給をし下りはじめる
中央不動を駆け降りて金剛童子に手を合わせ、あかっはげを通過して大江権現まで一気に下る。
登山口の鳥居より御嶽山に一礼をし登山を終える。

八合目付近より下山路を望む 登山口より御嶽山を振り返る 登山口にさくカラマツソウ