唐松からの不帰ノ嶮は三峰、二峰、一峰と渡って行く。 山頂からのザレ道をしばらく進み三峰を巻いて、尾根を渡り 這い松の中に付けられたザレた道を登りきると二峰の南峰に着く。 ここからが不帰の核心部となるので靴紐を締め直し、体調を整える。 前回ここを通過した時はガスと雨で高度感がわからず、 なんとなく不帰を渡った印象しか残っておらず、晴れの今日は別の 緊張感が沸いてくる。 |
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不帰のアプローチ | ニ峰へ登り | |||||||||
南峰からは細い尾根を少しくだり、やせ尾根を慎重に通過して行く。 北峰までの尾根は両側が切れ落ちており、結構な高度感だ。 大きな畳状の岩と鉄のはしごに突き当たれば北峰の頭で、ここから が不帰ノ嶮の最難関であり垂直の下降となる。 畳状の岩を渡り、鉄のはしごを下だるのであるが、岩の両脇がスパッと 切れ落ちており、はじめの一歩がなかなか出しにくい。 |
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やせ尾根 | ||||||||||
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這うようにして岩を渡りはしごに取り付く。 下り始めると危険な場所には鎖やはしごが 適度に配置され、三点確保の基本を守れば上から見るほど そう怖くない。 途中のトラバースを慎重に通過し、鉄で出来たはしごを渡り、 最後の鎖場を下りきると鞍部に到着する。 鞍部より再び登り返せば一峰頂上だ。12時40分到着。 一峰より眺めるニ峰下りはさすがに険しく、 通過出来た満足感が沸いてくる。 沸いてくる。 はるか向こうから眺めている剣も微笑んでくれているようである。 |
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天狗の大下り(こちらからは大登り)を前に、一峰の頂上で満足感に浸りながらちょっとした昼寝を楽しむ。 剣、不帰、天狗尾根に見られて大の字で見上げる空は青空、時間はゆっくりと流れて最高!最高!最高! 一峰で20分ほどのんびりし出合った登山者に記念撮影をとって貰い鞍部へ。 鞍部より見上げる天狗の大下りはまるで大きな一枚岩のように見え、ため息が出そうな登りだ。 実際に登り出すとハードで何度も途中で立ち止まり大きなため息をだすばかりである。 上部には鎖場もあり、油断のならない300mの登りだ。 息切れをしながら何とか大下りをクリアーし、高山植物と雷鳥に励ませられて2812mの天狗ノ頭に。 |
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翌朝何かの騒ぐ音で目が覚め、外を見てみると大雨…ガク 雨が騒いでいるのだ!ガク・ガク |
山荘では多くの人と一日 かぎりの友人となり、話が はずみます。 山荘での語らいも 山の楽しみの一つです。 花好きの三人娘さん またどこかで お会いできるといいですね! |
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2日目の朝は、ガスと雨で何も見えない状態で、唐松へ向かう人も、白馬へ向かう人も予定を変更し 鑓温泉経由で下山をはじめている。また天狗山荘に停滞する人もいるようだ。 私も白馬三山縦走をあきらめ鑓温泉経由で先人の後を追うように山荘を立つ。 山荘より鑓の分岐までは横風交じりの雨で寒くてしょうがない。 早く温泉に着きたくて大出原を飛ばし、鎖場を慎重に通過して1時間30分程で温泉到着。 しかし温泉は掃除中で入浴できず…ガク。そのまま猿倉に下山し八方で待望の温泉に入り京都に帰る。 京都に帰る。 |
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