唐松岳から不帰ノ険
山行日:2001年8月6.7日
1日目:八方山荘⇒八方池⇒丸山ケルン⇒頂上山荘⇒唐松岳⇒不帰ノ嶮⇒天狗山荘
2日目:天狗山荘⇒鑓温泉⇒猿倉
【1泊2日】
5日午後10時40分京都より夜行列車で白馬に向かう。 車内は空いており白馬に着くまでゆっくりと眠ることが出来た。 明け方車窓より茶褐色に染まる後立山連峰が見え始める、晴れだ! 例年雨で向かえてくれる北アルプスが今年は晴れている。 うきうきとした気分で白馬の改札をくぐり、駅前で登山計画を提出後、八方行きのバスに乗る。 多くの登山者は猿倉に向かうのか八方行きのバスには私一人が乗っただけである。 バス停より雰囲気のある八方の街並を抜け6時20分ゴンドラ乗り場に到着。 ゴンドラの動く7時までまだ時間があるので、昨晩奥さんが作ってくれた弁当をここで食べる。 大変おいしくいただけました。奥さんに八方より感謝。 |
ゴンドラと2つのリフトを乗り継ぎ 八方山荘に7時30分に到着、 気温は12度と少し肌寒い。 八方池に向けて尾根道を登りはじめる。 この道を登るのは今回で3度目であり, 青空の下を登るのは初めてだ。 右に見える白馬三山が素晴らしく、 急登も苦にならない。 岩のゴロゴロした道をしばらく登り八方山ケルン、 第二ケルンを過ぎ、階段上の道を登りきると 逗子開成高校の遭難碑でもある大きな八方ケルンに到着する。 第2ケルンまでは中腹に付けられた道もあり、 家族連れにはこちらの道を選ぶのも良いだろう。 八方ケルンからはなだらかなザレ道を、 鹿島槍、五竜岳、白馬岳にみられての快適トレッキングで 道の両脇には可憐な高山植物も姿を見せ始めて、 青空の下足も軽快に動く。 8時第3ケルン、八方池に到着。 八方尾根を登るのは今回で3度目であるが、初めて八方池と 不帰から白馬三山を見ることができ、ベンチで感動に浸る。 |
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尾根道登山道 | 雲海に浮かぶ白馬三山 | |
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八方山ケルン | ||
これから渡る不帰の展望を十分堪能し、八方池を後に丸山ケルンに足を向ける。 下ノ樺、上ノ樺と呼ばれる美しく涼しいダケカンバ帯を抜けると扇雪渓にで、ひと登りで展望のすばらしい丸山ケルンに到着する。 丸山ケルンには、昨日唐松に止まり下山してきた多くの人が休憩しておりわたしも仲間に入り不帰から白馬三山の展望を堪能する。 |
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丸山ケルンより眺める不帰は大きく、その姿は まるで難攻不落の要塞のようである。 |
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丸山からは道はなだらかになり、高山植物と展望を 楽しみながらの快適山歩だ。這松帯を過ぎガレ場に 架けられた橋を渡ると頂上山荘の裏に出てくる。 |
丸山ケルンでお会いした ご夫婦。夏山を満喫されて おられました。 |
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9時50分頂上山荘到着、喫茶室でおいしいコーヒーを飲む。 山で飲むコーヒーは実に美味く、窓からは剱が望め充実の時間がゆっくりと過ぎてゆく…満足感たっぷり。 山荘の前で簡単な昼食を摂り、昨年登った剱とタップリと会話を楽しむ。剱沢雪渓も八ッ峰も今度はいつ来るんだと話かけてくるようだ。 山荘前にいる多くの人も剱の姿に見とれている。 |
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カッコいい剱岳 | 唐松岳と不帰ノ嶮 | |
2696mの唐松山頂へは山荘の前の道を通り、およそ15分程で到着する。 山頂は360度の展望が広がり、これから渡る不帰ノ嶮が荒々しい姿を目の前に現して来る。10時40分頂上を踏む。 頂上には多くの人が記念撮影や展望を楽しんでおり私も1枚パチリ。 山頂で30分ほどのんびりと展望を楽しみ、いよいよ今回のクライマックス不帰へと向かう。 |