京都紅葉巡り
山科毘沙門堂より大文字山経由で南禅寺

山行日：2021年11月18日
天候：晴れ
メンバー：単独

ルート：ＪＲ山科（10：25）→毘沙門堂（10：38　10：45）→大文字山（12：09　12：24）→
幻の滝（12：38）→中尾の滝（12：53）→火床（13：30　13：34）→法然院（14：05）→安楽寺哲学の道→永観堂
→南禅寺（14：46　14：59）→地下鉄蹴上（15：10）

行動時間：4時間45分　歩行距離：10.1ｋｍ

この時期、青空の広がる仕事休みはじっとしておられずまたまた紅葉巡りへと出かける。
前々回比叡山でカメラの電池を忘れて思う存分の撮影が出来なかった反省を活かし、今回は前日よりバッチリ準備ＯＫ。
古いカメラなのでもしものことを考えてポケットカメラの予備もザックにいれる念の入りようで発進。

気になっている大文字山の北斜面の紅葉を愛でるべく京阪と地下鉄を乗り継いで10：25分山科駅へと到着。
簡単に儀式を済ませてＪＲのトンネルをくぐり、疎水沿いの道よりまずは紅葉名所毘沙門堂門跡へ。

歩きはじめて15分程で紅い森が見えて毘沙門堂門跡へと着く。


疎水沿いを歩く	民家のモミジでカメラＣ	門跡正面

ビユースポットの勅使門の参道にはすでに大勢のカメラマンが我こそはと構えておられる。
私も仲間に入れてもらい人が写らないタイミングを見計らってパチリ！パチリ！　なんとかゲット！

毘沙門堂勅使門参道の紅葉

目的の一つを達成し、大文字山に向けて山科聖天沢沿いの道よりＡコースへと入ってゆく。
Ａコースは杉林の中に続く林道で紅葉・黄葉はほどんど見られない。


山科聖天	沢沿いをゆく	Ａコース取り付き（左は南禅寺へ）

いつものように前期高齢者のカメ足ペースで地面とにらめっこしながら黙々と歩く。
時々見上げると空が高い・・・天高く馬肥ゆる秋、いやいや健康診断でメタボに注意と指摘された山休肥ゆるやで！
足の爪を処理するのも辛いやろ・・早くダイエットせいよ！

ブツブツと自己問答していると突然倒木の壁が進路を遮る。


Ａコース林道	天高く・・・！	倒木の壁

以前より規模が大きくなっておりおっと思うも、先人の踏み跡がしっかりと付いておりルートを探すことなく歩ける。
倒木の上を歩いたり、くぐったりして通過してゆく。なんだか子供の頃の冒険遊びを思い出して楽しいくらいだ

さらに沢沿いをゆるやかに高度を上げるとトレイル経由で山頂への分岐へと着く。

＊Ａコースは大文字山へのべーシックルートであるが、お子さん連れのファミリー登山は避けた方が良いだろう！


倒木帯をゆく	沢沿いの道が続く	分岐・・・山頂へはどちらでも良い

分岐のベンチで休憩タイムをしたあとひと登りして作業林道に登り着く。
このあたりまでくると杉が少なくなり、樹林の間より色付いた木々が姿を見せ始めてパチリ！

作業林道では外人の方とお話する機会がありしばしの談義を楽しむ・・・もちろん日本語で！
ベルギーの方で京都と日本の風景、特に山や森がお気に入りでもう10年以上日本に滞在しているとのこと。
日本の風景をお気に入りなんてなんかうれしいなあ！


樹林の間に紅葉	登山道に黄葉	空には青空

さあ！　大文字山頂へ。　ＪＲ山科駅を出てより1時間40分強を要して京都一周トレイルの四つ辻より山頂に立つ。
大文字山を登りはじめてまだ3年目であるが、今日で15回目の山頂となり日常になる感じである。

平日の山頂であるが結構な賑わいで、三角点にタッチして即北斜面へ下降と思っていたところ山休さんと声がかかる。
なんと稲荷のＲ子さん、すぐに気づかすごめんなさい！・・・桟敷ヶ岳以来の再会で思わす笑顔がこぼれる。


四つ辻	山頂	今日の展望は今一つ

美味しい柿をいただきながらしばらく山談義をして楽しい時間を過ごす。
じつは果物も中で柿が一番の好物なんです。北斜面への下降時には飴ちゃんももらい感謝！

幻の滝付近まで快調に降ってくると山もみじがきれいなグラデーションを見せてくれる。
日差しが届くのをまってパチリの連続！　期待通りの紅葉・黄葉である。


幻の滝	見事なグラデーションを見せてくれる。

沢沿いを中尾の滝へ降ってゆくと、山友しーちゃんのレポで確認していた見事な紅葉・黄葉が待っていた。


中尾の滝へ続く沢沿いの道	見上げると目線を染める紅葉・黄葉	中尾の滝

中尾の滝付近の彩り・・・何度見上げても飽きない！　染まり切る前のこの彩りが一番のお気に入りである。