比良八雲ヶ原
正面谷、奥の深谷、八雲ヶ原で花を愛でる

山行日:2021年8月29日
天候:ほぼ晴れ
メンバー:ヨネちゃん・Iさん・山休

ルート:イン谷口(7:24)→青ガレ(8:35 8:46)→金糞峠(9:52 9:58)→奥の深谷→八雲ヶ原(10:55 11:47)
→北比良峠(12:50)→ダケ道→大山口(14:53)→駐車スペース

歩行距離:9.0km 行動時間:7時間30分


前回の山歩きよりほぼ20日間家ごもりを続けていたのであるが、ストレスが溜まってしまい癒しを求めて比良へ出動。
イン谷の駐車場は利用不可となっており駐車スペースの確保の為、いつもより1時間早く我が家を発進。ちなみにバスは運行中となっている。
感染対策をバッチリとしてノンストップで登山口へ着くと、なんとまさに出発されようとしているヨネちゃん、Iさんと遭遇!


準備と朝ご飯をここで食べる為、先に出発してもらう。ヨネちゃん達は武奈へ登られる予定とのこと。
自身は武奈の予定はなく、八雲辺りで再会できればと見送る。Iさんからは虫よけのオニヤンマのお守りを頂き今日は安心。

朝食後、イロハモミジのトンネルをくぐり、大山口を通過して水場で一息。
ジリジリとした暑さは無いものの蒸し暑さは天下一品で、すでに額からは滝のような汗が流れ出してくる。


駐車スペース イロハモミジのトンネル 大山口

先行するヨネちゃんよりかくれ滝付近の岩壁にイワキボウシが咲いているとのラインをもらい探してパチり!
砂防ダムを幾つか越えて堂満ルンぜ取り付きを無事通過!崩壊地のガレ場にはえぇ!キランソウ?今頃にとパチリ!

前期高齢者のゆっくりぺースで1時間程かけて青ガレに到着。水分補給の大休止!

イワキボウシ キランソウ? 青ガレ

頭の中には目的花であるミヤマウズラが咲き誇っており、青ガレをエイコラ、よっこいしょと登ってゆく。
ミヤマウズラ恋しでなんとツルニンジンをスルーしてしまう・・・!

上部を登り切ると見覚えのあるお姿が! なんとヨネちゃん、Iさんが花を探しながら待ってくれていたようである。
昨年と比べると花の数はすくないもものバッチりと咲いており撮影タイムのスタート!

ヨネちゃんとIさん ミヤマウズラ・・・さすがゴーストバスターズ、何度撮ってもボケてしまう。

目的の花をゲットし、咲き残りのヤマジノホトトギスをパチリとして、正面谷上部のガれた急坂に入ってゆく。
この登りは何度登っても辛くきつい! 途中に咲くヤマトウバナ、ツユクサに元気をもらいながらなんとか金糞峠に登り着く。


ちなみにツユクサは平凡な花であるが、紺と黄色のコントラストが私のお気に入りでもある。
ガレた急な登り・・・浮石に注意 金糞峠とIさん
ヤマジノホトトギス ヤマトウバナ ツユクサ

金糞峠からは奥の深谷へと下降し、三人で沢沿いを花を探しながら八雲ヶ原に向けてテクテク! 
沢からの風が気持ち良く快適に歩ける。ツルリンドウはまだほとんどが蕾であるが、なんとか一輪発見!

JR小屋前では今日の目的花の一つであるキタヤマブシが咲きはじめておりここでも撮影タイム。

金糞峠にて・・・Yちゃんより 奥の深谷沿いを歩く 何度か小橋を渡る
ツルリンドウ キタヤマブシ・・・しっかりとカブトをかぶる

さらに高層湿原へと脚を進めて最後の夏を惜しむように飛び回るサギソウを観賞&撮影!
前回訪れた時よりも木道近くに咲いており、一流の腕を持つIさんは飛び回るサギソウを激写! 私もりパチリ!パチリ!


観賞後八雲ヶ原石テーブルにザックを下し、先生情報のカワラナデシコを三人で探す。
Iさんより声が上がりナデシコ発見!私にとっては西南稜以来8年ぶりの再会で感動の瞬間となる。

八雲高層湿原 撮影タイム・・・ヨネちゃんより 八雲ヶ原
サギソウとカワラナデシコ

夕方帰省より戻る家人を迎えにゆく用事がある為、武奈へ向われるヨネちゃん達と別れて単独下山の予定であったが、
ヨネちゃん達も目的のキタヤマブシをゲット出来たことと、青ガレで私を待つ為にだいぶ時間を使ったことでここより一緒に下山することに!

石テーブルでランチタイムをして食後にゲレンデを花散策しながら北比良峠へ。
流石にマツムシソウはまだのようであるが、オトギリソウ、モウセングサ、ミミカキクサ等が眼を楽しませてくれる。

ゲレンデより本日欠席の武奈を望む 北比良よりマザーレイク展望 北比良峠

ゲレンデ跡、北比良に咲く花達
ミミカキクサ・モウセンクサ・オトギリソウ・ゲンノショウコ・ヒメヤブラン・ハギ属?

この時期の花巡りでは大満足の結果となり、苦手で膝痛に悩むダケ道もみんなで降ればまた楽し。
15時前に大山口に無事下山。

比良駅のHCでカキ氷を頬張り、本日の癒し登山を終える。
ヨネちゃん・Iさん本日はありがとうございました。

アリ地獄トララバース道 ダケ道S字カーブ カモシカ台で一息