赤坂山から寒風
高島トレイル中央分水嶺県境尾根で花を愛でる
山行日:2021年4月21日 天候:晴れ(夏と思える暑さ) メンバー:単独 |
ルート:マキノ高原(8:31)→ブナの木平(9:32 9:40)→栗柄越(10:41)→赤坂山(10:53 10:58)→ 栗柄越(11:10)→県境尾根→寒風(12:08 12:27)→マキノ高原(13:43) |
歩行距離:11km 行動時間:5時間12分 |
山友人のk先生ご夫妻、サスケのママさんが相次いで堂満岳を訪れられており、自身も遅れてはならじと発進。 登山口まで直行、山行中登山者とすれ違う時はマスク着用、挨拶は目線と小声での自己の感染防止対策を確実に守ることが条件である。 |
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一号線の通勤渋滞に巻き込まれると無く、なんと予定よりも30分以上も早く比良へ到着。 山友人のchikaさんの赤坂山のレポートが頭をよぎり出し、エーイと!昨年行けなかった赤坂へと堂満をパスして足を延ばす。 比良からも順調でメタセコイヤ並木を通り、8時20分にマキノ高原へと到着、ちなみに例年より1時間早い。 登山者専用駐車場に車を入れて8時30分、マキノ高原元スキー場を抜けて登山口へ。 |
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登山口からは良く整備された階段状の道をゆっくりと登って行く。 一般の登山者であればなんのこともない道であるが、加齢で体力不足が著しいわが身にはきつい! イワカガミ、イカリソウがを早くも顔を見せくれカメラが一息の時間をくれる、パチり! |
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調子ヶ滝分岐を過ぎると道はようやく穏やかになり、息切れ、心臓のパクパクも落ち着いてくる。 目線にはユキグニミツバツツジも飛び込んでくる。 |
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登山道脇にはニシキゴロモ、タチツボスキレ、そしてお気に入りのシハイの変種マキノスミレも顔を出し始める。 マキノらしいキリッとした立姿を探しては何度も座ったり、寝転んだり! なかなか見つからない! 腰も痛い、しんどい! 納得する姿を撮れずも徐々に標高を上げてゆくと休憩ポインとのブナの木平へと着く。たっぷりと休憩タイム。 |
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ブナの木平からはしばらく沢沿いの道となる。オオイワカガミの群生はまだ蕾が多く見ごろはもう少し先か! イワウチワ(トクワカソウ)の一つ目の群生地に花は無し・・・終わっていた。 石畳より砂防ダム付近にはポツリポツリとカタクリが咲き、マキノの立ち姿も見られる。 そして今日のお目当ての一つオオバキスミレの登場。流石に花の赤坂山期待を裏切らない! |
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さあ!次は一昨年に見つけたシロバナスミレサイシンを探しながら登山道脇に目をこらしながら標高を上げてゆく。 オオバキさんは結構咲いているのにサイシンさんは結局見つけること出来ず。眼も老化が進み見逃しているのであろうか! 二つ目の群生地に咲き残っていたイワウチワをパチリ。鉄塔横の灌木帯から若狭の国との分岐栗柄越へと進む。 |
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栗柄越より赤坂へは穏やかな稜線のスカイトレッキングとなる。 稜線にチラホラと咲くオオバキスミレやニオイスミレを愛でながら10分少々で頂に到着。 山頂には先行者が二名おられるが、密では無く水分補給タイム。 雲海に霞む伊吹山をパチリとして滞在5分程で栗柄越と戻る。 |
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栗柄越からは大斜面を登り返すと展望満点、中央分水嶺県堺尾根の緩やかな稜線が続く。 いくつかのアップダウンはあるものの稜線にはカタクリ、スミレが絶え間なく咲いており快適なフラワートレックングとなる。 |
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寒風に向けて最後の登りをクリアしてブナ原始林に入ってゆく。 空気がひんやりとして気持ちが良く、稜線では蕾であったミヤマカタバミが花を広げ、トクワカソウもチラホラ! |
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ブナ原始林を抜けると展望抜群の寒風に着き、眼下にマザーレイクを眺めながらここで待望のランチタイム。 赤坂登山歩道の登りで相当時間を要したので、当初予定していた大谷山は当然のごとくパスと言うより体力不足で断念。 |
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20分後マキノ高原に向けて下山をはじめる。楽しみは快適なブナ林下りとヤマエンゴサク…咲いているかな! いつもの群生地にはすでに花は咲いていなかったが、なんとか一株を見つける。 赤坂山登山道ではあまり開花のなかったイワカガミも下山道では結構咲いておりパチリの連続。 展望所でマキノ高原を眺めて、西山林道分岐より元スキー場へ下山。 |
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