京都西山
小塩山保護区でカタクリを愛でる

山行日:2021年4月11日
天候:快晴
メンバー:山仲間さん(M2さん かおりさん 洛西オヤジさん しーちゃん、Kさん Iさん 復活さんと友人さん)と山休

ルート:大原野神社→花の寺→西山山荘→大暑山→炭ノ谷→Nノ谷→小塩山仮山頂
→天皇陵道→トラバース道→花の寺参道→大原野神社
歩行距離:7.8km ルート図はGPS不良の為アップ出来てません


山の友人ヨネちゃん企画の西山カタクリツァーに参加すべく、集合場所の大原野神社へと車を走らす。
残念ながら発起人のヨネちゃんは体調不良の為参加されないことになったが、各方面より私を含めて9人が大原野神社に集う。

今回は地元のレジェンド洛西オヤジさんと3日前に保護区を訪問されている鉄人のかおりさんの参加がありとても心強い。

花の寺からは舗装道路をショートカットして登山口のある西山山荘へ。


花の寺山門 花の寺(小塩山 勝持寺) 西山山荘

取り付きに鎮座されているお地蔵さんに登山の安全祈願で合掌!
緑の濃くなった樹林帯をひたすら登り、標高が上がると関電鉄塔路の開けた場所より京の名峰比叡山が展望できる。
この辺りまで登ってくるとミツバツツジが目線を楽しませてくれる。


お地蔵さんに合掌 京の名峰比叡山 ミツバツツジ

気持ちのよい登山道をス少し息切れをしながらもさらに標高を上げるとシュンラン観賞ポイントに着く。
先日の下見時に確認していた五姉妹のシュンランがキッチリと咲いてくれており撮影タイム。

皆さん満面の笑みで花をバッチリと撮影をしておられる。
廻りにはお気に入りのシハイスミレも顔見せてくれておりパチり!パチリ!

気持ちの良い登山道 シュンラン シハイスミレ

まずは一つ目の目的花をゲットし、次はカタクリとさらに標高を上げて二股より老ノ坂方面へと進み自生地へ
一週間前よりは花数が増えているだろうと思っていたのであるが、思っていただけに終わってしまう。

それでも若く元気なIさんとKさんは下の方まで散策に行かれて執念の撮影でゲット!
シニアグループの山休は足元の一輪で満足・・・戻って来られるまでいたわりの休憩タイムをもらう。


老ノ坂へ・・本能寺ではなく自生地へ Iさん激写ポーズ 足元の一輪

大暑山へは時計反対廻りで山頂を踏む。 ここで登頂記念撮影! 低くても今日初めてのピーク!
撮影後、緩やかな稜線を小塩山方面へと進み、ウグィスカズラの咲く途中の広場で簡単な食事タイム。


大暑山にて ウグィスカズラ 撮影タイムの女性陣

再スタート後はミツバツツジ、シハイスミレ、スミレを愛でながら大原野市有林の管理道路をテクテクと歩く。
道路沿い右にある小塩山への分岐より山道へ入り、少し登ると保護区炭ノ谷となる。


大原野私有林の看板より舗装道路歩き 小塩山への分岐 保護区 炭ノ谷
ミツバツツジ シハイスミレ タチツボ・スミレサイシン?

炭の谷に入ると先日は頭をたれていたカタクリのほとんどがイナバウアーをしており、
これ以上の密は無いほどに競い合っている。今までに見たこともない圧巻の花風景である。

訪れている方も多く、マスクを付けて観賞、撮影タイムのスタート!
下まで降ると二リンソウ・ヤマルリソウ、ミヤマハコベも咲いており、真打のギフチョウも飛来で至福の時間を過ごす。


炭の谷で至福の時間を楽しませてくれたカタクリ、二リンソウとミヤマハコベそしてギフチョウ

皆さんお腹、いや心いっぱいに満足されたようで笑顔満点。 Nの谷へと脚を進める。
アセビのトンネルをくぐってゆくと5分程で到着。自身の目的は先日花を閉じていたシロバナカタクリ・・・今日はどうか!

バッチリと花を咲かせており、きれいな横顔を無事カメラに収めて目標達成!
保護に尽力されている西山ネートワークの方々に感謝のありがとう!

Nの谷 シロバナカタクリ イナバウアー

二つの保護区でカタクリ三昧をし、皆さんもう満腹とのことで御陵の谷はパスし小塩山山頂へ。
電波塔を巻くように管理道路を歩き、分岐を淳和天皇陵へと入ってゆく。

山頂は宮内庁管轄で立ち入ることが出来ないので、御陵裏にある仮の山頂で記念撮影!

御陵の谷との分岐・・・左へ 淳和天皇陵 小塩山にて・・・かおりさんより

下山は良く整備された天皇陵道を9人トレインで快適に降り、途中に咲くシュンラン三家族をみんなで撮影!
トラバース道より川筋へと降り、畔道に咲く山野草をパチリとして花の寺参道に着地し本日の西山花巡りを終える。

皆さん本日は楽しい一日をありがとうございました。
天皇陵道取り付き 快適な道が続く天皇陵道 トラバース道を川筋へ
シュンラン キンポウゲ ニホンサクラソウ
*ブログに大きめの写真で簡易アップしています。