京都トレイル西山コース
保津峡より小倉山、嵐山公園、松尾山を経て鈴虫寺へ

京都一周トレイルの仕上げをしましょうと相棒ミーとマン氏の誘いで西山コースを歩くことに！ 阪急嵐山の駐車場に車をキープして、JR嵯峨嵐山よりスタート地点の保津峡へ電車で運んでもらう。 9時40分にJR保津峡駅に到着し、トイレを借りて儀式を済ませ落合橋へ。

渡月橋より小倉山を望む 朝はまだ人も少ないメインストリート JR保津峡駅

駅広場の残り紅葉をパチリとして、保津峡を右眼下に見ながら舗装道路をしばらく歩くとトロッコ保津峡へと着く。 ＪＲ保津峡駅は峡谷を跨ぐように造られており秘境駅と言っても過言ではない！

広場の残り紅葉 愛宕山登山口（ツツジ尾根） トロッコ保津峡

川下りの船とトロッコ列車が来るのを待つもなかなか来てくれずシャッターチャンスは無し！ しかたがないのでさらに舗装道路をテクテクしていると下方より歓声と船を漕ぐ音が聞こえてくる。　パチリ！ トンネル手前の清滝川との合流点展望所に寄り道をして保津峡をパチリ！

川下りの船・・・気持ちいいだろうなあ！ 展望所はトンネル手前を右へ 展望所より保津峡

展望所よりそのまま進むとトンネル反対側にでるだろうと安易に進むと道が崩れていて× 通行止めの案内を信用して下さい・・・急がば廻れです、相棒さん！いや山休さん！ トンネルまで戻り通過すると落合橋で清滝方面と六丁峠への分岐となる。

展望所でくつろぐ相棒 相棒の上に山黄葉と青空 清滝へは川原沿いへと降る

西山トレイルは舗装道路歩きが続き、いくつものヘアピンカーブを繰り返しながら標高を上げてゆく。 結構な急こう配で、おろしたての登山靴はまだ馴染まず足首が痛い！ならし履きの選択ミスかなと顔をしかめる。 退屈しのぎで山黄葉をパチリ、パチリとしているとやがて鳥居本への分岐になる六丁峠へと着く。

西山コースは舗装道路を歩く 青空と山黄葉 六丁峠

京都トレイル西山コースは六丁峠より鳥居本へがメインであるが、小倉山の頂を踏んで嵐山に降ろうと山道へ入ってゆく。 パークウェイと平行するように付けられているルートを進むと、やがて小倉山への石畳の道になる。 まだまだ楽しめる紅葉を愛でながら長い坂道を進むと右手に小倉山への標識を確認。

小倉山への登山道 振り返ると愛宕山への稜線 登山道はパークウェイと平行 紅葉 小倉山へ続く石畳 山頂への案内板

小倉山は標高296ｍで登ってきたとの感動は薄く、百人一首ゆかりの頂に踏み跡を残したのみ。 一息入れた後、途中の開けた場所で叡山をパチリとして嵐山公園へ下山へ。

小倉山山頂 叡山を望む 下山道

嵐山公園への下山道は良く整備された一本道で危険な場所もなくスイスイと歩ける。。 公園に入ると残り紅葉を楽しまれている観光客の方が多くなり、マスクを装着して渡月橋を渡る。

眼下に渡月橋を望みながら降る 嵐山公園の紅葉 失礼します。

ちょうどランチタイムなのでレストランを探すもどこも満員で密のよう！　そして高い！ 桂川沿いに露店が出ており焼きそばを購入して済ます。山のランチにすればご馳走とも言える。 ランチ後は松尾山を目指して西山コース26番より登山に入ってゆく。 一度下山し、里恋いしの気持ちでテンショウンが上がらずの心を真っ赤に染まった紅葉が元気を出せと励ましてくる。

ランチはB級グルメで 西山コース26番登山口 真っ赤に染まる木

樹林帯の道を登ること30分程で松尾山と苔寺への分岐に着く。 松尾山へは周回路の道がついており、時計逆廻りで山頂を踏んで再び分岐へと戻る。 分岐より苔寺は京都一周トレイルで唯一歩いていないルート、ここを歩けば完歩となりミッション達成！

苔寺と松尾山への分岐 山頂はトレイル35番 苔寺への下山路

何度かのアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げてゆく。 道は良く整備されているものの小さな登りの繰り返しが結構足にきて道のりが長〜く感じる。 標高が低くなると竹が目立ちはじめて竹のトンネルを通過すると下山口に着く。 嵐山を出て約1時間30分、ようやく到着した感じである。

整備はバッチリ 竹のトンネル 下山口（苔寺側登山口）

最後に西芳寺（苔寺）、一時話題になった鈴虫寺の門前に寄り道をして、阪急松尾大社駅で本日にトレッキングを終える。 深草トレイル、東山トレイル、北山トレイル、西山トレイルと歩いて京都一周トレイルメインコースの完歩となる。

西芳寺（苔寺） 鈴虫寺（まだまだ人気で行列が絶えない）