高島トレイル百里ヶ岳
新道より百里ヶ岳、中央分水嶺、小入谷林道、鯖街道紅葉を愛でる

山行日:2020年11月8日
天候:曇り
メンバー:単独
ルート:新道登山口(9:40)→シチクレ峠(10:55 11:00)→分岐→百里ヶ岳山頂(11:40 11:55)→根来坂峠(12:33)
→ビューポイント(12:56 13:05)→焼尾地蔵(13:14)→百里小入谷登山口(13:36)→新道登山口(13:55)
行動時間:4時間15分 歩行距離:9、2km


毎年恒例にしている百里ヶ岳、小入谷林道の紅葉、黄葉を愛でようと登山口のある針畑へと車を走らす。
湖西道路堅田より途中に抜けて鯖街道を北上。梅ノ木町を左折してすれ違いの厳しい針畑川沿いの県道783号を慎重に走行。

針畑ルネッサンスセンターでトイレを借りて儀式を済ませ、9時30分新道登山口に到着。
武奈ヶ岳登山口の坊村くらいまでは晴れていたのであるがどうも怪しい雲行きに!


プーさんの生活圏に入らせてもらう為、鈴を付け普段は使用しないストックを両手に持って登山口を出発。
得意技の一つであるカメ足歩行で紅葉、黄葉が盛りの取り付き入の斜面を登ってゆく。


目に映る紅葉、黄葉は素晴らしいのであるが、日差しが届いていない為か少し華やかさに欠ける。

新道登山口 取り付きより紅葉、黄葉が目を楽しませてくれる。

百里新道は急な登りは少なく、尾根筋のアップダウンを何度か繰り返しながら標高を上げてゆく。
カメ足歩行は快調で得意の立ち休憩もなくP805を通過、南沢への分岐シチクレ峠に約1時間15分で到着して一息入れる。

新道の紅葉、黄葉は見事で今まで一番と思えるが、日差しの無いのがちとマイナス点か! でも満足!

新道風景と南沢への分岐シチクレ峠
新道を彩る紅黄葉・・・光よ、光が欲しい!

シチクレ峠からは尾根状の急な登りとなり、ガマンの連続で高度を上げると中央分水嶺高島トレイルと合流する。
東側の開けた尾根筋からブナ林を登り続けると一等三角点のある山頂となる。


シチクレ峠からの急坂 おにゅう峠からの道と合流(高島トレイル) 山頂へブナ林を登る(すでに落葉)

この山頂とは相性が悪いのか、7回目の今日も青空がなく通算2勝5敗である。
長居しても青空になる気配が無いのでおにぎりを頬張り、三角点に嫌味をつぶやいて15分程で山頂を後にする。


山頂 三角点 若狭駒への縦走路に紅一点

ブナ林を降り、東側の開けた尾根筋まで来ると一瞬光が差し南斜面が輝く・・・いやみが効いたかなと慌ててパチリ!
山紅葉・黄葉はこうでなければと絶景をゲット! 一枚だけであるが!

山頂よりブナ林を下る 東が開けた尾根筋 百里南斜面に光が!

少しだけ満足して中央分水嶺をテクテク、、白石山へ登り返して根来坂峠へと抜けてゆく。
根来坂峠は昭和のロマンがあり好きな峠である。

ブナの老木はすでにその生涯を終えており、山休より先に逝ったかと感傷的になる・・・お地蔵さまに合掌!

白石山への登り返し 根来坂峠(お地蔵さんとブナの老木) 鯖街道の新標識

根来坂峠からはおにゅう峠に寄らず小入谷林道と平行するように続く旧鯖街道を降る。
紅葉を愛でながら林道へ飛び出し所がビュ―ポイントとなる。

旧鯖街道 パチリ! 下方に林道
ビューポイントより

目的の黄葉をなんとかゲットして林道脇の鯖街道を焼尾地蔵へと下り、
林道を少し歩いて標識に従って鯖街道に入り大倉谷杉の植林地より小入谷山村へ下山。

バス停手前の橋を渡りショートカットして小入谷越登山口へと戻る

焼尾地蔵 小入谷林道 林道からの山黄葉
林道より鯖街道へ 大倉谷杉登山口 小入谷の原風景

帰路は朽木廻りの安全ルートを走り、途中、伊香立中西より迂回路から渋滞を避けて湖西道路に入り午後4時40分に帰宅。