ここ最近腰に違和感があり大文字山界隈で調整登山(3回)を続けていたのであるが、リンドウを見逃してはならじと
午前7時前に枚方を発進し、渋滞に巻き込まれることもなく順調に走行して登山口のある大津ワンゲル駐車場に8時前に到着。
いそいそと準備をして、いつものように登山口にあるカマブロ滝に入山の挨拶。
暑くもなく、寒くもなく山歩きには最適の気候で、山休にしては珍しく順調に足が進みリフト道分岐から神璽ル―トに入り滝分岐に着く。
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本日のルート(クリックで拡大) |
カマブロ滝 |
神璽谷分岐 |
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分岐で一息入れた後沢沿いを快適に歩き、いくつかの砂防ダムを越えて白ガレを通過、比良明神の赤鳥居に合掌。
いつもならすでにバテはじめているのであるが、ゆっくりペースが幸いし息切れもあまり無い。
得意の立ち休憩も無しで時間も短縮されているようである。このペースがシニアの山休にはあっていそう?
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沢沿いに穏やか道がしばらく続く |
白ガレ |
比良明神の赤い鳥居 |
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明神の赤鳥居より本流に降りて砂防ダム横のロープ場を三点支持でクリアし、小橋を渡って川原へと着地。
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左岸の次郎坊へのバリルート直下より高巻いて本流へと戻り、大岩、小岩の間をアケボノソウを探しながら高度を上げる。
ダイモンジソウは結構咲いているのに昨年たくさんの花を付けていた株は今年はサッパリで残念。
期待は谷ルートの二段滝付近と蟻地獄への道標三角岩より北比良への枝沢に入ってゆく。
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本流へ戻る |
岩が重なり合う本流上部 |
北比良への道標三角岩 |
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谷ルートの二段滝を覗くとアケボノソウは咲いておらすダイモンジソウも終わりかけ。
このまま谷筋を遡上しても花は無いようなので、安全策の尾根コースをヨイショと登り、ニードルより尾根側に逃げて
我慢の登りでダケ道合流点より北比良に着く。
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谷ルート二段滝 |
尾根ルート |
ダケ道合流点へ最後の登り |
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大津ワンゲルPを出てより2時間弱での北比良到着は何年かぶりで、花の撮影が少なかったにしても上出来である。
腰に爆弾を抱えている方が焦らずスムーズに歩けたのか、はたまた若返ったのかと思わず錯覚してしまう。でもニヤリ!
北比良で久しぶりに見る琵琶湖の雲海をパチリとしてクマさん道(先生命名)より高層湿原へと下降する。
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湿原の桟道は傷みが激しく渡ることは止め、まだ咲き残っているウメバチソウを観賞して八雲の石テーブルにザックを下す。
廻りをしばらく散策してリンドウを探すもまだトルネード状態のものばかりで下山時に期待。
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武奈山頂へはイブルキのコバルートを選択し、紅葉の確認と小滝を楽しみながらカメ足でゆっくりと登ってゆく。
冬道との分岐を過ぎるとブナ原生林の中を歩く快適なトレッキングとなる。
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イブルキのコバ |
連続する小滝のひとつ |
染まりはじめたブナ原生林 |
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コヤマノ岳との分岐を過ぎると山頂への最後の登りで頑張り所、ここがいつもキツイ!
歯を食いしばりながら登っていると上よりにこやかに降ってくる美人が・・・なんと生駒さんである。
山休よりも遅い時間にイン谷口を出発されており、ここでお会いするとはなんと足の速いお方である。
ヨネちゃん、先生ご夫妻も続いておられるとの情報と若きパワーをもらい山頂へ。
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何時も笑顔で元気な生駒さん |
山頂への最後の登り |
武奈山頂 |
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暫くすると西南稜より比良500回登山達成済の達人ヨネちゃん、
ご夫婦で武奈ヶ岳登頂200回へのリーチをされている先生ご夫妻が到着される。
記念撮影をし、琵琶湖や伊吹山の展望を楽しみながら至福の時間を過ごす。
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西南稜より到着のヨネちゃんと先生ご夫妻 |
集合写真(ヨネちゃんより) |
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下山は元来た冬道を降り、鞍部より武奈にお別れをして色付き始めたブナの原生林を気持ち良く通過してゆく。
途中より元スキー場パノラマコースへと抜けて琵琶湖を望みながら八雲ヶ原へ下降。
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鞍部より武奈を望む |
色付きはじめた原生林 |
元スキー場パノラマコース |
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午前中はまだ夢の中であったテーブル廻りのリンドウはようやくお目覚めのようで大きく花を咲かせている。
早速撮影タイムのスタートでパチリ!パチリ!
北比良へ向かう元ファミリーゲレンデにはオオバキスミレ、センブリも加わり花園トレッキングとなる。
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最後は苦手にしているダケ道であるが、今日はヨネちゃん、先生ご夫妻と色々な話をしながらの下降となり
あっと言う間に大山口に着地の感じであった。
ヨネちゃん、先生(奥様)楽しい一日をありがとうございました。
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北比良より武奈を振り返る |
マザーレイクを眼下に |
ダケ道を降る |
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