比良武奈ヶ岳
正面谷よりコヤマノ岳経由山頂、ダケ道下山

山域:比良
登頂回数:89回
天候:晴れ後曇り 風も無く暖かい一日
メンバー:木村先生ご夫妻・ヨネちゃん・しーちゃん・Oさん・山休
ルート:イン谷(8:28)→青ガレ→金糞峠(9:58)→ヨキトウゲ谷→コヤマノ岳(11:20)→武奈山頂(11:54 12:41)
→八雲ヶ原(13:38)→北比良峠→大山口(15:16)


午前7時過ぎ今年初めての比良武奈ヶ岳登山に向かう為枚方を発進。
国道一号線、阪神高速、湖西道路を渋滞もなく順調に走り午前8時20分登山口のイン谷口に到着。
トイレ前駐車スペースには全く雪が無く開いているスペースに無事駐車。

今日は山仲間さんのヨネちゃん、先生ご夫妻、しーちゃん達も武奈とのメールをもらっていたのであるが出発には遅れた模様。
急いで準備をし、前回の反省よりアイゼンをしっかりとバックに放り込んで8時28分金糞峠に向けて出発。
まるで晩秋気配をおもわせるようなイロハモミジのトンネルをくぐってゆく。

トイレ前駐車スペース イロナモミジのトンネルをくぐってゆく 大山口

前日御前様の毒素を抜くように気合をいれて大山口を通過。 前方に砂防ダム見えたところでこちらに手を振るヨネちゃんを確認。
なんとか追いついたようであるが、ここで合流しなければこの後バテバテになった身体は心が折れて山頂まで持ったかどうか?

先生ご夫妻をはじめ今年はじめてお会いする山仲間のみなさんと新年の挨拶をしトレインに入れてもらい青ガレで一息。


奥様を先頭にトレイン 雪の無い青ガレ…この時期に雪なし! 青ガレに取り付く山仲間さん

青ガレを三点支持でクリアし、まばらな雪景色の中をエイコラと登ってゆく。
雪がある方が登り易いと思いながら少し遅れて交通の要所金糞峠に到着。いつものようにここはキツイとフーとため息。


一月とは信じられない正面谷の風景 金糞峠

金糞峠からは一旦奥の深谷へと下降。この辺りは昨日積もったのであろう新雪がきれいな雪景色を見せてくれる。
深谷の流れに架かる小橋を慎重に渡り、牛コバ分岐よりヨキトウゲ谷へと入ってゆく。


沢に架かる小橋は見た目ではわかりにくい凍った部分もあるので注意が必要!
北西に位置するこの辺りは雪景色が残る 小橋を渡る 牛コバとの分岐

ヨキトウゲ谷途中より王道コースに別れを告げて武奈への最短コヤマノ岳南尾根コースへ。
ルート途中では自然が作り出す芸術を楽しむことも登山の良い所。自然は本当に偉大である。


ヤマノ岳南尾根へ小橋を渡る 雪が作る唐草模様 標識を銜えてイルカ?カモ!

コヤマノ岳南尾根ルートは我慢の登りが続き息切れの連発となる。
杉と檜の混合林を黙々と登り、ブナ林が広がり出すとやがて中峠からの道と合流し、目の前にクランンが大きな翼を広げる。

バテ気味の山休とは違いしーちゃんやヨネちゃん、Oさんそして武奈182回目のご夫妻は余裕そのもの…山休に喝!

混合林登る 上部はブナ林が広がる クラウンが出迎え

展望を楽しみながらコヤマノ岳稜線、そして昨日の新雪で埋まったブナ林を気持ち良く歩く。
鞍部からは青空を背景にどかっと構える武奈ヶ岳の姿をパチリ! その姿にあっぱれ!

コヤマノ岳 新雪を歩く 武奈ヶ岳の雄姿

いよいよ山頂に向けて最後の登りは冬道ルート。
山頂に着く前に自然現象を処理しておこうと一旦ルートより離れ、遅れを取り戻そうとした途端に両足が攣ってしまう。
すぐに回復したものの結局遅れていまい二度目の喝!喝!


到着した山頂は薄曇りながら360度の展望が広がり、鈴鹿はもちろん、白山に御嶽山、乗鞍までもバッチリ!
北西斜面には樹氷も残り・・・あっぱれ!とパチリ、パチリ!


*押すだけデジカメでは展望写真は撮れず!
北西斜面には樹氷も!
武奈山頂と記念写真(ヨネちゃんより)

風もなく穏やかな山頂で展望を楽しみながら食事をし、下山はパノラマコースより八雲ヶ原、北比良へ。
苦手で長いダケ道をおしゃべりしながら下るとあっと言う間の1時間。


八雲ヶ原 高層湿原 北比良峠

比良HSで打ち上げをし、本日の比良登山を終える。
木村先生、奥様、ヨネちゃん、しーちゃん、Oさん本日はありがとうございました。