比良神璽谷
旧リフト乗場より花を探して神璽谷を歩く

山行日:2019年3月24日
天候:小雨、小雪の寒い一日
メンバー:単独
ルート:大津ワンゲル駐車場(10:05)→旧リフト乗場→神璽の滝→比良天神→
蟻地獄分岐三角岩→北比良(12:35)→大山口(13:25 13:55)→駐車場(14:15)


久しぶりの山歩きは花を求めて比良へ、青空の広がる枚方を7時50分ちょうどに発進。
阪神高速京都線より湖西道路に入り、堅田付近まで来るとなんとワイパーの使用がはじまってテンションが下がり始める。

大津ワンゲル駐車スペースに車を停めるとなんと本降りの雨に! なんということか!
心が折れるのをなんとか慰めて1時間程時間待ちをし、小雨になったのを確認して10時05分ザックを担ぐ。
まず何時ものようにカマブロの滝に入山の挨拶。沢沿いの道をゆっくりと歩き、アセビをパチリとしてリフト道分岐へ。

カマブロの滝 沢沿いを歩く アセビをパチリ

リフト道との分岐より定番コースにしている神璽谷へと足を向ける。10分程進むと神璽の滝分岐に着く。
神璽の滝はこのコースで外せないビュー-ポイント!
比良の名滝の一つであるが寄り道をする人も少なく道が荒れ気味で慎重に下る。・・・そして絶景をパチリ!


リフト道との分岐 神璽の滝分岐 神璽の滝

ルートに戻り登山道からは死角になっているが、神璽谷ルートでは一番早くイワウチワが咲くポイントを確認!どうか!
なんと10輪程が咲いており、滑落しないようにしっかりとカメラに納める。ショウジョウバカマもバッチリ!
結局イワウチワもバカマも咲いていたのはここだけであった。

いつもの場所で早咲のイワウチワ ショウジョウバカマ

分岐からは左に比良天神の石灯篭を見て神璽滝上部の沢を渡る。
次第に積雪が目立つようになり、比良天神あたりでは5センチほどの積雪になってくる。
新雪を踏みしめながらミスミソウを探すもゲット出来ず。


積雪が目立つ登山道 天神手前のトラバース道 比良天神

比良天神の赤い鳥居に着き合掌し、本流へと降る。
この寒さと雪ではバイカオウレンもまだ咲いていないだろうとロープ場の群生地で探すとなんと
雪の中に二輪の白い花が!
良く咲いてくれていたなあとテンショウンがアップ! パチリ!


神璽谷本流 二輪のみのバイカオウレン ロープ場

最盛期にはイワウチワで彩られるロープ場登り、少し緊張感のある小橋を渉る。
ここより上部は積雪で花は期待できず右岸を高巻いて本流へと戻り、三角岩へと向かう。
新雪でトレースは無く足元に注意して進むと蟻地獄へと分岐となる。

砂防ダムに架かる小橋 三角岩へのルート…トレースは無し 蟻地獄への分岐三角岩

北比良へは尾根コースより蟻地獄側面に抜けてダケ道分岐へ。
取り付きの斜面でこずりながらも上部のニードルを眺めながらダケ道分岐より北比良へと到着。

取り付きの斜面 神璽谷ルート上部のニードル 北比良はグレーゾーンに

当初は釈迦岳廻りで下山と考えていたのであるが、青空も期待できず心も折れ気味の為ダケ道より即下山。
大山口でラーメンを作り遅めのランチをして神璽谷花散策ハイクを終える。
ミスミソウには会えなかったが、イワウチワ、バイカオウレン、ショウジョウバカマをゲットでき良しかな!

比良駅前のHSでコーヒータイムをしていると山仲間のヨネちゃん、しーちゃんが下山して来られ楽しいひと時を過ごして一日を終える。