熟年夫婦のフランス紀行
ルーブル美術館とオランジェリー美術館
観光日:2018年5月29日(月)
五日目の行程:ルーブル美術館→オランジェリー美術館→コンコルド広場→シャンゼリゼ大通り→凱旋門→オペラ座
ルーブル美術館:元王宮跡を利用した世界最大級の美術館で来館者数も世界一、モナリザ・ミロのビーナス・サモトラケにニケ等がなど有名。
オランジェリー美術館:モネの睡蓮があまりにも有名であるが、印象派からエコール・ド・パリ派の名画も多数展示されている、個人的にはユトリコが楽しみ。
シャンゼリゼ大通り:有名ブランドの店が軒を並べ大勢の観光客で賑わう。凱旋門がランドマーク。
5日目、フランスへ来たからにはルーブルは外せないとモーニングバイキングの後メトロを乗り継いで最寄り駅へ。 メトロよりそのまま地下道を通り逆ピラミッド広場に出るとすでに長い行列が…少々の入場待ち。 流石に世界最大級の美術館、世界各地より集まった大勢の観光客であふれかえっている。簡単なセキリティチェツクを受けて入場。 観たいものを絞って巡ることに! モナリザ・ミロのビーナス・オダリスク・民衆を導く自由の女神・サモトラケのニケである。 ここで時間をとるよりも個人的にはオランジェリー美術館を優先的したい為である。 |
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モナリザは流石に一番人気なのであろう丁寧に道順が示されており、それに従って進むと大勢の人だかり…モナリザの展示スペースである。 流石にダ・ビンチ会心のほほ笑みは世界中の人達を魅了しているようだ。ちなみに吾輩は少しタイプが違うのであるが! 『モナリザ』と目線を合わせた後、ドラクロアの『民衆を導く自由の女神』を探して古典絵画の展示スペースドゥノン翼を巡る。 |
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パンフレットに記載された展示場所を探してもなかなか見つけられず、オダリスクやナポレオン一世の戴冠式は すぐに見つけらたのであるが自由の女神が展示スペースに無い…? おかしい! 係り員の方に展示場所を聞くと下の階に移動しているとのことで探すもも分らず。 ちょうどスペインからの御夫婦も同じ絵を探しておられいっしょについて行くもぐるっと回って堂々巡り。 |
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時間がもったいないので次のターゲット彫刻の展示スペースシュリー翼へと移動。 まず最初に『サモトラケのニケ』が階段中央部でデーンと居座りその存在感を見せつけてくれる。 次の間に進むと古代彫刻の代表『ミロのビーナス』が…モナリザに勝るとも劣らぬ人気である。 |
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もう一度絵画の展示スペースに戻り、係りの方に再度尋ねると地下の別会場で特別展示との事…チケットも別らしくあきらめる。 だいぶ歩き廻りお腹も空いてきたので館内のフードショップでフランスパンとロースハムのサンドを購入し退館。 納得したような満足したようなようわからない気持ちであったがとりあえずルーブル観賞を終える。 |
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コンコルド広場、オランジェリー美術館へ続く公園のベンチで先程買ったフランスパンサンドでオープンランチ。 公園内は大勢の人達がのんびりとした午後のひと時を楽しんでおられる。 |
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公園内をブラブラと歩き、コンコルド広場手前を左に折れるとモネの睡蓮の間で有名なオランジェリー美術館である。 そんなに大きな美術館ではないが、その所蔵品は印象派からエコールドパリまで絶品ぞろいとのことで期待感が高まる。 セキリテェックを受けて入館すると睡蓮の間のスケールにまじ圧倒される。 ベンチに座りため息! |
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地階に下りると最初がルノアールの部屋。ピアノを弾く少女達をはじめルノアールの優しいタッチの絵がズラッと並ぶ。 あまり見ることのない花や果物をモチーフにした絵も素晴らしくやっぱり凄い天才だなあとあらためて思う。 今日は月曜日で来館者も比較的少なくゆっくりと観賞することが出来至福の時間を楽しむ。 |
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次にセザンヌ、モネ、マチス、ピカソ、モジィリアーニと続き時間の経つのを完全に忘れて見惚れる。 特にモジィア―ニのポール:ギヨームの肖像はめったに見れない男性画で不思議な感動が湧いてくる。 |
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そしてクライマックスはモーリス・ユトリロの部屋である。 今回のフランス訪問で一番の楽しみにしていたユトリロの絵画! 部屋に入った途端に心臓がドキドキ、パクパク! 日本での展覧会、美術館で何度も見ているのであるが感動が爆発! 白の時代、色彩の時代…最高! |
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退館後はコンコルド広場を眺めながらしばらくボーとした時間を過ごす。 オルセー美術館、ルーブル美術館と巡ってきたのであるがここオランジェリーが吾輩にとっては一番であった。 シャンゼリゼ大通り→凱旋門→オペラ座へと続く PS・・・絵画はパブリックドメイン 写真はフラッシユなしでOKであるが廻りの迷惑にならない様にすることが基本。 |