鈴鹿綿向山
珍変木幸福のブナへ初詣登山

山域:鈴鹿
登頂回数:13回
天候:曇りのち晴れ
メンバー:単独
コース:御幸橋駐車場(9:30))→ヒミズ谷登山口(9:48)→アズミ休憩小屋(10:30 10:35)→5合目小屋→
7合目(11:23)→山頂(12:00 幸福のブナ往復ランチ 12:35)→5合目小屋→駐車場(13:49)


天候も良いようで、体調まあまあ、それではと今年の初登山に恒例の綿向山幸福のブナへと向かう。
午前8時10分枚方を発車し、第二京阪より名神を北上、竜王からは下道を走って御幸橋の駐車場に9時過ぎに到着。

amazonで調達したアイゼンを調整し、9時30分ヒズミ谷登山口へ向けて出発。
西明寺川沿いの道を順調に歩き、砂防ダム横より林道へと上がしばらく進むとヒズミ谷登山。路面に薄っすらと雪化粧。

西明寺川左岸を歩く 前方に大きな砂防ダム ヒズミ谷出合小屋

ヒズミ小屋で早めのアイゼンを装着し、谷に架かる鉄製の小橋を渡る。 
杉と檜の混合林の中に続く九十九折の道を一合目、二合目のと順調に通過して再び林道に飛び出すと三合目である。


鉄の小橋を渡ると登山道 一合目標識山頂まで3720m 三合目標識は林道

三合目からはショートカットルートであずみ小屋へと抜けてゆく。
小屋で一息入れて樹林帯をもくもくと登り続けると視界が開けて開けて五合目の小屋へと着く

赤い三角屋根がメルヘンムードたっぷりの小屋である。

あずみ小屋 五合目小屋

五合目、六合目辺りから雪質もだいぶ良くなり、足元からはキゥッと音も聞こえだす。
期待していた七合目のブナ林霧氷は…残念。雪の華は少し残っているものの最近暖かさで霧氷は完全に消滅傾向!

日野綿向行者尊に合掌して冬道へ入ってゆく。

六合目標識 七合目のブナ原生林 日野綿向行者尊

冬道の急登に入ると今まで順調に動いていた足が止まり出す。 
古傷の左足を無意識の内にかばっているのか反対の右足股関節に違和感が!
何度も立休憩とストレッチを繰り返してなんとか大ケルンの建つ山頂に到着。

冬道の急な登り 山頂分岐 綿向山山頂

山頂よりイブネ、雨乞岳、鎌ヶ岳等の展望を楽しんだ後今日の目的である幸福のブナへと足を向ける。
稜線を戻り
分岐を竜王山、イハイガ岳方面へ少し下ると幸福のブナである。
くぐると幸せになるというブナの珍変木…綿向山のパワースポットでもあり早速潜り抜ける。
10年連続の潜り抜けとなり今年の幸運を願う。

ブナへ向かう稜線 幸福のブナ くぐるとしあわせの珍変木
幸福のブナ稜線より鈴鹿の名峰達を展望

簡単なランチを済ませ10年連続で幸福のブナをくぐれた満足感を胸に下山へ。
分岐まで戻り、四合目まで一気に下って二合目でアイゼンを外す。夫婦松に無事下山の報告をして駐車場へと戻る。
振り返ると綿向にはきれいな青空が!

下山時、五合目小屋には青空が広がる 夫婦松 駐車場