比良武奈ヶ岳
山仲間さんの記念登山に参加で正面谷、西南稜、武奈ヶ岳

山域:比良 登頂回数78回
山行日:2017年11月5日
メンバー:武奈ヶ岳まで単独 北陵より山仲間山
天候:ほぼ晴れ


コース:;イン谷(7:58)→青ガレ(8:50 9:00)→金糞峠(9:40)→中峠(10:40 10:50)→ワサビ峠(11:20)→

西南稜→武奈山頂(12:03 12:42)→北陵→広谷(13:38)→八雲ヶ原(14:05)→北比良→大山口(15:51)→イン谷


山仲間さんの記念登山に参加させてもらおうと午前6時40分枚方を発車。
本格的な山歩きは北アルプス常念で8月末に足首の靭帯を損傷して以来となる為、体力的な自信がなく何時もより余裕を見ての発車である。

第二京阪から阪神京都線を山科まで走り、湖西道路を順調にドライブして午前7時45分登山口のイン谷に到着。
堂満旧道の取り付き広場に車をキープ。準備をし金糞峠へと歩みをはじめる。
少し歩くとなんと車を駐車されているK先生ご夫妻とばったり! ルートが違うようなので山頂での再会を期してお先に行かせて頂く。
駐車場に隣接するトイレで何時もの儀式を無事済ませて色付きはじめたイロハモミジのトンネルをくぐり大山口を通過。


トイレ前駐車場 イロハモミジのトンネル ダケ道分岐・・・大山口

正面谷に入り右に隠れ滝の標識を見て今日はパス。 
いくつかの砂防ダムを越えて山側道に上がり第一ルンゼ取り付きをスルーしてゆくと青ガレである。
久しぶりの山歩きにしてはをここまで順調なペースで来れているので金糞滝へ寄り道。
このあたりの紅葉はマズマズのようである。


かくれ滝分岐 紅葉の青ガレ 金糞滝

青ガレへと戻り正面谷上部の急斜面の登りへと入ってゆく。崩壊地の急斜面までくる先程までの順調さはどこへやら、
気持ちとは裏腹に足が上がらなくなりぺースはカメのごとくで何度も立ち休憩を繰り返して金糞峠に登り着く。キツーイ!ヤバーイ!

正面谷上部をゆく登山者 紅葉の木が一本 金糞峠

遅れを取り戻すように休憩もそこそこで奥の深谷へ下降。沢沿いを歩き大橋分岐よりヨウキトウゲ谷へ足を向ける。
積雪期に良く利用するコヤマノ岳南尾根分岐を右に見てヨウキトウゲ谷の流れを何度か渡渉。芦生杉の巨木帯から樹林帯を登って中峠に着く。
この中峠の登りで右足が攣りはじめて何度もストレッチをしながらのクライムとなる。


ヨウキトウゲ谷の小滝 沢沿いをゆく 峠手前の黄葉

行動食を頬張りながら予定より大分遅れているのでコヤマノ岳経由へと思うも朱に染まっているだろう西南稜が頭より離れず口の深谷へ
緩やかに口の深谷源流部へと下り、沢を渡ってガレたV字の谷筋を黄葉をパリリとしながら登ると坊村からの登山道との合流点ワサビ峠である。
ここは坊村からのメインルート流石に行き交う登山者で賑わっている。


中峠 口の深谷源流部 ワサビ峠
ワサビ峠に向かう谷筋の黄葉

ワサビ峠より足に違和感を感じながらも一つ目のピークに立つと西南稜が目の前に姿を現す…絶景である。
カメラ片手に朱に染まっている西南稜をグループの登山者の方々とお話をしながら二つ目のピークまで気持ち良く歩く。

比良西南稜

さあ! 後はかおりさん、ヨネちゃんの待つ武奈山頂へ大斜面の登り。
ここで本日最大のピンチ…なんと騙し騙し登ってきた両足がピーンと攣ってしまう。高度が稼げず間に合うか焦る焦る!
膝を折らない様にして小股、亀足でなんとか岩場までよじ登り山頂へ。

山頂手前で今日の主役ヨネちゃん、かおりさんの姿が確認でき、集合写真にも間に合いホッ!
かおりさん武奈100回、ヨネちゃん武奈200回登頂おめでとうございます。

苦労した大斜面 ブルーのキャンバスに武奈山頂 記念写真(かおりさんより)

山頂では大勢の山仲間さんがかおりさん、ヨネちゃんの為に各方面より集い御祝の乾杯。
k先生ご夫妻、麻耶山歩さん、しーちやん、M2さん M&Mさん ひよこさんと再会を喜び、はじめてお会いするKENさん 權兵衛さん、生駒さんとも
お話ができ至福の山頂でした…かおりさん、ヨネちゃんありがとうございました。


 
食後はパノラマコースグループ(かおりさん)と北陵グループ(ヨネちゃん)に分れては八雲ヶ原で再会することに.。
積雪期以外にしばらく下っていない北陵グループに参加し細川越からスゲ原、広谷へと足を進める。
*北陵は無雪期よりも積雪期の方が北陵らしさを感じらる。冬に歩きましょう!


北陵…前方にツルベと蛇谷 細川越…K先生ご夫妻を先頭に 広谷の小橋

広谷からはイブルキのコバへと登り返し八雲ヶ原へと下ってゆく。
パノラマコースグループと合流し、北比良より比良の昔からの登山道ダケ道を大山口へと下山。
下山後HSで打ち上げを行い思い出に残る記念登山参加を終える。

帰宅は湖西道路と第二京阪の交通渋滞に巻き込まれてなんと3時間程かかるも復活登山の良き一日となる。


イブルキへの登り返し 元スキー場Aコース(パノラマコース) 八雲ヶ原(元スキー場ファミリーゲレンデ)
下山路ダケ道の黄葉