比良武奈ヶ岳
坊村よりレンゲツツジ咲く西南稜を歩く

山域:比良 登頂回数77回
山行日:2017年6月3日
メンバー:単独
天候:晴れ時々曇り
コース:坊村(10:12)→夏道・冬道分岐(11:24)→天候ポイント(11:47)→御殿山(12:00 12:05)
→西南稜一つ目のピーク(12:18)→武奈ヶ岳(12:43 13:05)→御殿山(13:25)→坊村(14:16)


半年ぶりに西南稜を歩こうと8時40分枚方を発車。目的はこの時期に尾根を朱色に染めるレンゲツツジ。
10時少し前に坊村の葛川市民センター駐車場に車をキープし、登山前の儀式を済ませて明王院の境内を抜けてゆく。

明王院…秋は紅葉の名所 御殿山コース登山口

登山口からはじめる急坂を歯を食いしばるように登る。出だしの杉林をクリアすると広葉樹の森である。
30年程前はじめてここを登った時にここでまだ小さな赤ちゃんだった杉はもうしっかり青年の木に育っている。
黙々と登り続けること約40分御殿山枝尾根との苔むした石が目立つ鞍部腰掛石に着く。

出だしの木急坂が杉林に続く 広葉樹の森のジグザグ歩行 登山道の鎮座する石(腰掛石)

鞍部からは尾根の北側斜面をトラバースするように少しづつ高度を上げ、斜面を登り切ると尾根筋へと登り着く。
緩やかに変化した道を進むとやがて新しい標識の立つ冬道・夏道の分岐。 登りは夏道を選択し右ルートへ。

北側斜面をトラバースに登る 尾根筋へと登り着く 夏道・冬道分岐

新緑の美しい夏道を快適に進むとやがてルートは枯れ沢沿いとなり、突き当り手前で右手の斜面へ。
しばらく樹林帯の中を進んで視界開けると北山展望台で冬道合流点となる

緑が目にまぶしい夏道 枯れ沢沿いを登る 合流点より北山展望

合流点からは頭上のカマツカ、目線のヤマツツジをパチリとし、花は咲いていないかと足元をキョロキョロ。
しばらく進むと西南稜展望台、御殿山へと着く。 完璧なブルーのキャンパスではないものの西南稜がその美しい姿を見せてくれる。

カマツカ ヤマツツジ 西南稜(御殿山より)

御殿山からは一旦ワサビ峠へと降り一つ目のピークへと登る。
この間はベニドウダンが花盛り、負けじとタニウツギも色を競い、レンゲツツジもチラホラと鮮やかな姿を見せ始めてくれる。

ピークからは咲はじめたレンゲツツジを観賞しながら宇ゆっくりと尾根歩きを楽しむ。
足元にはアカモノ、シロバナスミレの顔も見える。



二つ目のピーク手前で花を探しにサンマイ谷北尾根下降点を散策したあと大斜面を登り切ると武奈山頂が目の前に近づく。
山頂稜線とを結ぶ尾根を進むと八雲ヶ原からの道と合流し、マザーレイクの展望がすばらしい。

山頂は大勢の登山者で賑わい満席状態、座る場所を探しているとなんとM2さんと遭遇。
西山シュンランハイク以来の再開で山談義に花を咲かす。


三つ目のピ―ク大斜面 左奥が武奈山頂 賑わう山頂
釈迦岳とマザーレイク展望 北稜とツルベ方面展望 武奈山頂ポール

これからさらに堂満岳に向かわれるMさんを見送った後、カメラを首にぶら下げて下山へ。
西南稜を駆け、御殿山へ登り返し、復路は冬道を選択してノンストップで明王院まで一気に降り77回目の武奈山頂ハイクを終える。

西南稜・冬道で出会った花達…ベニドウダン・タニウツギ・レンゲツツジ・シロバナスミレ・アカモノ・オオシジバリ