大杉谷
大台ヶ原より大杉谷へ下降し滝を巡る
山域:台高
山行日:2016年11月1.2日
天候:初日雲時々晴れ 二日目晴れ
メンバー:関電おじさん(ミーとマン氏) 山休
コース:(初日)大台ヶ原駐車場(9:52)→日出ヶ岳(10:31)→シャクナゲ平(11:00 11:05)→堂倉避難小屋(12:00 12:07)→堂倉滝(12:51 13:11)→七ツ釜滝(14:49 14:55)→桃の木山の家(15:23)
(二日目)桃の木山の家(7:15)→七ツ釜滝→堂倉滝→粟倉小屋→シャクナゲ→日出ヶ岳(14:15 14:28)→駐車場(15:16)
行動時間(初日5j時間31分 二日目8時間1分)
2014年に10年ぶりに開通した大杉谷へ日出ヶ岳より下降し紅葉の滝巡りを目的に午前6時過ぎに枚方を発車。 人工物高所恐怖症で、苦手な吊橋が多く架かる大杉谷は長年山行の対象にしていなかったのであるが、三途の川を渡る前に 一度は訪れておくべきかと相棒関電おじさんのお誘いを受けることに。 24号線のマクドでモーニング休憩をし、少し渋滞に巻き込まれながらも9時40分に大台ヶ原駐車場に到着。 前回ここを訪れたのは西大台が規制前だったのでもう10数年前のことである。 ゆっくりと準備をして大杉谷への下降点になる日出ヶ岳に向けて駐車場登山口よりミヤコ笹の茂る森を抜けてゆく。 |
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森を抜けると日出ヶ岳が目の前に現れれるがガスが覆いはじめており展望は無し。 山頂周辺の紅葉はすでに終わっており目に映る風景は茶褐色である。階段状の道を登り切ると展望台に着くが展望が無いため寄らずに通過し下降点へ。 今日の目的地桃の木山の家までは1200mの標高差があり膝を痛めないようにゆっくりと下ってゆく。 |
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下降点より徐々に高度を下げミネニシを過ぎると紅葉した木々が目立ち始めてパチリ。日出ヶ岳より30分程で休憩ポイントシャクナゲ平へと着く。 |
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小休止後シャクナゲ坂と名付けられたダラダラ道を黙々と下り続けるとやがて避難小屋と粟谷営業小屋との分岐に着く。 どちらの道を通っても時間的にはあまり変わらないようなので避難小屋への道を選択して右のルートへ。少し下ると堂倉避難小屋へと出る。 日出ヶ岳を出てより1時間30分、なんとか順調なペースで下れているようである。 |
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一息入れて小屋のすぐ下を通る林道へと下りて分岐より堂倉滝(大杉谷入口)への激下りへと足を進める。 堂倉滝から七つ釜滝間が登山道崩壊の為、2014年に再開通するまではこの林道が桃の木山の家までの迂回ルートになっていたそうである。 鎖場やロープ場、鉄階段を慎重に膝が悲鳴をあげながらも下り続けること約50分大杉谷入り口となる堂倉吊橋へと着く。 |
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立派な釜に大量の水を落とす滝を眺めながらランチタイム。 この堂倉滝から七ツ釜滝までが本日のメインイベントでしっかりと腹ごしらえをする。 堂倉滝吊橋、大杉谷を跨ぐように架けられている堂倉吊橋を恐る恐る左岸へ渡るとルートは岩壁を削るようにつけられている。 15年程前に歩いた裏劔黒部水平道をコンパクトにした感じである。 黒部のような圧倒的な高度感は無いものの谷そこまで30.40m程あり落ちれば家で待つ嫁さんの小言を二度と聞けないであろう。 |
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岩壁道を慎重に下り、対岸の与八郎滝を見ながら三つ目となる吊橋を渡って振り返ると隠滝が水を落とす。 その流れの先には光滝が・・・見事な滝のオンパレードだ! |
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光滝からは一度谷底(川原)に下り、10年間の通行止めの原因となった崩壊地を速やかに登り返してゆく。 |
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崩壊地を過ぎると再び岩壁を削った道となり、落ちないように鎖でしっかりと身体確保して進む。 日差しが届きだし眼下の水面が目にまぶしい。岩壁にはダイモンジソウも咲き残っておりパチリシャッターを切る。 |
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峡谷美を楽しみながら本日4つ目の七ツ釜上部吊橋を渡り、滝の落口を確認しに寄り道。 さらに壁沿いと樹林帯を下ってゆくと轟音が聞こえて日本名瀑百選の七ツ釜滝展望所へと着く。 |
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七ツ釜滝を堪能して今日の宿桃の木山の家へと下り、名物の桃の木コーヒーで乾杯! 日出ヶ岳を出てより4時間54分の長い下りにピリオドを打つ。 苦手な吊橋が多くあり行くことを躊躇していた山休を強引に誘ってくれた関電おじさんに感謝してお休み! |
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二日目は獅子渕まで往復し、日出ヶ岳へ登り帰す予定であったが時間的、体力的に厳しいと判断し 次回の楽しみに取っておくことにして7時15分桃の木を日出ヶ岳に向けて出発。 七ツ釜滝、光滝、堂倉滝と順調に通過し、渓谷美を楽しみながら高度を上げて粟谷小屋でランチタイム。 |
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桃の木山の家を出てより7時間、バテバテになりながら日ヶ岳に帰り着くと素晴らしい展望で『good for you』 |
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