観音峰
紅花ヤマシャクヤクに会いに南朝ロマンの道を歩く

山行日:2016年6月4日
天候:雲のち雨模様
メンバー:単独
コース:ミタライ渓谷登山口(8:30)→観音平→観音峯展望台(9:27 9:55)→第一展望台→登山口(10:48)


今年もベニハナヤマシャクヤクに会いたく大峰展望台の観音峰へ。
午前6時枚方を出発し、京阪奈道、24号線、大淀からは309号線を走りノンストップ走行で南朝ロマンの道登山口に到着。

登山口はみたらい渓谷の入り口でもあり駐車場にはきれいなトイレと休憩所が完備されている。
人工物高所恐怖症で吊橋は大の苦手なのだが、ベニバナに会う為にはどうしてもここを渡らなければならず
心臓が破裂しそうな恐怖感をなんとか克服して南朝ロマンの小道へ入ってゆく。


南朝ロマンの小道登山口 ミタライ渓谷に架かる吊橋 観音峰へ杉、檜林の中を歩く

檜、杉林を歩きはじめて水場を通過すると第一展望台がある。午後から雨予想の為ここはスルー

第一展望台分岐からは良く整備された階段状の道が続き、檜林を抜けるとブナやカエデの新緑が美しい観音平へと着く。
登山道にはウマノアシガタ、、サワギク、フタリシズカなどの花が咲くが頭上のウツギがはまだ蕾多し。

水場 階段状の登山道が続く 観音平…休憩所あり

5分程休憩し、南朝の面影を残す「お歌石」の間を抜けてブナの新緑、再び現われた檜林のつづら折りを登ってゆく。

お歌石・・・『よしの山 花ぞちるらん天の川 くものつつみをくずすしらなみ』  大塔宮護良親王

南朝の歴史プレートがポイントごとに お歌石の間を抜ける 檜林に続く九十九折の道

檜林を抜けると視界が広がり展望台広場へと出る・・・そして目的の紅の花が・・・アレ無い!
蕾はあるものの開花している花は無く、まだ見ごろは一週間先の感じか!

雨雲が迫りつつある稲村ヶ岳、弥山、八経を眺めながら
『我が胸の燃ゆる思ひにくらぶれば・・・蕾は固し観音峰』と平野国臣の心境に!


観音峰展望台 鉄山、弥山、八経、頂仙 大日、稲村、バリゴヤ

30分程展望台でボーとした時間を過ごし、雨より逃げるようにして山頂へは寄らずに下山し
ベニハナヤマシャクヤク観賞フライング登山を終える。


開花はもう少し先か…ベニバナヤマシャクヤク 2016年6月4日時点
その他出会った花達…ウマノアシガタ・サワギク・フタリシズカ・ハナニガナ・ウツギ・ジギタリス