比良堂満岳
シャクナゲを求めて東稜道から山頂、ダケ道を下る。

山域:比良 登頂回数17回
山行日:2016年4月23日
天候:晴れのち曇り
メンバー:単独
コース:イン谷(10:05)→旧道分岐(10:44)→堂満山頂(12:05 12:08)→金糞峠(12:44)→北比良峠(13:10 13:53)
→大山口(14:40)→イン谷(14:55)


昨年は2月に山頂直下ルンゼ側の急斜面で痛恨の滑落をし、シャクナゲを見ることなく終わった堂満。
今年の咲き具合はどうだろうかと8時45分枚方を発車、山科より湖西道路に入り堅田で少しの渋滞に巻き込まれるも10時前にイン谷に到着。

ダンダ坊史跡前の駐車場に車をキープして旧道より入山、今年も取り付きにウスアカカタバミがお出迎え!
ダンダ坊駐車スペース 旧道取り付き イモカタバミ

旧道は倒木などで荒れた部分も多いが道はしっかり付いており、沢沿いを登って行くと古崎川源頭でノタノホリからの道と合流。
ピンクのトンネルを形成するミツバツツジはすでに終わりかけているが足元にはイワカガミが元気に咲きはじめている。
旧道…少し荒れているがルートはしっかり付いている ノタノホリからの道と合流

源頭部からは斜面のジグザグを登り切ると東稜道にとなり、ブナ林の中の快適トレッキングだ!
やがて左右にシャクナゲの木が目立ってくるが花を咲かせているのは少ない。この辺りのミツバツツジは見頃を保っているようだ。

東稜道への登り 東稜道に乗る ミツバツツジ

東稜道中程まで登るとようやく花を咲かせた木が姿を見せてくれるが一昨年に比べると少ない感じである。
まだ蕾も多く少しフライング気味であったかなと思いながらもパチり!


東稜道のシャクナゲ…花数は少ないが今年も元気に咲いている

ボール岩を巻いて最後の急斜面を這い上がって行く。先行されていたグループとご夫婦をパスせて頂きふと山頂北側を見ると満開状態の木が一本
ちょうど昨年滑落した場所の上部ルンゼ側である。これは陽の当たる山頂は期待できるとひと踏ん張りして登リ切るとザックの花はいっぱいも花は…残念無念!

ボール岩 山頂手前の急斜面 賑わう山頂

少しタイミングも早かったようであるがどうも裏年の感じだなあとマザーレイクをパチリとして山頂滞在3分で東レ新道より金糞峠へと向かう。
琵琶湖展望 2016年と2014年のシャクナゲ…同じ場所より撮影

東レ新道はイワウチワが見頃状態で見事な花街道を作っており何度も止まってはシャッターをパチリ! 
バイカオウレン、バカマもまだ咲いており目を楽しませてくる。

新道ではネット山仲間のM&Mさんとすれ違っているのであるが気が付かずに残念!


登山道脇はイワウチワの群落が続く 歩き易い東レ新道 交通の要衝金糞峠

金糞峠からは比良縦走路の一部になっているシャクナゲ尾根を北比良へと向かう。
標高が堂満岳より低いので花を咲かせている木が多いのではと期待するも少ししか咲いておらず、蕾も少ない感じだ。


ロープウェイが運行していた時はすごい人で賑わっていた展望台を通り北比良峠に着く。
シャクナゲ尾根 花は少ない 展望台

花数は少なかったもののなんとかシャクナゲをゲットし、今日の目的を達成できたかなとザックを下してランチタイム。
40分程琵琶湖を眺めながらのんびりとした時間を過ごし、ダケ道より下山へ。

途中の群生地を確認し、イワカガミとミツバツツジのピンクを楽しみながら大山口よりイン谷に戻って比良ハイクを終了。

北比良 琵琶湖を望む ダケ道上部
ダケ道のシャクナゲ・イワカガミ・ミツバツツジ
東稜道・東レ新道・ダ道で出会った花達
タチツボスミレ・シハイスミレ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・バイカオウレン・イワアカガミ・チゴユリ・ヘビイチゴ・ウスアカカタバミ