比良武奈ヶ岳
秋のは花を探して正面谷から西南稜、山頂、神璽谷を巡る
山域:比良 登頂回数:71回
山行日:2015年9月23日
メンバー:単独
天候:曇り時々晴れ間 午後よりガス発生
コース:イン谷口(8:30)→青ガレ(9:19 9:24)→金糞峠(10:00 10:04)→中峠(10:50 10:55)→ワサビ峠(11:35 11:40)→西南稜→
武奈山頂(12:10 12:30)→八雲ヶ原(13:13 13:23)→北比良(13:33)→神璽谷→イン谷口(15:02)
行動時間6時間30分(歩行 休憩)
シルバーウィークの最終日にようやく休みとなり、比良へ秋の花を探しに出かける。 いつものより早めの7時10分枚方を出発し阪神京都線より湖西道路へと入り、午前8時15分イン谷口大津ワンゲル道駐車場に車を停める。 今日のコース予定を西南稜経由武奈ヶ岳、下山を北比良から神璽谷として8時30分金糞峠に向けて歩き始める。 |
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いろはもみじのトンネルをくぐりダケ道分岐の大山口を順調に通過、隠れ滝の分岐までくるとどうも左足の親指付近に違和感が! 靴の脱いで確認するとなんと痛めている親指の爪が取れそうになっており下より新しい爪がうまれはじめているではないか。 古い爪がひっかかり歩きにくいのでまだくっついている爪を強引に剥がして靴を履き直すとなんとか違和感無しに歩ける感じだ。 青ガレに到着して親指にカットバンをぐるぐる巻くと違和感がさらになくなり…これで大丈夫だろう。 |
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金糞滝をパスして青ガレを登り正面谷上部のガレた斜面へと入る。 この辺りは一昨年の豪雨で崩壊が激しくルートの見極めが必要。 遅れを取り戻そうとするも下半身は必殺のカメ足と浮石だらけでなかなかペースは上がらず。 イン谷口の駐車場を出てから1時間30分ようやく交通の要所金糞峠に到着し一息入れる。 |
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金糞峠からは一度奥の深谷へ下り、沢沿いを歩いて牛コバ・大橋分岐から道を右に取りヨウキトウゲ谷へを進む。 積雪期に良く利用するコヤマノ岳南尾根分岐を右に見てヨウキトウゲ谷の流れを何度か渡渉し、芦生杉の巨木帯を抜けると中峠に着く。 道迷いの女性登山者にヨウキトウゲ谷のルートを説明し、下ってい行かれるのを見送って口の深谷へ下降。 |
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中峠・ワサビ峠間は20年近く歩いておらず、口の深谷源流部の広場に着くと懐かしさがこみあげてくる。 家族登山の時によくここで食事をした場所である。 沢を渡ってワサビ峠の登りで小さなルンゼ上部にキタヤマブシがきれいに咲いており、写真を撮りにルートを外れて峠を目指すも 結局行き場を失い藪漕ぎトラバースのアルバイトでワサビ峠に到着。 |
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ここより目的のリンドウ、センブリを探しての西南稜歩き、ますホツツジが雲空であるが機嫌よく迎えてくれる。 第一ピークからは登山道脇に咲くリンドウ、センブリを探しながら歩くもリンドウはつぼみ状態が多く、センブリもわずかに3輪程。 少し早かったかなと思いながら大斜面を登ってゆくと若者二人が遭難碑に手を合わせており、 行方不明の方や山の話を5分ほどしてすぐ目の前の山頂へと向かう。 |
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今日は生憎の天候で展望はえられず、簡単な食事をして滞在20分程で71回目の山頂を後にする。 メインルートのイブルキのコバ経由で八雲ヶ原に下り湿原に咲くウメバチソウをのんびりと鑑賞。 |
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下山は北比良より神璽谷コースを選択し蟻地獄から谷筋に咲くダイモンジソウの確認に! ダケ道分岐より下降し、蟻地獄途中より谷筋に入ってゆく。 数年前に尾根コースが整備されて歩く人が少なくなり谷筋は浮石だらけの感じで足元に注意して下ると 左右の岩壁にきっちりとダイモンジソウが花を咲かせてくれている。 |
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谷筋最後の滝を左岸より巻いて三角岩へと出る。 ここからは歩きなれたルートを下り比良天神跡、神璽の滝分岐、リフト道分岐を通過、 カマブロ滝に下山の一礼をして秋の比良フラワートレを終える。 |
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