比良武奈ヶ岳
雪屁の北稜からスゲ原スノーハイク
山域:比良 登頂回数69回
山行日:2015年1月25日
メンバー:単独
天候:雲時々青空が少し
コース:イン谷(9:05)→かくれ滝(9;30 9:35))→青ガレ(9;50 9:55)→金糞峠(10:40 10:45)→コヤマノ岳(11:40)→武奈ヶ岳(12:08 12:40)
→北稜経由スゲ原→ イブルキのコバ(13:35)→八雲ヶ原(13:53 14:00)→北比良(14:25 14:30)→大山口(15:25)→イン谷(15:40)
行動時間6時間35分(歩行時間5時間36分 休憩59分)
久しぶりに休めるに日曜日、天候も良さそうなので、 先日御殿山で撤退した武奈ヶ岳のリベンジをしようと京都・大阪の境,洞ヶ峠を7時40分に発進。 第二京阪・阪神京都線を走り、山科より湖西道路を北上、コンビニで食料と登山前の儀式を済ませて9時前イン谷に到着。 さすがに日曜日、トイレ前の駐車場が満車状態で少し戻ったダンダ坊遺前空き地に車を駐車。 体調と天候が良ければ北稜を廻ろうとスノーシューをザックのくくりつけていろはもみじのトンネルをくぐってゆく。 |
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比良の昔からの登山道ダケ道分岐大山口を順調に通過、水場を過ぎた辺りで10本の軽アイゼンを装着。 まずはいつものようにかれく滝へ挨拶。 現在はメインとなっている谷筋も以前は山側ルートのサブでかくれ滝へはあまり 寄ることはなかったのであるが最近はこのコースの定番になりつつある。 |
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登山道へ戻りまだチャレンジしたことのない堂満ルンゼ入口を左に見て進むと青ガレに着く。 青ガレの標識は雪に埋まり結構な積雪である。金糞滝はパスさせてもらい左側ルートを慎重に登ってゆく。 登り切るとルートは左岸沿いに穏やかに続き、崩壊地を越えると金糞峠への急な斜面となる。 |
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いつものことであるが、この金糞峠への急坂ではペースが上がらずカメ足で何度も立ち休憩を繰り返して登る。 青ガレを通過してから45分をかけてようやく交通の要所金糞峠へ到着。 マザーレイクを眺めてホッと一息入れ奥の深谷へと下降。 |
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奥の深谷出合いの標識は雪に埋まっており今年は例年より積雪が多い感じ。 最短コースをパスして、牛コバ分岐よりヨキトウゲ谷へ進路を取り、途中より小沢を渡って南尾根へ入って行ゆく。 |
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南尾根コースはしっかりと踏み固められており、アイゼンの爪もよく効きようやくペースも上がってくる。 二組のグループをパスさせていただき、目線に映る景色がスギ・ヒノキよりブナ・コナラに変わるとコヤマノ岳が近い。 中峠からのルートと合流するとブナの巨木が姿を現してコヤマノ岳山頂となる。 |
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期待していた霧氷はほとんど散りわずかに残るだけ、展望もガスッておりイマイチで少々残念。 雪に頭だけ覗かせた標識をパチリとして武奈ヶ岳展望ポイントへとブナ林を下る。 |
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ポイントまで来ると武奈上空が明るくなりだし青空が広がる気配! しばらく休憩がてらにカメラを構えて空を睨む! 快晴とはいかずもなんとか青色をゲットしてパチり! |
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まだまだ先は長くこの辺で堪忍してやり、雪の大斜面となっいる山頂へのルートをトレースを辿り登ってゆく。 途中より西南稜が望めるようになり、トレースをはずれて南側へつぼ足で移動。 今年はまだ歩いていない白竜をパチり、パチリとカメラに収めて西南稜分岐を通過し山頂に立つ。 |
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武奈に通いはじめてから三代目となる山頂標識に69回目のタッチ。 賑わう山頂を避けて北稜側の小ピークで霧氷を眺めながらランチタイムを取る。 |
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さあ! 北稜へ。 アイゼンからスノーシューに履き替えて見事な雪屁を作っている北稜を下りはじめる。 トレースは真新しいクラシックワカンの跡がひつと付いているだけで、どうやら先行者は一人だけのようである。 ワカントレースの横に新しいトレースを刻むようにして気持良く下って行く。 *帰宅後判ったのであるがこのトレースは山友人のヨネちゃんが40分程先行して付けてくれたとの事。 足の速いヨネちゃんには到底追いつけず昨年同様ニアミスとなる。 |
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いつも悩むスゲ原への下降もヨネちゃんのワカントレースを参考に楽々。 スゲ原には細川越からの古いアルミワカントレースとクラシックワカントレースが重なるようにあり、その横をシューシュー。 少し雪が重く感じるものの快適なスノートレックングが続く。 |
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広谷手前よりイブルキのコバへ登り帰してスノーシューは御役御免に! ここでトラブル発生! アイゼンに履き替えるも左足の調整ビスが無くなっており装着出来ず。 片足アイゼンで八雲ヶ原まで下り、ザックをひっくかえして探すも見つからず・・・まあいいかと片足アイゼンでスキー場を登ってゆく。 |
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北比良からはダケ道を何度もツルっとしながら大山口へ下り、アイゼンとスノーシューを洗ってイン谷へ。 新調して三度目の使用となるアイゼンを不良にしたことは悔しいが、今年も無事に北稜を歩けたことに満足しておこう。 |
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