秋の比良武奈ヶ岳
正面谷から青ガレ、コヤマノ岳、武奈ヶ岳、八雲ヶ原、神璽谷周回

山域:比良 登頂回数66回
山行日:2014年9月20日
天候:曇り時々晴れ間
メンバー:単独
コース:イン谷(9:20)→青ガレ(10:15 10:20)→金糞峠(10:50 10:55)→コヤマノ岳(11:50 11:55)
→武奈山頂(12:16 12:57)→八雲ヶ原(13:36 14:01)→北比良(14:11)→神璽谷→イン谷(15:25)
行動時間:6時間5分(歩行4時間44分 休憩1時間21分)  


なんとか天候も回復傾向で久しぶりに比良武奈ヶ岳の山頂を踏もうと8時20分枚方を出発。
時間節約の為、第二京阪から阪神高速京都線経由で湖西道路に入り、9時10分大津ワンゲル道登山口駐車場に車をキープ。

イン谷からいろはもみじのトンネンを抜けて大山口を順調に通過。
ひと昔前のメインルート山側道を左に見て今はメインルートになっている谷コースを進み水場で一口。

今日はかくれ滝をパスして青ガレへと足を進める。

*かくれ滝へのルートは8月の雨で少し崩れているので浮石に注意!
大津ワンゲル駐車スペース ダケ道との分岐大山口 かくれ滝分岐

青ガレには先行者が二人取り付いておられルートが空くのを待ち一息入れる。
青ガレを慎重に通過し、谷筋に入ると8月の豪雨で登山道は崩壊が激しく浮石に注意して進む。
途中で先程の先行者二人をパスさせて頂き10時50分金糞峠に登り着く。

青ガレを登る登山者 金糞峠手前の崩壊地 金糞峠

武奈へはコヤマノ岳南尾根からを選択し、奥の深谷へ下降して少し沢沿いを歩きヨキトウゲ谷から南尾根へ。
積雪期に良く利用するルートでいつも途中でバテてしまうのであるが今日は! 今日もバテた。


何度も立ち休憩を繰り返しながら高度を上げると目線に映る景色も杉からブナへと変化してゆく。

*奥の深谷に架かっていた古橋は流されて新しい橋が地元の方のご努力により付けられています。
新しい小橋を渡る 奥の深谷沢沿いを行く 大橋・牛コバ分岐を中、ワサビ峠へ
南尾根への分岐・・・直進中峠 はじめは杉林を登る 標高が上がるとブナが目立ち出す

やがて中峠からの道と合流し、ブナ林の美しいコヤマノ岳山頂となる。
霧氷の季節は一見の価値がある。
中峠からの道と合流 コヤマノ岳 冬のコヤマノ岳ブナの霧氷

コヤマノ岳からはブナ林の中を緩やかに下り、鞍部より武奈山頂稜線を望む。
深い溝状のルートを登り途中より昔を懐かしみ今は廃道のザレ場より武奈の頂へ。

ブナ林を下る 鞍部からの武奈山頂稜線 頂への旧道

山頂には大勢の登山者がおられ思い思いの時間を過ごされている様子。
山休も仲間に入り食事タイムに・・・弁当を食べコーヒーを沸かして今年4度目、通算66度目の至福の時間を過ごす。

賑わう山頂 登山者と山頂標識 稜線のキタヤマブシ

40分程山頂で過ごし中峠分岐よりノーマルルートを八雲ヶ原へ。
八雲では彦根より来られた女性登山者の方に金糞峠へと道を尋ねられお教えしたついでに20分程楽しく山談議。

湿原にはサギソウがまだ咲いており、ウメバチソウもチラホラ、池にはヒツジ草も浮かんでいる。

今日持参のカメラでは望遠が利かず残念!
浮かぶヒツジ草 ウメバチソウ サギソウ

八雲ヶ原からは元ロープウェイ駅のあった北比良へ登り返して琵琶湖を望む
ダイモンジソウはまだ咲いていないだろうと思いながらも神璽谷コースから下山をはじめる。
谷コースの壁に咲きはじめたダイモンジソウを見つけてラッキー!パチリ!

北比良よりマザーレイク展望 神璽谷蟻地獄 ダイモンジソウ

三角岩よりガレた谷筋を黙々と下り、カマブロ滝に挨拶をして秋の武奈山行を終える。