昨晩は名湯由布院温泉でのんびりとし、ご馳走を食べて旅と山の疲れを癒す。
ちなみに宿は高齢者再雇用の身で高級な旅館街には泊まれず少し離れたこじんまりとした山荘風の宿である。
それでも露天風呂と大分牛の料理は由布院に泊まってきたと自慢できるものであった。
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癒された露天風呂 |
登山ルート案内板 |
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朝ごはんを食べた後標高780mにある由布岳正面谷登山口へ。
見上げる由布岳は見事な三角錐でまさしく豊後富士、由布盆地のランドマーークである。
三角錘を見ながら草原を歩き樹林帯へと入る。45分程登ると東登山口から合流点合野越に着く。
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正面登山口 |
草原歩きよりスタート |
東登山口との分岐合野越 |
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合野越からはジグザグの道が延々と続き、樹林の合間よりいいもりヶ城が美しい姿を見せてくれる。
登山道脇には名花イヨフウロが点々と咲きツクシアザミやホタルグクロも!
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樹林帯を黙々と登る |
眼下にいいもりヶ城の美しい姿 |
見上げると山頂はまだまだ |
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当初は東峰と西峰の鞍部マタエに簡単に登り着くだろうと思っていたのであるが
ジグザグの登りと暑さで山休がバテてしまい予定よりも30分も遅い到着になってしまう。侮れず里山由布岳!
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体力を奪った登山道 |
眼下に由布院温泉 |
西峰と東峰鞍部マタエ |
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マタエでしっかりと休憩し西峰ピークへとペンキマークに従いクサリ場を登ってゆく。
最初の鎖場をクリアすると岩壁登りとなり三点支持で慎重に登る、下を見ると結構な高度感もあり。
岩場にも花達は元気に咲いており安心感を与えてくれる。
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マタエからは岩登りとなる |
右下が切れ落ちており高度感あり |
岩に取り付く相棒 |
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西峰の岩場に咲く花達・・・ミヤコグサ・フクオウソウ・シオガマギク |
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最後の岩場をよじ登ると標高1583.5mの由布岳西峰山頂となる。
ガスが発生し展望は無くなってしまったが、焼そばとコーヒーで昼食タイムを楽しむ。
食後は先行されたご夫婦の登山者を追いかけるようにお鉢めぐりへ。
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最後の岩場を登る |
由布岳西峰山頂 |
ホソバヤマハハコ |
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まず眼下に見える岩尾根鞍部へと下り、
大キレットの長谷川ピークをコンパクトにしたような瘠せ尾根を三点支持で慎重に渡ってゆく。
岩尾根をしっかりと登り返して西峰からおよそ40分程で東峰の頂に到着しお鉢巡りを終える。
山頂で先行されていたご夫婦に写真を一枚撮っていただきマタへと下る。
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お鉢巡りへ鞍部へと下る |
瘠せ尾根が連続するお鉢 |
岩場を先行するご夫婦 |
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上から眺めるお鉢のナイフエッジ |
東峰への最後の登り |
東峰にて |
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マタエより正面登山口までジグザグを一気に下り由布岳登山の終了。
次回はミヤマキリシマの季節にと帰りのフェリーで思う。
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