大峰八経ヶ岳
トンネル西口より天女花オオヤマレンゲを訊ねる
山域:大峰
登頂回数5回
山行日:2014年7月20日
天候:雲時々晴れ間、時々雨パラパラ
メンバー:単独
コース:トンネル西口(7:10)→奥駆出合(7:58 8:03)→弁天の森→弥生小屋(9:50 10:00)→群生地(10:17 10:30)→八経山頂(10:40 11:20)
→弥山小屋(11:43 11:55)→弁天の森→奥駆出合(13:10 13:15)→トンネル西口(13:55)
行動時間:6時間45分(歩行
駐車場:有料1000円 少し離れると無料スペースあり
先週不覚にも寝過ごすアクシデントで断念した大峰八経ヶ岳へ。 早朝4時に無事起床し、4時30分行者還トンネル西口に向けて枚方、八幡洞ヶ峠を出発。 京阪奈道、24号線を走り、途中の黒滝道の駅でトイレ休憩と朝ごはんを食べて、7時ちょうどに西口駐車場に到着。 自宅より約110km、2時間30分のロングドライブである。 |
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弥山小屋の管理人を退職され今は駐車場の管理業務をされている方とお話をし、今年はシャクナゲから クサタチバナまで花付きがよかったそうで、少し遅いかなと危惧していたオオヤマレンゲもまだ十分見られるとのこと。 7時10分準備を終え小橋を渡り登山道に入ってゆく。 すぐ左に行者還岳への取り付きを見て右岸沿いの道を行くと弥山への入り口となる木製の橋がある。 橋を渡ると沢コースと山コースの分岐となりここより本格的な登山道がはじまる。 |
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ブナ、カエデ、シャクナゲの生い茂る中を久しぶりの山歩きでバテないようにゆっくりと登ってゆく。 登山道脇には早くもヤマジノホトトギスが顔を見せてくれ・・・幸先よし! 急斜面を黙々と登り続け足元に笹が目立ち出し、頭上の緑がブナから五葉躑躅に変わってくると奥駆道出合である。 トンネル西口から奥駆道出合までは急登の連続であるが危険な場所は無く、初心者や家族連れでも 安心して歩くことが出来るが、木の根の張り出しやザレ場には要注意、特に下りは急がず慌てずが基本である。 |
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一息入れて奥駆道をカメラ片手にのんびり歩くと登山道脇にはバイケソウが姿を見せはじめてくる。 今日の目的はオオヤマレンゲであるが、バイケソウも侮りがたくその個性的な姿はレンゲに勝るとも劣らない。 |
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倒木帯より弁天の森を気持ち良く通過し、少し下ると真言密教の理源大師が鎮座する聖宝の宿となる。 大師に触れると雨が降るとの伝説があり、カミナリ様を刺激しては大変と手をあわせて一礼のみにとどめる。 |
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大師像からは聖宝八丁と呼ばれる急な登りとなり何度も立ち休憩を繰りかえして登ると やがて登山道は整備された木道に変わり、右上に弥山小屋が見えて急な登りが終わりを告げる。 西口を出てから2時間40分・・・久しぶりにしてはまずまずのペース、でも少々バテ気味かな! |
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登山者で賑わう小屋前のベンチで水分補給をし、さあ!オオヤマレンゲと八経へ樹林帯を鞍部へと下って行く。 やがて鹿害防止ネットに囲まれたオオヤマレンゲ自生地に着く。 ネットを開けて入ると純白の花がチラホラと空中に浮いている・・オオヤマレンゲである。 間に合った! 自生地にはカラマツソウ、オトギリソウも咲いておりパチリ、パチリとし、まずは目的達成をして山頂へと向う。 |
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山頂は生憎の天候で展望はないが大勢の登山者だ賑わっており、さすがに関西最高峰と世界遺産の山だ ここで昼食タイムとし30分程山の休日を楽しむ。 |
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オオヤマレンゲの自生地を再び通り弥山に戻り下山をはじめる。 雲行きが怪しく少し急ぎ足で弁天の森まで下ってくるとパラパラ・・・大師に触れていのになあ! 幸いにも大雨にはならず、カッパを着ることもなく奥駆出合からトンネル西口へと下山。 久しぶりの山歩きで少々バテてしまったが今年も無事オオヤマレンゲに逢えた満足感を胸に帰路へ。 |
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