横山岳
白谷本流コースよりシャクヤクを求めて経ヶ滝、五銚子の滝を登る
山域:湖北 登頂回数5回
山行日:2014年5月6日
天候:晴れ
メンバー:単独
コース:白谷登山口(8:28)→太鼓橋(9:05 9:10)→経ヶ滝(9:22 9:26)→五銚子の滝(9:52 10:15)→西峰山頂(11:25 11:30))
→東峰山頂(11:55 12:35)→東尾根登山口(13:20)→夜這橋(13:30 13:35))→白谷登山口(14:06)
駐車場:登山口に多数 トイレ:女子専用あり
今年の山開きは5月18日
3日に石南花の堂満を歩いた後、4.5日と仕事をこなし連休最後のこの日、高速も山も空いているのではと 湖北の横山岳へヤマシャクを求めて午前6時05分に緊急出動。 京滋バイパスから名神を北上し、黒丸で休憩を取った後、北陸道木之本インターから303号線を走り8時15分登山口に着く。 予想通り渋滞も無く、、先着の車も少ないようで第一駐車場に車をキープ。 仕度をして白谷登山口より太鼓橋へ向けて歩きはじめる。 |
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登山道脇にはたくさんの山野草が咲き、今日もなかなか進まないぞと思いながらもシャッターをパチリ、パチリ! 昨年より閉鎖されている迂回路を右に見て白谷本流へと足を進める。 小滝の連続する白滝本流沿いをしばらく行くと上部の林道に向けて迂回路が付けられている。 今年は太鼓橋をくぐるルートは荒れており水量も多く進めないようである。 |
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迂回路より脚立の梯子を登りガードレールを跨ぐと林道へと出て太鼓橋に着く。 ここで林道沿いに咲く藤の花房を眺め一息入れる。 |
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太鼓橋からは谷沿いを登ってゆくとやがて前方に豪快な滝が見えてくる。経の滝である。 谷沿いには名物のシャクをはじめ、清楚なイチリンソウ、燃えるようなヤマブキ、可憐なハクサンハタザオなど たくさんの山野草が咲き、パチリパチリとしここでもなかなか前に進まない。 |
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経の滝を右岸より2点支持で高巻くと登山道は左岸沿いの道となり、天狗岩を左上部に見て進む。 咲きはじめたニリンソウをパチリとしながら右側からの枝沢を渡り、斜面をトラバース気味に下ると五銚子の滝下部の沢筋となる。 |
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昨日の雨で足元がぬかるんでおり、何度かズルッとなりながらも荒れた沢筋を抜けて中段の滝見広場にザックを下ろす。 これからの激登りに備えてシャリバテをおこしてはならじと黒丸のコンビ二で調達したレタスサンドをお腹に入れ、 先着されていた岐阜よりお越しの登山者の方々と楽しい会話を交わす。 |
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五銚子の滝からは草付きの急斜面よりブナ・カエデの新緑がまぶしい樹林をヨイショと登ってゆく。 最近進行が早くなっている老眼の目を花を探しながら左右に振りっていると上部から先行されている岐阜の方々の賑やかな声が! どうやらヤマシャクを見つけたようである。 |
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声のする場所まで登ると登山道脇に存在感抜群の貴婦人が此方をむいて立っているではないか! 足元にはイカリソウとヒトリシズカも舞を見せてくれている。 大峰行者還以来1年ぶりの再会に我を忘れてシァッターを何度もパチリ、パチリ。 |
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ヤマシャクと出逢ったあとは不思議に元気となり膝をついたり、寝転んだりしてパチリ、パチリとしながら登ってゆく。 ブナの新緑を楽しみながら後300m、後200m、後100mの標識を通過して西峰山頂へ到着。 山頂には名古屋よりバスツアーで来られた大勢の登山者が鍋パーティをされておられ羨ましげに挨拶を交わす。 食事は展望の良い東峰でと写真を一枚撮り、三角点にタッチして 頂上稜線を東峰へと向かう。 |
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東峰と西峰を結ぶ稜線を南北の展望を楽しみながらブラリ、ブラリと歩き、 まだ頑張っているイワナシをパチリとしてランチタイムに入る。今日のランチはコンビ二で手配してきたミニ弁当とコーヒー。 何時か登ろうと思っている能郷白山を微かに確認し、40分程滞して東尾根より下山をはじめる。 |
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東峰からは滋賀県でも最大級のブナ原生林を気持ちよく下り、金居原コースとの分岐を右に折れて東尾根登山口に下山。 夜這いの経験は無いが「夜這いの水」で喉を潤し、長い林道をテクテクと白谷登山口へと戻る 林道沿いにも山野草がたくさん咲いており最後まで楽しませてくれた横山岳山行であった。 |
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