消費増税前で慌しかった3月末をどうにか乗り切り、仕事も落ちついた4月2日毎年恒例の霊仙山福寿草めぐりへと向う。
6時30分枚方洞ヶ峠を出発し、第二京阪、京滋バイパスから名神を北上し彦根インターより一般道を走り8時30分山村落合に到着。
高速道路は4月よりETCの割引が無くなり高齢者再雇用の身には少々辛い・・・帰りは竜王まで下かな!
8年連続となる福寿草めぐりに期待を寄せ落合より少し戻った登山口より廃村今畑へと旧生活道を登ってゆく。
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落合の村・・・今は人は住んでいない |
今畑登山口 |
旧村民の生活道 |
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急な道を5分程ひたすら登ると廃村の今畑に着く。そろそろ終わりを迎えているが福寿草がしっかりと咲いている。
カメラを片手に廃村内をしばらく散策、苔むした石垣に無常を感じる。
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今畑に咲く福寿草・・・背が高い |
苔むした石垣とポツンと建つお寺に無常を感じる |
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何枚か写真を撮った後、杉の植林地からブナ林へと入って行く。
登山道脇に例年ミスミソウが顔を出してくれるが、小さく白い花なので見落としては末代までの恥とばかりに
老眼、近視の目をしっかり見開いて探しながら登る・・・見つけた! パチリ!
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ミスミソウ |
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今日の一つ目の目標をなんとか達成し南西尾根へと足を向ける。
標高が高くなると登山道には北鈴鹿独特の苔むしたカレンフェルトが目立つようになり、木々の間からは
これから登る南西尾根の大斜面がその姿を見せはじめてくれるようになる。
南西尾根には笹峠を経由しないルートが今は一般的であるが、大斜面と立ち枯れのコラボは
はずせないポイントの一つであり廃道化が進む峠への道を選択。
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カレンフェルトが目立つ |
青空に映える大斜面 |
左直ルート右笹峠ルート・・・小枝の柵あり |
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笹峠案内標識を左に折れて登ってゆくと立ち枯れと大斜面の絶景に出合う。
パチリ、パチリとシャッターを押し、絶景を満喫したあと新道へ合流し急登に備えて休憩タイム。
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大斜面は近江展望台まで急な登りが続き、毎年息が上がり弱音が頭をもたげる場所である。
例年通り何度も立ち休憩を繰り返し、背中の盟主御池岳に笑われまいと歯を食いしばり登り続けると近江展望台である。
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大斜面取り付きの標識 |
近江展望台に向けて急な登りが続く・・・息切れの連発 |
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展望台からは最高点に向けてアルペンムード満点の南西尾根が延々と続く姿を見せてくれる。 |
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さあ! いよいよ南西尾根歩きスタート! 今年の福寿草はどうかなと片手にカメラを持ちガレ場の続く稜線へ。
残念ながら昨年同様に南側斜面には群生は無くポツリポツリを咲いているのみで数年前の賑わいがウソのようである。
気を取り直して北側斜面の潅木帯を覗くとあった! たくさんの黄色い花達が元気に咲いている。
稜線にザックを置き花や木の根を傷つけないようにパチリとシャッターを押し、岩に腰掛けて福寿草と会話を楽しむ。
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南西尾根北側潅木帯に元気に咲く福寿草・・・会えてよかった! |
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福寿草を目いっぱい楽しんだ後は稜線をグルリと回って最高点に立つ。
さらに小ピークを一つ越えて経塚山との分岐を左に折れて11度目の霊仙山頂にザックを下ろす。
霞がかかり展望はあまり良くないが伊吹山を眺めながらしばしのランチタイムを!
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南西尾根から最高点へのルート |
最高点 |
最高点より霊仙山を望む |
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山頂とマイザック |
霊仙三角点 |
経塚山と後にぼんやりと伊吹山 |
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下山はいつものようにお虎池方面には下らず、西霊仙途中より霊仙カール(勝って命名)に下り南西尾根へ登り帰して近江展望台へ
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下山ルート・・・残雪横の尾根を登り返す |
途中にあるお熊池(勝手に命名) |
霊仙山と最高点 |
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本日二度目の近江展望台で休憩を取り、南西尾根と福寿草に別れを告げて眼下に見える落合へ下山。 |
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近江展望台 |
眼下に見える山村落合 |
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霊仙山の妖精たち・・・ミスミソウ・ミヤマカタバミ・福寿草 |
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