堂満岳
正面谷より堂満岳、ノタノホリ周回
山域:比良 登頂回数:13回
山行日:2014年2月12日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独
コース:イン谷(9:15)→大山口(9:32)→かくれ滝(9:56 10:05)→青ガレ(10:21 10:30)→金糞峠(11:04)→
比良縦走路分岐(11:21 11:28)→展望ピーク(11:40 11:45)→堂満山頂(12:13 12:35)→東稜道→旧道分岐(13:33)→
ノタノホリ(12:49 12:54)→別荘地→イン谷(14:23)
駐車スペース:イン谷付近に多数
行動時間:5時間8分(歩行:4時間30分 休憩38分)
今年4度目の比良は堂満岳に決め、女子ジャンプ高梨沙羅ちゃんの応援で寝不足の身体に気合を入れて 7時40分枚方洞ヶ峠を出発。4位入賞も彼女にとっては悔しい結果と思うもまだ17歳、誰もが認める実力、実績ナンバー1。 4年後おじさんが韓国まで応援に行くからこれからも頑張ってと雪山からエールを送ることに! 阪神高速京都線を走り、山科より湖西道路に入って9時過ぎ登山口のイン谷に到着。 バス停前の駐車スペースに車をキープし、スノーシューをザックにくくりつけて9時15分金糞峠に向けて歩き出す。 |
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すでに白い花を落としているいろはもみじのトンネルを抜け大山口を通過。 水場にて一口喉を潤して旧山道との分岐より現在はメインルートとなっている谷筋の道に進む。 昨日(建国記念の日)は大勢の方が武奈を目指されたのだろう、しっかりと踏まれたボブスレー状のトレースがあり 前回のように壷足で沈み込むことはない。。 |
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かくれ滝分岐まで来ると右側より強烈なオーラが・・・かくれ滝が呼んでいるのかなあと 前回パスしたお詫びも兼ねて寄り道をすることに! かくれ滝に着くと見事な虹が架っており・・・おぉオーラの原因はこれかと納得。 |
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ルートに戻り砂防ダムを越えて山側道に上がるとテントが3張、5.6人の方がなにやら準備しておられる様子。 どうやら堂満ルンゼをやられるよう!・・・山休未踏のコースでいつかはチャレンジと思いながら青ガレへと足を進める。 青ガレに着くと先行者が一人取り付いておられ勝手にモデルになって頂く。 まだアイゼンなしでも十分に登れそうであるが、安全登山第一と休憩ついでに10本のワンタッチアイゼンを装着。 青ガレは無雪期よりもそこそこの雪がある方が登り易い。 |
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青ガレを登り切るとルートは一旦緩やかになり、崩壊地を越えて金糞峠に向け急な登りに変わってくる。 昨夜の寝不足がモロに堪え出し、なかなかペースが上がらない。 50歩登っては立ち止まり、30歩登ってハァーハァ、10歩登ってはきついなあと愚痴を繰り返してやっと金糞峠に到着。 |
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マザーレイクを見ながら一息入れて東レ新道から堂満へと足を向ける。 武奈方面にはしっかりとしたトレースが付いていたが東レ新道に入ると薄っすらとした踏み跡しかなく、 昨日こちら方面を歩かれた人はどうやら皆無のようである。 堂満東稜道にトレースが無ければやば下山に苦労するなあと思いながら 縦走路分岐まで来ると完全なノントレースに! |
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アイゼンでは沈み込みが激しくスノーシューに履き替えて堂満山頂を目指す。 テープマークを見逃さないように樹林帯を逆ハの字で登り、石楠花の中に続く溝状のルートを登り切ると展望ピークへと着く。 ここでも一息入れて釈迦岳、コヤマノ岳の展望を楽しむ。武奈はガスが濃い感じ。 |
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展望ピークからは少し下り、左に堂満北壁を見ながら直登気味にミニラッセルを繰り返して稜線へと登って行く。 稜線には薄っすらとしたトレースが残っており辿るように進むと、やがて左が切れ落ちた尾根筋となり踏み抜かないように慎重に通過。 |
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金糞峠より1時間強を要して到着した山頂はまだ青空を保っており、コーヒーを片手に満足の時間を過ごす。 山休の押すだけカメラではその姿を捉えるのは難しいが、白山、伊吹山、霊仙山から綿向山までの鈴鹿の山々も確認できる。 |
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下山は東稜道を堂満ルンゼをやった方が付けてくれたトレースをアイゼンに履き替えて膝まで埋まりながら下る。 激下りが終わるとノタノホリへのトレースは消えている部分が多く、感と経験とテープマークを頼りにルートファイティングだ! やわらかく重たい雪に翻弄されながらも杉林から谷筋の登山道に飛び出す。 |
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谷筋のルートに入ると道は安定し、花の季節に何時も利用する旧道をパスしてノタノホリへ。 比良神秘の池ノタノほりでまたもや一息入れて別荘地よりイン谷口へ戻る。 |
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