入道ヶ岳
(ゼブンマウンテン)
椿大神より北尾根を登り山頂へ、井戸谷下山
山域:鈴鹿南部
登頂回数:9回
山行日:2014年1月14日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独
コース:椿大神(8:55))→登山口(9:00)→3番標識大久保町分岐(9:22 9:27)→北尾根避難小屋(9:50 10:04)→北の頭(11:00)
→入道山頂(11:13 11:55)→井戸谷避難小屋(12:30)→井戸谷登山口(12:50)→椿大神(13:00)
*セブンマウンテン*
昭和39年より近鉄電車、中日新聞社が主催で行われた登山大会があり、その対象として設定された7つの山をセブンマウンテンと呼んでいる。
今回の入道ヶ岳もセブンマウンテンの一つで麓より簡単に登れて山頂の箱庭的な雰囲気と展望の良さが多くの登山者を引きつけ
空気の澄み切った日には白山、御嶽山から北アルプス、中アルプス、南アルプス、そして富士を展望することも出来る。
ちなみにセブンマウンテンは下記の通り。
釈迦ヶ岳・御在所岳・鎌ヶ岳・竜ヶ岳・雨乞岳・藤原岳・入道ヶ岳で盟主御池岳と北の霊仙山は入っていない。
山休は上記二山とこれに滋賀の名山綿向山・南の巨人仙ヶ岳を加えてイレブンピークと呼んでいる。
初詣登山で違和感の出た右膝の回復具合を確認する為に冬でも比較的簡単に登れる鈴鹿入道ヶ岳へと向う。 枚方洞ヶ峠より第二京阪、京滋BP、名神草津より新名神に入り鈴鹿インターで降りて登山口のある椿大神に8時45分に到着。 積雪が少ないようなのでスノーシューは車に残し、アイゼンのみをザックに放り込んで登山口へと向う。 |
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駐車場より小橋を渡り舗装道路を少し行くと右手に鳥居と石の階段が見えてくる。 北尾根コースへの入り口となる愛宕神社である。 鳥居をくぐりこのコースで最もハードな登りであろうと思われる100m程の急階段を早速息切れを連発して 登り続けると奥宮へと登り着く。登山の安全を祈って合掌! |
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社の裏より杉、檜の混合林に続く登山道へと入って行く。 取り付きより結構な急坂を登りきると2番標識に着き登山道は緩やかとなってくる。 |
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2番標識からは樹林帯の穏やかな道をしばらく行くと3番標識、最初の休憩ポイント大久保町分岐となる。 今日は寒波の到来で寒いと思い防寒対策をバッチリしてきたのであるが暑くてたまらない!額には汗がびっしょり! 休憩がてら上着を一枚脱いでザックに結びつける・・・ほんとに寒波到来! |
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分岐を左折し少し下ってロープの張ってある樹林帯の急坂を枝に掴まるようにしてグイグイと登る。 4番標識、5番標識を過ぎると山頂まで1.3kmの避難小屋へと着く。 今日は朝ごはん抜きなのでどうやら小腹が減ったようだ! コンビニで調達してきたかつおと明太子のおにぎりを腹に放り込みシャリバテ防止に備える。 |
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小屋を過ぎると鈴鹿らしい素朴な森が続き歩いていて気持が良い。 やがて7番標識を過ぎると北尾根コース名物のアセビのトンネルとなり登山道にも積雪が目立ち始める。 積雪が多い時は幻想的な雰囲気をかもし出すアセビのトンネルも今日はまだ休演中。 *2012年・・・積雪時のアセビのトンネル |
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トンネルを抜けると8番標識で頭上には透き通るような青空が広がり、鎌と御在所がその見事な姿を見せてくれる。 ここまで膝の違和感もほとんど無く、積雪が少ないのが少し物足り無いがこの姿を見れて大満足! パチリ! |
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白と青のコントラストを楽しみながら9番標識を過ぎて最後の急坂を登り切ると北の頭稜線となる。 展望は抜群で釈迦ヶ岳の右奥に白山、乗鞍、存在感抜群の御岳山、中央アルプス連峰を望むことが出来る。 ちょつと残念なのは雪が風に飛ばされてほとんど無いことか! |
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北の頭で何度もシャッターを押した後、箱庭のように見える入道ヶ岳山頂へアセビの群生を抜けて行く。 山頂の大鳥居には四日市より来られた単独の男性がおられ山談議を大いに楽しむ。 期待していた富士の大三角錘は望めなかったもののコーヒーを飲みながら40分程のんびりとした時間を過ごす。 |
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入道の頂は今日で9回目であるがまだ歩いたことのない井戸谷から下山することにし、 頭方面へ少し戻って分岐から雪の張り付いた急斜面を慎重に下って行く。 急斜面が終わると膝にやさしい穏やかなコースとなり、避難小屋を過ぎて沢沿いを林道へと下山。 舗装道路を1km程歩いて椿大神駐車場へと戻る。 |
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