鈴鹿の鋭鋒鎌ヶ岳
冬の定番コース宮妻峡カズラ谷より岳峠経由山頂へ

山域:鈴鹿 登頂回数17回(撤退4回)
山行日:2013年12月25日
天候:晴れ
メンバー:単独
コース:宮妻峡カズラ谷登山口(9:08)→たこ松さん(9:56)→雲母峰分岐(10:57)→鎌尾根取り付き(11:25 11:30)→岳峠→
山頂(12:00 12:43) →岳峠(12:56)→雲母峰分岐(13:09)→たこ松さん→登山口(14:06)
駐車場:宮妻峡に多数と林道終点に10台程
行動時間:4時間58分(歩行4時間 休憩58分)


今年最後の山行を鈴鹿鎌ヶ岳と決めて午前6時45分枚方洞ヶ峠を出発。
第二京阪、京滋BP、名神、新明神と走り、途中の土山SAでモーニング休憩を取り、8時50分に宮妻峡林道終点に車を停める。

インター付近より望む入道、鎌と雲母峰 宮妻峡より鎌の頂 林道終点駐車スペース

先着されていた男性の方と話をしながら準備、無雪期にはほとんど使用する事のないストックを
ザックにくくり付けようとした時に先っぽが車体にガッツ−ン・・・ヤバ!

中古車であるが我が家にとってはおNEWの車、キズを確認すると20cm程のラインが!
嫁の顔が頭に浮かび登山前にちょっとブルーな気分に!

言い訳を下山後に考えることとしまずは登山口よりカズラ谷を渡渉し、左岸沿いをしばらく歩いて再び渡渉して右岸に渡る。
前方右に見える砂防ダムと小滝の間の岩場を登って行く。

カズラ谷登山口 カズラ谷の渡渉 前方右に砂防タム・・左に小滝あり

小滝を左岸より高巻いて行くとルートは樹林帯の中、穏やかな道となる。
いつも休憩をするたこ松(勝手に命名)さんまで来ると登山道には積雪が目立ち始めてくるがまだアイゼンの必要はなし。
予想よりも気温が高くここで上着を一枚脱いで小休止。


左手に小滝 樹林帯に続く登山道 たこ足のように張り出した根(たこ松さん)

カズラ谷支流の源頭部を越え樹林帯の急な壁を登り切ると旧道との分岐となる。
ここで先行されていた単独登山者の方がアイゼンを着けておられて山休も安全の為10本のワンタッチアイゼンを装着。

単独の男性は四日市在住の方で山の話をしながらその後鎌尾根取り付きまでご一緒することに
支流源頭部を超えて行く 旧道との分岐(新しい標識あり)

雲母峰の分岐まで登ってくると次第に積雪も多くなってくる。
岳峠と鎌尾根分岐に新しい標識が設置されており、岳峠への巻き道案内もあるが斜面のトラバースになりお勧めではない。
分岐からは何時ものように鎌尾根に向けての急坂を登り切ると目の前に三角錘が姿を現す。

積雪は30cm程か 雲母峰からの合流点 新しい標識

鎌尾根取り付きで鎌尾根に向われる男性と別れ岳峠へのと下って行く。
岳峠からのルンゼ状の急斜面(積雪の多い時やアイスバーン状態の時はピッケル必要)を
滑落に注意しながら慎重にコルまで登って行く。

三角錘鎌ヶ岳 岳峠旧標識 コルに向けて急斜面を登る

コルからは岩の目立つ急な尾根筋となり、木の枝、岩肌、笹を掴みながら這い上がるようにして登って行く。
ここでトラブル発生! 久しぶりの雪山の為か両足太腿が山頂直下10m程でクックッと攣ってしまい10分程立ち往生!
騙し騙し
で何とか17度目の山頂に立つ。

コルより鎌尾根を望む コル付近の樹氷 山頂にて

先着されていたペア登山者の方に挨拶をし、すばらしい展望をおかずに昼食タイムに!
40分程至福の時間を過ごした後登ってきた道を下山。

肉眼では御嶽山をはじめ鈴鹿の山々を堪能したのであるが、帰宅後写真を確認すると
デジカメのISO、露出、ホワイトバランス設定が狂っておりまともな写真が撮れておらずガックリ!

晴れた日に再度リベンジだあ!