大御影山
近江坂よりブナ林の大御影山を歩く

山域：高島トレイル
山行日：2013年6月30日
メンバー：単独
天候：曇り
コース：ビラデスト今津（9：30）→登山口（9：36）→バイパス分岐（上10：03　10：08）→林道出合（11：00　11：05）→
大谷山分岐→大御影山（11：40　12：21）→林道出合（12：45　12：50）→今津ビラデスト村14：02）


久しぶりの山歩きを高島トレイル百里岳と決め、7時30分京都八幡市を出発。
名神東インターより湖西道路を順調に走るも堅田で鯖街道へ入るのをうっかり忘れ、行先を急遽大御影山へと変更。
登山口のひとつであるビラデスト今津に9時15分に到着する。

準備をし、登山前の儀式を無事済ませて舗装道路を登山口に向けて歩きはじめる。
5分程で登山口に着き林道より山道に入って行く。
ビラデスト今津 林道登山口 杉の植林地取り付き

取り付きの杉の植林地を抜けると大御影山まで7ｋｍの標識があり、『ええ7ｋｍもあるのか』と
これは簡単には山頂に着かないなあと気合を入れる。

花は落としているが登山道脇にはコアジサイが群生し、花の季節はすごいだろうなと思いながら標高を上げて行く。
15分程登ると旧道との分岐になり、バイパスと表示された新道を進む。
尾根を巻くように登ると旧道との開けた合流点となり、霞む琵琶湖を望みながら一息。
山頂まで7ｋｍの標識 花を落としたコアジサイ 新道分岐

合流点からは道もなだらかになり、足元にはコナスビ、ツルアリオドシ、ギンリョウソウも姿を見せてくれる。
途中にある池にはモリアオガエルの卵（痕）がエゴノギにびっしりと付いており蛙君の生命へのたくましさを感じる。
コナスビ ツルアリオドシ ギンリョウソウ
モリアオガエルの卵 エゴノギ

コアジサイとブナ林を楽しみながら進むとやがて林道へと飛び出し、山頂へ向けて古道近江坂へと入って行く。
古道に入ると樹齢200年から300年はあろうかと思われるブナの巨木が多く見られるようになり、立ち止まっては見上げる。
ヤマボウシも咲き残りのピンク色への変化を見せくれる。
延々と続くコアジサイ 林道 古道近江坂
ブナ林が続く ブナの巨木 ヤマボウシ

ビラデスト今津を出からおよそ2時間気持の良い樹林帯歩きの終点大御影山山頂へと到着。
この季節は登山者が少ないようで山頂には一組の登山者がおられるのみで静かなピークとなる。
途中パスさせて頂いた登山者の方も登って来られて山談議に花を咲かす。

40分程山頂で食事をしながらのんびりと過ごしビラデスト今津へと下山。
大御影山山頂と美しいブナ林