ザンギ平からは川原小屋跡に向けて鉄橋、鉄梯子を急降下して、弥山への標識より右岸沿いの斜面の進む。
途中、仙人ーテラスより抜きつ抜かれつしていた二人連れの登山者の男性一人の姿が見えなくなり、すわ!滑落かと。
3人で探し回るとルートを外されたようで前方より声がしてひと安心。
|
|
|
|
鉄の橋を急下降 |
弥山への標識 |
右岸沿いの斜面を歩く |
|
対岸に渡り左岸をしばらく歩いて再び谷筋に下りるとすばらしい渓谷美となり、パチリと写真に収めて
土石流の爪痕が激しい川原小屋跡へと到着する。
川原小屋跡の手前にバイカオウレンの群生がありかわいい花をたくさん咲かせており心が和む。
|
|
|
|
|
渓谷をゆく相棒 |
土石流の爪痕が激しい川原小屋跡付近 |
バイカオウレン群生地 |
|
川原小屋跡で水分補給の休憩を取り、美しい渓谷を遡上してゆく。
大岩の間を登ってゆくと前方の岩場にぶらリとさがった鉄梯子が見えてくる。ネットで良く目にする光景である。
|
川原小屋跡からの渓谷歩き・・・右へ行ったり左へ行ったり |
|
|
|
|
|
|
|
この鉄梯子をグィと力任せに登り切ると今度は垂直の岩に打たれたピン場が現れる。
高度感は大したことは無いが足元がスパッと切れ落ちており、落ちれば奥さんの小言も聞かれないなあと慎重に通貨してゆく。
|
|
|
垂直の鉄梯子 |
ピン場を渡る相棒・・・落ちれば孫の顔を見れませんよ |
|
やがて前方左に吊橋が見えて癒しの空間狼平へと到着する。
狼平には弥山、八経から回ってこられた方や弥山川より先着された方が休憩しておられ我々も昼食タイムとしザックを降ろす。
本日の昼ご飯である焼きそばを作り、コーヒーを飲みながら弥山川を無事歩けた満足感に浸る。
|
|
|
|
ピン場を渡る |
ピン場下には聖門の滝が落ちる |
まもなく狼平 |
|
|
|
狼平 |
狼平の吊橋 |
|
1時間程のんびりとした後、吊橋を渡り返し高崎横手の分岐より川合方面へ。
大峰らしい美しい樹林帯の中を歩き、頂仙岳を左より巻いてナメリ坂を緩やかに下ってゆく。
|
|
|
|
|
|
高崎横手より川合方面へ |
頂仙岳を左より巻いて行く |
ナメリ坂を下る |
|
狼平を出ておよそ1時間、下山ルートカナビキ尾根分岐に到着。
以前はこの分岐が分かり難く迷う登山者が多かったようであるが、今はテープマークもしっかりついており安心。
ちなみに相棒は以前歩いた時に分岐を見逃し川合まで下ったそうである(ご苦労様でした)
|
|
|
|
カナビキ尾根への分岐 |
標識にテープマークあり |
進行方向右側の斜面を下る |
|
分岐からは杉林、ブナ林を黙々と下り続けると1時間程で金引橋に着き、林道を白川八丁分岐、熊渡へと下山。
|
|
|
|
杉林を下る |
美しいブナ林 |
前方に林道終点(金引橋) |
|
|
|
|
白川八丁分に戻る |
登山口にあるコース図 |
ミツバツツジと渓谷で終了 |
|
弥山川ルートは鈴鹿松山谷やロクロ谷に比べると鉄梯子、鎖でガードされペンキ、テープマークもあり
難易度はそう高くないものの高度差のあるロングコースで体力勝負となるルートである。
今回歩いた感じでは天候の悪い日や体調が良くない時、又単独での入山は山が深い為お勧めできない!
|
弥山川渓谷風景・・・画像をクリックすると拡大します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|