2月初旬に体調を崩し、山歩きは金剛山のみで終わっていたのであるが回復後の山歩きに
通いなれた比良を選び、午前7時30分男山を出発。名神を北上し、湖西道路から鯖街道に入り9時過ぎ登山口坊村に到着。
体調回復を祝ってくれるかのように空も快晴!
車に常にキープしている冬山装備より6本の軽アイゼンとコンパクトスノーシューをザックにくくり付け
トイレを借りたあと比良山荘の横を通り、明王院に手を合わせ境内を抜けて登山口へと向かう。
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車中からは比良山系が光る |
葛川市民センター駐車場 |
冬装備 |
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登山口より積雪があるがまだアイゼンは必要ないだろうと登りだすと凍りついた雪でツルツルッとすべり
ラジアルタイヤよりノーマルタイヤに変化している足元のシリオ君よりスリップしても責任がもてませんとの声が届き
杉林の途中で6本の軽アイゼンを装着。 歩きや易くなり正解!
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杉林を抜けて広葉樹の森に入ると前方に駐車場でお見かけした女性を発見!
後を追いかけるように斜面を登ってゆくが久しぶりの山歩きの為かペースが上がらずなかなか追いつかない。
いつも休憩する腰掛石の鞍部でようやく追いついて挨拶を交わす。
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前方に女性登山者 |
腰掛石の鞍部 |
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一息入れて再び先に行かれた女性登山者を追いかけて直登ぎみにつけられたトレースをよいしょヨイショと登る。
例年は北斜面をトラバースするようにトレースがつけられているのであるが、今回は西側より尾根に上がってゆくようである。 尾根筋にあがると冬とは思えぬ暖かさで大粒の汗が頬を伝い出し、上着を脱ぐ。
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夏道との分岐で再び女性をパスさせて頂き冬道の急斜面を登って行く。雪がやわらかくてアイゼンがきかず滑ること数度!
雪屁の出来ているミニ尾根まで来るとスノーシューを履かれた4人グループが先行さておりルートを譲って頂く。
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ミニ尾根からは秋にキタヤマブシが群生する一枚斜面を北側から巻いて夏道分岐に抜けてゆく。
分岐からは北山の展望がすばらしくシャッターをパチリ!
水分の補給をして緩やかに続く樹林帯を抜けると御殿山に到着し、視界が開け西南稜が白竜の姿で迎えてくれる。
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合流手前の斜面 |
夏道合流点より北山を望む |
御殿山手前で先行者 |
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青空と西南稜 |
光る蓬莱山 |
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ゆっくりと西南稜の展望を楽しんだ後ワサビ峠へ雪屁横を下り西南稜一つ目のピークへ。
雪がやわらかく時々膝まで沈み込むツボ脚歩行になり、第一ピークの急登で両足太腿がピーンを攣るアクシデント発生!
足が上がらず立ち往生に!・・・・白竜に笑われ情けなか!
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ピークで休憩がてら10分程ストレッチをし足をほぐす。
西南稜には細いトレースが続いているがどうも歩き難くそうなのでスノーシューに履き替えてトレース横を進むことに!
快晴の下、気持の良いトレッキングを続けていると第二ピーク手前で再び足が攣りはじめて岩陰で大休止。
再び足をほぐして大斜面は右側より山頂へ向かう。
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白竜には細いトレースが続く |
右のスノーシューを辿る |
大斜面は右側よりノートレースを選ぶ |
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西南稜風景 |
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三つ目のピークよりミニ尾根を通過し、頂上稜線に出ると360度の展望が広がり伊吹、霊仙、白山までも顔を見せてくれる。
山頂には大勢の登山者がおられこのすばらしい展望を楽しんでおられる様子。
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山頂からの展望・・・シャカ岳から鈴鹿山脈 オグラスから湖北の山々 蓬莱山 白山 |
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うどんを作り、コーヒーを沸かし、天候が良く下るのが惜しくて1時間強山頂で山の休日を楽しむ。
下山はアイゼンに履き替え西南稜から御殿山へ登り帰し夏道合流へと下って行く。
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下山時の西南稜と登りマイトレース |
御殿山への登り帰し |
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途中ルートを外れて回り道をし、雪屁を踏み抜いて左手をひねる本日二度目のアクシデントもあったが、たいしたことも無く明王院に下山。
地主神社前で地元のおばーちゃんと会話を交わし61回目の武奈登山を終える。
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