今期5回目の山行を鈴鹿藤原岳に決め、相棒の車で7時に男山を出発。
第二京阪、京滋バイパス、新名神を走り、
土山のサービスエリアでモーニング休憩を取る。
昨夜からの寒波到来で土山SA一帯は一面の雪景色になっており、
北部に位置する藤原岳は相当な積雪になっているだろうなと
期待と不安感が重なる。
|
|
土山サービスエリア |
東名阪に入り四日市インターの渋滞を避け鈴鹿で高速を下りると一般道は凍結の連続で車が動かず。
中天に広がる青空にイライラしながら男山を出て西藤原の登山口まで4時間近くかかり予定が大きく狂う結果に!
登山口の駐車場にも10cm程の積雪があり、さすがに登山者も少なく2台の車が停まっているだけ!
トレースや積雪の状況にもよるがこの時間からでは、展望丘、天狗岩まで行くのは無理かなあと思いながら
10時55分仕度を終え表登山道の鳥居をくぐる
|
|
|
|
青空と雲と鈴鹿山系 |
表登山口駐車場 |
登山道は鳥居をくぐる |
|
神社の横を抜け雪景色の樹林帯をしばらく登るとお地蔵さんの鎮座する二合目へと着く。
いつものように登山の安全を願い手を合わせる。
|
|
|
|
登山道は神社横から |
樹林帯を行く |
二合目にはお地蔵さんが鎮座する |
|
杉林にある三合目を通過し、四合目に着くと登山道はふかふかの新雪となり
名古屋より来られた女性登山者の方と会話を交わす。 |
|
|
|
三合目 |
四合目はふかふかの雪 |
女性登山者との語らい |
|
この辺りの積雪は30cm程度でまだアイゼンの必要も無く先行者のトレースをゆっくりと追いかけて行く。
五合目を過ぎ杉林に再び入ると冬道のショートカットコースにはトレースが無く、六合目を通過する正規ルートへ足を進める。
六合目を過ぎて7合目手前まで来ると積雪が多くなり、風が強く先行者のトレースが消され気味で
足元のシリオ君がそろそろスノーシューを付けるようにとうるさく言ってくるので装着。
|
|
|
|
日差しが戻り快適トレ |
6合目付近を行く相棒 |
膝まで雪に苦戦する相棒 |
|
七合目標識付近で先行者が下りて来られ八合目からは雪がさらに深くトレースもないので撤退してきたとの事。
とりあえず我々も八合目まで登り無理ならば引き返すことにし霧氷の中を前進。
|
|
|
|
風でトレースも薄っすらに |
七合目付近よ行く相棒 |
七合目の霧氷 |
|
八合目に着くとたっぷりの積雪で夏道、冬道とも真っ白の世界になっておりトレースはもちろん無し。
ここから九合目、小屋への急な登りは膝、腰までのラッセルが必要のようで我々の体力、技術では登れても
『中高年登山者下山せず』の文字が頭に浮かびここで撤退を決める。 朝の4時間がくやしい!
|
|
|
|
八合目前に道は無し、後に道が残る |
マイスノーシュー |
スノーシューデビューの相棒 |
|
追いついて来られた女性もここで撤退のようで四合目まで一緒に下る。
折角の新雪、下山はトレースの無いルートを選びスノーシューでの雪遊びを思う存分楽しみながら下る。
四合目に着くと先程の登山者の方が休憩をしておられ、この日の入山者全員集合で山の話で盛り上がる。
女性の方に頂いたドライフルーツが美味しくうれしい!
|
|
|
|
下山中の相棒と女性登山者 |
途中よりトレースの無いルートでスノーシュートレを楽しむ |
|
ここでスノーシューを脱いで登山口へと下山し、休憩小屋で遅めの昼食タイムをとりお腹を膨らます。
雨男の相棒の同行で天候は徐々に悪化し、時間足らず、力量不足で八合目での下山となったが、楽しい山の語らいもあり、
相棒も無事スノーシューデビューを果たせたので◎!
次回は福寿草の季節に再訪することを鳥居に約束し京都へ戻る。
|
|