比良蛇谷ヶ峰(オグラス)
干支の山へ桑野橋より西峰(反射板)経由で登る

山域:比良
標高:901.7m 登頂回数7回
山行日:2013年1月12日
天候:雲から晴れ
メンバー:単独
コース:桑野橋(9:50)→きのこ研究所(10:26 10:31)→林道終点(10:40)→獅の馬場(10:56)
→西峰反射板(12:04)→蛇谷山頂(12:20 12:41)→指月谷分岐(12:46)→ふれあいセンタ
(13:20)桑野橋(14:04)

アクセス:車 駐車場:道路沿い(ふれあいセンターには多数あり) トイレ:バス停横に公設あり(ここに駐車可能)


初詣登山、鎌ヶ岳へのリベンジも済ませ今年は歳男の山休、干支山の蛇谷ヶ峰に登らねばと8時20分に自宅を出発。
名神南から高速に乗り、東より湖西道路を経由して堅田より鯖街道へと入る。
危惧していた道路凍結も無く『ゆっくり走ろう鯖街道』の評語に合わせて安全運転で安曇川沿いを北上。
武奈登山口の坊村を通過して9時40分蛇谷ヶ峰の登山口の一つである桑野橋に到着。

バス停横にある公設トイレ 登山口になる大野の集落 桑野橋バス停への分岐

ふれあいセンターからの表登山道コースは大勢の登山者が予想されるので、
頂へは西峰反射板ルートを選び、バス停横のトイレで登山前の重要な儀式を済ませて大野集落の中を林道へと向かう。
デジカメを調整しながら歩いていると雪解け水が凍っておりステーン!

どんな時も油断は大敵と気持を引き締める。

ゲートを通過し、取り付きのあるきのこ研究所までつづら折りに続く約2キロの林道をテクテクと歩く。
標高が上がると林道も次第に雪が目立ち始めてくる。
予想通りこちらから登る人はおられず薄っすらとした踏み跡が一つだけである。

林道ゲート 踏み跡はひとつ きのこ研究所
林道途中にある望岳所からの展望ときのこ研究所にある登山コース案内図
白倉連峰  ◎拡大 武奈ヶ岳 ◎拡大 コース案内板 ◎拡大

きのこ研究所から少しゆき放置された車を過ぎると林道終点となり蛇谷に向けて2.7kmの標識がある。
トレースはスノーシュー跡に変り次第に登山靴が沈み始めて足元のシリオ君がスノーシユーをつけるように言ってくる。
 新調したワカンタイプの赤いスノーシューを装着。

放置された車 林道終点・・・蛇谷山頂まで2.7km スノーシューのトレース跡が続く

ほどなく獅の馬場を通過、午前中雲っていた空も青空が広がり出し冬枯れの森をスノーシューで快調に進む。
標高が500mを越えると雪も締まり出して足元からは心地の良い音が伝わってくる。

昨年ここを歩いた時はトレースが無くラッセルを強いられクタクタになったのであるが、
今日は先行者が一人おられるようでラッセルの必要がなくたいへんありがたい・・・先行者さんに感謝!

獅の馬場・・・積雪は30cm程 杉に雪の花が目立つ 林間コースにトレースがあり

雨量計即所からは尾根状に続くルートを何度かのアップダウンを繰り返し、
天狗の森の入り口に立つ大杉を通過すると西峰への急な登りとなる。このコースではここが一番きついだろう。

十八番の立ち休憩で息を整えスノーシューで雪面をしっかり捉えて急坂を登ると前方上部に反射板が見えてくる。

雨量計測所 ブナ、コナラの森を快適に歩く
天狗の森の玄関大杉 急登を振り返る 前方上部に反射板

南西側の落ち込みに気をつけてしゃくなげの群生地を抜けると西峰の山頂稜線へと飛び出す。
稜線上は蛇谷より足を伸ばされてきた方々の踏み跡が多く雪面はしっかりと踏み固められておりスノーシューは不要に!

反射板を目指して登る・・・右の落ち込みに注意! 西峰稜線

稜線からの展望はすばらしく目の前に蛇谷ヶ峰、南側に日差しを受けて光る武奈ヶ岳、そして湖北の山々!
押すだけカメラのシャッターを何度もパチリ、パチリとし、一度鞍部に下って斜面を登りかえしオグラス山頂へ到着。

西峰からの展望
蛇谷ヶ峰本峰 比良の盟主武奈ヶ岳 湖北の山々

山頂はふれあいセンターより登って来られたたくさんの人たちで賑わっておりまるで京極のようである。
展望を楽しみながらコーヒータイムをし、
スノーシューからアイゼンに履き替えて20分程の滞在で山頂を後にする。
蛇谷山頂より西峰を望む
北山百里ヶ岳を望む
賑わう蛇谷山頂 ザックとスノーシューと山頂

下山はふれあいセンターへアイゼンの爪をきかせながらダブルストックでウェーデルン下降し
何組かのグループをパスさせて頂き40分程でセンターへ下山
ふれあいセンターからはさらにアスファルトの道を40分かかって歩き桑野橋に戻り干支山登山を終える。


同日ネット友人の『しーちゃん』も蛇谷ヶ峰に登られていたそうであるが
山頂すれ違いで残念ながら遭遇することは叶いませんでした。
   ◎しーちゃんのサイト

指月谷分岐 ふれあいセンターへの下降路 いきものふれあいセンタ