城崎へ七湯めぐりに向かう娘を京阪樟葉へ6時過ぎにアッシーした後、
4年連続で行っている綿向山幸福のブナへの初詣登山をすべく久御山インターより第二京阪に入り、瀬田より名神を北上
竜王インターより一般道へ下り、登山口のある日野町北畑の御幸橋駐車場に8時少し前に到着。
昨年と違い今年は積雪が少ないようでスノーシューとアイゼンを車に残し、
念の為6本の軽アイゼンをザックに放り込んで西明寺川沿いの道をヒミズ谷出合登山口へと向かう。
一年ぶりの夫婦松に挨拶をし、巨大な砂防ダム横より北畑林道へ。
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御幸橋駐車場 |
アカ松とクロ松の夫婦 |
砂防ダムに向けて川沿いを歩く。 |
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林道を15分程歩くとヒミズ谷出合小屋に着き、谷に架かる鉄の橋を渡って登山道に入って行く。
きれいに整備された登山道は歩く易く、一合目、二合目を順調に通過。
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登山口に続く北畑谷林道 |
天然記念物の接触変質地帯 |
登山口・・・ヒミズ谷出合小屋 |
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先行されていた二組の方に『おめでとうございます』の挨拶をしパスをさせて頂く、林道へ飛び出して
三合目標識より再び登山道に入るとあずみ小屋へと着く。
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鉄の橋を渡ると登山道 |
一合目標識・・・山頂まで3720m |
林道沿いの三合目標識 |
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今日は気温が低いものの風が無く、防寒対策万全の身体に汗がじわじわと湧き出す。
冬季の汗の掻き過ぎはヤバイと小屋でヤッケを脱いでひと息入れる。
あずみ小屋からは四合目を通過し、杉の林が途切れると鐘と赤い屋根がメルヘンチックな五合目の小屋に着く。
風のきつい日や寒さの厳しい日にはとてもありがたい小屋である。
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あずみ小屋 |
五合目の小屋 |
向こうに昨年の干支山竜王山 |
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五合目の小屋を過ぎても登山道に全く雪は無く冬山の感じがしない。
この時期美しい霧氷を見せる七合目のブナ原生林も冬枯れのままである・・・ウム残念ですと日野綿向行者尊に一礼。
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六合目付近の登山道 |
七合目のブナ原生林 |
日野綿向行者尊 |
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七合目からは冬道に入り急な登りをヨイショ、ヨイショと登る。
積雪があるとアイゼンで比較的登りやすい急坂も今日は滑って登り難い事しかり!
標高が上がると以前に積った雪が登山コースにアイスバーン状に張り付いておりさらなる苦戦を強いられる。
何度かズルッを滑りながらも稜線に出て強大なケルン(青年の塔)の建つ山頂に到着。
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ヒズミ谷出合小屋から約90分、まあまあのペースに腰も異常なく今年も足は大丈夫だなあと自己納得。
グレーキャンバスの中に姿を見せる雨乞岳と鎌ヶ岳の展望を楽しんだ後、今日の目的地幸福のブナへ足を向ける。
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山頂からの展望・・・雨乞岳と鎌ヶ岳 |
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山頂部と冬道の分岐をイハイガ岳、竜王山方面へ稜線を100m程下ると珍変木『幸福のブナ』がある。
くぐると幸せを呼ぶと言われており新年の恒例行事として過去4年連続で訪れており、今年も幸福のブナに初詣!
自身とザックもくぐらせて幸せが訪れることを願う。
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幸福ノブナ |
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初詣を済ませて山頂に戻るとたくさんの方が登られてきており、お正月より山の会話も弾む。
記念の写真を撮って頂いて時間を確認するとまだ10時15分、急いで下れば昼ごはんに間に合うなあと下山をはじめる。
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上部のアイスバーンを慎重に下り七合目、五合目を一気に通過。
あずみ小屋より林道へショートカットして11時過ぎにヒミズ谷出合に下山。
無事昼ごはんにも間に合い初詣登山を終了。
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