観音峰とみたらい渓谷
南朝ロマンの小道と紅葉のみたらい渓谷巡る


山行日:2012年11月12日
天候:曇り
メンバー:雨男ミーとマン氏 トイレ派ノム氏 山休
コース:観音峰登山口(8:55)→第一展望台→観音平休憩所(9:44 9:57)→観音展望台(10:22 10:37)→山頂(11:03 11:08)→
観音展望台(11:30 12:37)→登山口(13:27)
→みたらいの遊歩道
→みたらい滝→登山口


サークルの例会に備えて軽く歩いておこうとミーとマン氏、ノム氏と大峯展望台の観音峰へと出かける。
5時30分八幡市を出発し、京阪奈道路、大淀町より309号線を走り途中トイレ好きのノム氏の為2回の休憩を取って
南朝ロマンの小道観音峰登山口に到着。

ここはみたらい渓谷の入り口でもあり駐車場にはきれいなトイレと休憩所が完備されている。
南朝ロマンの小道登山口 きれいなトイレあり 休憩所には南朝ロマンの絵巻が!

ゆっくりと準備をしいざ出発・・・ノム氏より「ちょっと待って」の声が! やっぱり得意技の発揮で10分程の時間待ち。
体制を建て直し8時55分みたらい渓谷に架かる吊橋を渡り登山道へと入って行く。

南朝ロマンの小道コース案内図 渓谷に架かる吊橋 吊橋を渡ると観音峰取り付き

ちょい苦手な吊橋をドキドキしながら渡るとみたらい遊歩道との分岐になり、渓谷散策は下山後の楽しみにして
杉と檜の中に続く南朝ロマンの小道へと入って行く。
登りはじめるとすぐに水場がある。夏はここが給水ポイントになるのであろう。

南朝ロマンの小道へ 水場 南朝の歴史プレートがポイントごとに

少し
登ると第一展望台となり大峯の展望を期待するもあいにくの曇空で展望はなし!
ノム氏曰く『11時頃より天候が回復しすよ』の言い訳を聞くも雨男が同行しているのであまり期待は持てず。

第一展望台からも良く整備された道が続き、檜林を抜けるとブナやコナラが黄葉を見せ初めて観音平へと着く。
左第一展望台へ 良く整備された道を登る ブナの黄葉
観音平の紅葉

休憩小屋の周りは木々が見事な彩りを見せており久しぶりに参加した一眼レフでパチリ、パチリと撮影タイムに!
休憩後、南朝の面影を残す「お歌石」、「観音の岩屋」を見学して紅葉の森、再び現われた檜林のつづら折りを抜けると
ススキの草原が広がる観音峰展望台へと到着する。

お歌石・・・よしの山 花ぞちるらん天の川 くものつつみをくずすしらなみ  大塔宮護良親王
お歌石 観音の岩屋 つづら折の登山道

第一展望台同様に大峯の山々は厚い雲でその姿を見せてくれず。

観音平展望台より大峯の山々を展望するも雲の中

今までに2回観音峰の頂きを踏んでいるミーとマン氏はここで晴れの祈りをするというのでノム氏と観音峰へ。
前衛峰の小山を登り、紅葉と冬枯れがコラボする樹林帯を25分程行くと頂へと着く。

頂は法力峠への縦走路の通過点で樹林に囲まれて展望は無い。
先着されていた老登山者の方たちと山談議を楽しだあと祈祷師ミーとマン氏の待つ観音平展望台へと戻る。

観音峰前衛峰 冬枯れの樹林帯を行く 観音峰山頂

ここで天候回復を信じながら昼食タイムをとる。
コーヒーを楽しみながらしばしの時間を過ごしていると祈祷師の祈りが少しだけ通じたのか
大日の穂先とバリゴヤ頭、鉄山が雲の間よりちょっとだけ顔を見せてくれくる。

バリゴヤ君、鉄山君「待っていろよ」・・・来年は必ずい行くぞ!
大日の穂先、稲村ヶ岳とバリゴヤの頭

下ると晴れるような気がし、後ろ髪をひかれる思いで展望台をあとにしみたらい渓谷へと下山をはじめる。
観音平紅葉の森、檜の林を快適に下って駐車場に戻ると予想通り天候が回復し、悲しいやら、うれしいやらの変な気分で
ザックを置いて身軽になりみたらい滝まで往復一時間の紅葉に彩られた渓谷美の散策を楽しむ。

観音平紅葉の森を下る みたらい渓谷方面の彩り 檜林を下る
みたらい渓谷の彩り
帰路は天ノ川温泉のしっとりしたお湯にのんびりと浸かり京都八幡に戻る