比良武奈ヶ岳 
坊村より秋の西南稜を歩く

山行日:2012年10月2日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:ミートマン氏 山休
コース:坊村登山口(9:46)→夏道→合流点(11:29)→御殿山(11:43 11:50)→西南稜→武奈山頂(12:30 13:43)
→西南稜→御殿山(14:05)→冬道→坊村(15:18)

予定していた大峰縦走が天候不良で中止になり、近場の比良に登りストレス解消を図ろうと相棒ミーとマン氏を誘い西南稜歩きへと出かける
コースは車利用でもっともベーシックな坊村から武奈山頂のピストン。


9時20分葛川市民センター駐車場に車をキープし、明王院御殿山登山口より杉林の急な道をひたすら登り
広葉樹の森を通過して腰掛石(勝って命名)で休憩。
ここまで快調なペースの相棒に比べて山休は少々バテ気味で普段の仕事の差を痛感!

明王院の境内を抜けて行く 坊村明王院 御殿山登山口
取り付きからの急登 広葉樹の森を行く 登山道の真中に鎮座する石

御殿山より派生している尾根の北斜面をトラバースするようにして進み 尾根筋から夏道へと入り冬道との合流点へ足を進める。
夏冬道合流点で北山の山並みと群生するキタヤマブシ(トリカブト)を押すだけカメラにパチリ!

斜面をトラバース 夏冬道分岐 合流点へ涸れた沢を登る
北山の展望とキタヤマブシの群生

合流点からは冬に雪の花が美しい樹林帯を抜けると西南稜展望台の御殿山へと到着する
登山道脇にセンブリが咲いており西南稜第一ピークにはたくさん咲いているのではとの期待感が高まる。

カメラマン ミーとマン氏 秋空に浮かぶ西南稜 蓬莱山

御殿山で久しぶりに西南稜の展望を楽しんだ後、ワサビ峠へと一旦下り第一ピークへと登り返してゆく
足元にはアキノキリンソウ、リンドウが咲き始めており押すだけカメラが活躍!。

ワサビ峠 青空に向けて第一ピークへ登る 第一ピークと西南稜
センブリ アキノキリンソウ リンドウ

第一ピークからはちょっとしたスカイライントレッキングがはじまる。
残念ながらセンブリは少し早かったのかほとんど咲いていないが北山、白倉連峰からの風が気持よく気分は爽快!
積雪期にもう一度下降を考えているサンマイ谷北尾根を偵察して第二ピークへ。
スカイラインは山頂へ続く 京都より富士が見えるかな白倉連峰 第二ピーク

第二ピークからは大斜面をエイコラ、ヨイショと登り、岩場にある遭難碑に手を合わせて山頂へのミニ尾根を通過。
スキー場方面からの分岐を過ぎ通いはじめて20数年60回目の武奈の頂に立つ。
ロープウエイ、リフト、ロッジが無くなり、山頂ポール、登山道とずいぶん変わったが山頂は何時もと同じで何故かほっとする。

大斜面 山頂への道 武奈山頂
ツアーで登って来られて20人程の団体さんの見送ってランチタイムへ!
雲は低いが見通しがよく伊吹山から鈴鹿の連山、はるかなに若狭湾、かすかに望める飯盛山をおかずに至福の時間を過ごす。
山で食べるどん衛兵とドリップコーヒー別格!
20名程のの団体さん どん衛兵でランチタイム 赤Tシャツで60回記念

1時間程ノンビリと過ごしたあと、ストレスの無くなった身体で西南稜を気持ちよく下り、御殿山から坊村へ下山。
これで明日からの仕事もなんとか頑張れるなあと男山への岐路に着く。