比良は午後より青空が広がるとの天気予報を信じて急遽坊村へと車を走らすことに!
8時20分八幡市を出発し、東インターより湖西道路に入り、コンビニで水と食料を調達して9時40分葛川市民センターに車を停める。
駐車場で装備を点検し、天候からはスノーシューや前爪アイゼンは必要ないだろうと軽アイゼンと念の為ワカンをくくり付ける。 前回スマホを落としているのでしっかりとザック奥にしまいこみ、登山前の儀式を済ませて |
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常に車に積んでいる冬山装備 |
明王院境内を抜けて登山口へ |
明王院の上空に少し青空が! |
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途中でアイゼンを付けるのは面倒なので境内で装着し杉林の急な取り付を登って行く。
前回よりもしっかりとしたトレースのついた広葉樹の森を快調に抜けて枝尾根鞍部の腰掛石の広場で小休止。
トラバース道を先行者の後を追いかけるように直登ぎみに尾根筋へと上がり冬道分岐へ。 気温が高く冬道の分岐で上着を1枚ザックに仕舞い込む。
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取り付きの杉の急登 |
広葉樹の森にしっかりとしたトレース |
冬道分岐 |
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冬道に入ると前回とは違い整備すればボススレーコースになるようなしっかりとしたトレースがあり 適度に締まった雪面はアイゼンが良く効きドンドンと高度を上げる。
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冬道にはきれいなトレース |
お気に入りミニ尾根雪屁 |
合流点へ一枚斜面を登る |
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冬道に入ると前回とは違い整備すればボススレーコースになるようなしっかりとしたトレースがあり 適度に締まった雪面はアイゼンが良く効きドンドンと高度を上げる。
北面のミニ尾根にはきれいな雪屁が出来ており一度通過して再び戻り何枚もパチリと写真を撮る。 そして夏道との合流点へ一枚斜面を登り北山に挨拶!
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合流点の雪の壁 |
鎌倉山から続く北山の山並み |
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合流点より御殿山へのルートも前回の薄い踏み後とは違いトレースがはっきりついているが、今日はせっかくの天気、 北側にあるあまり人の通らない尾根筋へ迂回し頂へと脚を向ける。
ニ週間ぶりに訪れた御殿山は薄曇りの冬空であるが、360度の展望が広がりカメラマン気取りで何枚も写真を撮り 西南稜と蓬莱山を眺めながらゆっくりとした時間を楽しむ。
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これから向かう西南稜 |
白い帽子の蓬莱山 |
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休憩後口の深谷沿いに張り出した雪屁上に付けられトレースをワサビ峠へと下り、第一ピークへと登り帰してゆく。 ピークの上には山休を歓迎してくれるかのように空が少しずつ明るくなり始めてくる。
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御殿山を振り返る |
口の深谷沿いの雪屁(下山時の撮影) |
ワサビ峠より第一ピークへ登り返す |
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第一ピークに立つと西南稜が白竜が天に登るような姿で目の前に現われる。 ここからの西南稜は春夏秋冬いずれの季節に訪れてもその姿に見とれてしまう。積雪期は天下一品であろう! トレースはしっかりしておりワカンを装置する必要もなく竜の背を歩き、二つ目のピークで 白倉連峰を見ながら行動食を片手に撮影タイムを楽しむ。
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第二ピークからは大斜面を登り、前衛峰のピークを右から迂回するように付けらたトレースを辿り、雪に埋もれた遭難碑に合掌し
八雲ヶ原からの分岐を通過して今年はじめての武ヶ岳の山頂に立つ。
今回で59回目の頂となる武奈山頂は次第に青空が広り出し、二十数年かけてようやく 自己の年齢を超えて達成したエイジシュートを祝ってくれているようである。
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前衛峰への大斜面 |
ピークの右側を迂回して通過 |
武奈ヶ岳山頂 |
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山頂からは眼下の琵琶湖はもちろん蛇谷ヶ峰、百里岳、三十三間山、北の武奈ヶ獄などの展望が広がる |
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下るのが勿体ないくらいの青空となり、何枚も写真を撮り山頂におられた登山者の方と語らい 山頂の岩に腰掛てコーヒーを味わいながら至福の時間を過ごす・・・最高! |
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白倉連峰から三国岳、百里岳を展望 |
蛇谷ヶ峰の奥に三十三間山、武奈ヶ獄 |
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30分程山頂で過ごしたあと下山は日が射し青空の広がった西南稜を気持良く下って行く。 車の助手席で奥さんのお尻で圧死した初代レノ○のサングラス、同じく娘の圧力に片腕を粉砕された2代目のサングラスに 代わり雪目対策に急遽100円均一で手配した三代目サングラスが思いのほか活躍してくれる。
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第一ピークで白竜に別れを告げワサビ峠に下り雪屁を御殿山へ登り返す。 196枚撮りに設定したデジカメのSDカードはすでに140枚まで写しておりもうあまり撮影しないだろおうとザックに入れて ダブルストックを長めに調整して坊村への下山をはじめる。 |
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第一ピークより御殿山 |
ワサビ峠より振り返る第一ピーク |
御殿山の雪屁 |
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13時59分御殿山より春の再会を西南稜と約束し、冬道を飛ばし、トラバース道を何回か尻セードで下って 鞍部の腰掛石でひと休憩後14時53分坊村明王院に下山。
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