今秋5度目の鈴鹿遠征は忘年会登山を兼ねてサークルのシルバー登山隊のメンバーとセブンマウンテンの一つである 竜ヶ岳の笹原をのんびり歩こうに決め12日午前6時15分男山を出発。 京阪樟葉でシルバー隊の一人テラ爺と合流し、待ち合わせ場所の名神黒丸PAへと車を走らす。 いつもの登山専用者ミーとマン号が空調不良で冷房専用車になった為、今日の足はテラ爺号である・・・!
黒丸PAで全員集合後、八日市インターより421号線経由で春に開通した石博トンネルを通り登山口のある宇賀渓に8時40分到着。 駐車料金と入山料込みの500円×2を支払い山頂へと通ずる遠足尾根へと足を向ける。
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駐車場後方に竜の頂 |
遠足尾根へ取り付きへ林道を歩く |
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林道をしばらく歩き右側の杉林に新しく付けられた遠足尾根への道に入る。 結構な急登が続き出だしの弱い山休はいつものように息切れを連発するが、先頭を歩くセキ爺は容赦なくドンドンと進み あとの4人はついてゆくのがきついくらいである。 このセキ爺はリタイヤ人生を満喫し、自宅より定期券を購入して交野山で鍛えているとのことでなるほどと納得!
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杉林の急坂を登りセキ爺に休憩をお願いする。 ミーとマン氏も昭和の戦士の強さにびっくり! |
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途中にあるガレたピーク(大日向!)を通過し、杉林をさらにエイコラヨッコラと登り、ロープ場を慎重に越して 周りの風景が広葉樹の森に変りだすとやがて遠足尾根取り付きへと到着しひと休憩。 シルバー隊のセキ爺、トヨ爺、テラ爺ともすこぶる元気で天候も良し!
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遠足尾根に入ると冬枯れの穏やかな道になり、大人の遠足気分で『年金なんぼもろてんの!年金ほんまに大丈夫やろか! 退職金たくさんあったですか!』などまもなく山休にも訪れるリタイヤ人生について話が弾む、弾む! 30分程おとなの遠足をしながら賑やかに歩むとやがて樹林が途切れて笹原となり竜の頂が望めるようになる。
*遠足尾根は高原地図に記載されていないが良く整備されて歩き易い道である。
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笹原に入ると快適な草原歩きがはじまる予定であったが、雪解けでぬかるんだ道に大苦戦! 雨男が力を発揮し空も灰色に変わり始めて風も強さを増す、足元は泥だらけに、雪道よりも滑る滑るで大幅にペースダウン! それでも昭和の戦士シルバー隊はめげることなく頂を目指して徐々に高度を上げてゆく。
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笹原歩きのスタート |
遠足尾根からの道を振り返る |
前方に貴婦人竜ヶ岳 |
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治田峠、静ヶ岳分岐を過ぎると山頂まではもうひとふんばり! ふた踏ん張り! 笹原の中山頂に向けて伸びる道をエイヤーエイヤーと軍隊式で登り1099mの頂きに無事到着。 生憎の曇り空となり展望は今ひとつも、山頂で山ガールの『今日は』のご褒美にシルバー隊は笑顔満面に! 山ガールと言うより山好きの女の子の感じで山休もなぜかうれしかった!
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静ヶ岳分岐・・・奥に藤原と御池 |
ぬかるんだ笹原を行く |
ピークまでもう少し! |
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山頂とシルバー登山隊 |
ガールの向うに釈迦ヶ岳が笑う |
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山頂で昼ご飯の予定をしていたのであるが、風が強く樹林帯まで下ることにし 名残り惜しそうにしているセキ爺、トヨ爺、テラ爺、ミートマン氏をせかせてガールに挨拶し中道ルートを下り始める。 20分程下って樹林帯に入り待望のランチタイムに!。
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山頂からの展望 |
風を避けて中道を下る |
ランチタイム |
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食後のんびりとコーヒータイムを取ったあと樹林帯の急な道を沢へと下り 沢沿いの道を何度か渡渉を繰り返し、
砂防ダム二つをクリアすると長尾滝とホタカ谷との分岐に到着する。 この分岐より魚止滝経由で宇賀渓キャンプ場に戻れるのであるが、時間的、体力的にも余裕がありそうなので 長尾滝から砂山経由で戻ることにし滝へと向かう
*沢沿いの道は踏み跡不明瞭がところあり! 特に砂防ダム付近はわかりにくいので注意必要。
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樹林帯の急な下り・・・ロープあり |
何度か渡渉を繰り返す |
沢沿いに続くルート |
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砂防ダム越えは高度感あり! |
おおインディアン・・・こんにちは |
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分岐からは沢を渡り、5分程石博峠方面へ登り返すと長尾滝に到着し、その滝の美しさに思わず目を奪われる。
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分岐より渓流を渡る |
滝壺の美しい長尾滝 |
ハイ・・ポーズ! |
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長尾滝からは左岸の鉄梯子を高巻し滝上部に出て石博峠との分岐を200m程登り返す。 砂山へと向かう尾根筋は大変歩きやすく快適で、天候が回復しだした竜ヶ岳もその美しい姿を見せてくれる。 展望台で休憩したあと遊歩道を通りキャンプ場へと戻り忘年会登山を終える。
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左岸の鉄梯子 |
石博峠分岐へ沢を渡る |
石博峠分岐 |
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歩き易い砂山の尾根筋と展望台 |
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砂山展望台より竜ヶ岳稜線を望む |
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