久しぶりの台高への山歩き、早朝4時待ち合わせ場所である新婚ノム氏宅へ車を走らす。 4時30分、本日のメンバーであるミートマン氏が到着し、三人で雨予報60%の桧塚へ向かうか、中止にするか検討! さすがに雨の桧塚はきついなあ!と行き先を曇り予報の千ヶ峰へと変更を決める。 現地で雨が降ればロングドライブで終わっても後悔無しという事で東播磨へ!
赤松のPAでモーニングタイムを取り、滝社より427号線を北上し、7時55分三谷登山口に到着。 さすがにこの天気では他に登る人はおられず広い駐車スペースに車は無し。
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山頂まで2053mの案内板を確認し、渓流に架かる橋を渡り、 右に見事な滑滝(雌滝)を見ながら杉林の穏やかな傾斜の道を登ってゆく。
10分程登ると再び沢を渡り、今度は左に豪快に水を落とす雄滝の轟音を聞きながら登ることに! 先程の渡渉地点が雌滝と雄滝の中間点であるらしい! |
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山頂まで2053m |
左岸を歩いて渓流を渡る |
右岸沿いの杉林の穏やかな道 |
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見事な滑滝…雌滝 |
渡渉地点より上が雄滝 下が雌滝 |
豪快に落ちる…雄滝 |
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雄滝を過ぎるとガスが濃くなりだし、上流にある滝付近ではまるで薄闇の中に入る雰囲気となってくる。 沢沿いから離れるとロープも設置されている階段状のきつい登りになり、立ち休憩を繰り返して岩座神コースとの分岐に到着。
新婚生活でお疲れぎみではと思っていたノム氏、お嬢さんの嫁入り準備で忙しいミーとマン氏ともすこぶる元気のようで 急坂の登りを見ていると公務で力を抜いているとしか考えられない様子!・・・元上司として少し心配である(笑・笑)
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上部の滝…小橋を渡る |
ロープのある急な登りが続く |
岩座神コースとの分岐 |
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分岐を過ぎると広葉樹の森を抜ける道となり、標高が上がるに連れて笹が目立ちはじめてくる。 さすがに人気の山、登山道は良く整備されており、濃いにガスに覆われているが迷うことはない。 咲き始めのベニドウダンをパチリしながら、笹の中を登りると突然目の前に標識が現われて山頂へと着く。
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360度の展望を誇る千ヶ峰山頂もさすがに今日はガスに周りを囲まれて何も見えず。 三角点のあるピークで休憩タイムを取っていると、足元になにやら動く小さな物体がいるではないか!おお山蛭! 残念ながら山休の血は吸えなかったかと余裕をかまして写真を撮っていると 『首から血が出てまっせ』と相棒からドッキとする一言が!巻いていたタオルが真っ赤に!
ウムやられた。二十数年の登山歴はじめて山蛭君と友達になってしまった。 よくも大切な血を吸いやがったと怒りで踏み潰したい気持であったが、これも自然と絶交宣言で釈放! ちなみに新婚ノム氏も餌食になっており、雨男のミーとマン氏は仲間はずれであった。
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三角点のあるピーク |
絶交宣言の山蛭君 |
三角点にて相棒二人 |
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ガスの山頂を15分程で後にし、岩座神七不思議と言われる雨乞岩に向けて穏やかな稜線を南下してゆく 七不思議コース分岐をやり過ごし進むと986mのピークに岩の塊が姿を見せる、岩座神七不思議の日一つ雨乞岩である。 干ばつの時に岩の上で踊れば雨が降る言い伝えになっているが、今日は踊らないので降らさないでと祈る。
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雨乞岩に向かう稜線 |
七不思議コース分岐 |
七不思議の一つ雨乞岩 |
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雨乞岩よりさらに稜線を南下すると登山道は直角に斜面を下り笠形山との分岐に出合う。 ここよりより急な斜面を下り、展望岩に寄り道をしてさらに下降すると今日のもう一つのメイン唐滝到着である。
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滝壺まで下りて写真を何枚か撮ってくると相棒より、 『唐滝には大蛇が住み一人で足を踏み入れると生還できない』と案内板に書いてありますよとの一言が! ドキッ…先に言ってよね! 伝説通りにならなく無事でホッ!
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唐滝からは何度か沢を渡渉し、みそぎ滝に咲くヒメレンゲを観賞して六地蔵が祭られている岩座神コース登山口に下山。 三谷登山口まで舗装道路をテクテク、テクテクと歩いて戻り、ランチタイムを取って終了。 |
最後まで楽しませてくれて山野草達 |
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ジャケツイバラ |
コナスビ |
ノザミ |
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左唐滝へ 真中千本杉 |
多可山村風景 |
下山後のランチタイム |
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