花の百名山として有名な高島トレイル赤坂山へ、久しぶりに女子の参加を得て男二人、女二人のグループで湖北へと向かう。 女子が20代 男子が50代と親子以上程の差があり街では考えられないコラボであるが山ではよくあること…無いか!
メンバーの力量が判らず、もしものことを考え枚方6時の早い集合をし、途中で朝食を摂ったあと、 南より名神に入り、湖西道路を経由して、メタセコイアの並木を通り8時30分登山口であるマキノ高原に到着。 マキノ高原はアウトドアスポーツの基地で駐車場、トイレ、温泉が完備されており登山者にもとても親切なエリアとなっている。
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マキノ高原入口…後はさらさの湯 |
マキノ高原 |
登山口に向けて高原を歩く |
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準備をしたあと高原の中に続く道を登山口へと歩いて行く、前方には寒風へと続くスカイラインの眺めが良い。 どうやら天候も良さそうで登山口より階段状に整備された道をリサさんを先頭に登りはじめる。
山休の心配とは裏腹に女子二人はしっかりとした足どりで、急な登りを難無くこなし、おじさん二人は遅れを取ることに! ヤマツツジに笑われながら追いかけるようにして休憩ポイントのブナの木平に到着。
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階段状の道を快調に登る女子 |
ヤマツツジ |
休憩ポイントブナの木平 |
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ブナの木平はマキノ高原より50分程の行程にあり、急な登りの終点で立派な東屋の建つ最初の休憩ポイントである。 先着されていた男性二人の登山者の方が休憩されておられ何故か優越感を持って挨拶を交わす。
ブナの木平からは左に沢音を聞きながらのトレッキングとなり、登山道脇にはイワカガミ、マキノスミレ、オオバキスミレが咲き、 歓迎の挨拶をしてくれる。いつもは単独の山休を見ているイカリソウは今日のメンバーを見てちょっとお怒りかなあ!
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オオイワカガミ |
不機嫌なトキワイカリソウ |
整備の行き届いた登山道 |
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花と樹林の緑を楽しみながら整備された登山道を40分程登ると若狭の国との分岐栗柄越に着き、視界が大きく広がってくる。 京と若狭の国を往来する多くの旅人を見守り続けてきたあろうお地蔵さんに、登山の無事を祈り草原の中を赤坂山へと足を向ける。
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栗柄越からは気持の良い稜線を15分も歩くと標高824mの赤坂山山頂となり、360度の展望が広がりを見せる。 眼下の琵琶湖を望むメンバーから歓声が『おお』上がり、笑顔もあふれ出ている。 時間的に食事には少し早いのでゆっくりと展望を楽しんだあと、記念撮影をして一度栗柄越へと戻る。 |
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ピカ芸人さん笑顔も輝いています |
赤坂山山頂 |
山休久々ピースサイン!!! |
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栗柄越からは美浜より伸びてきている関西電力の送電線をくぐって尾根筋に登り、県境を南に下るように歩く。 稜線の小さな森を抜けて行くと広大な草稜となり、近江の国琵琶湖を左眼下に見、右に若狭の国と日本海を見ながらの まさしく中央分水嶺のスカイライントレッキングである。
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送電線点検中の関電ヘリ |
小さな森を抜けると草稜に |
草稜トレッキング |
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稜線からは琵琶湖を左眼下に見る |
右には若狭湾も! |
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草稜を過ぎるとブナの原生林になり、抜け出ると絶景ポイントの寒風である。 琵琶湖を眺めながらここで楽しみの昼食タイムに!ヤキゾバ、ラーメン、トン汁で楽しい時間を過ごす。 食事の後は『みんなの山』の定番コーヒータイムに! アレレ!車に忘れてきた!『岳』じゃなく『ガック』ゴメーン! 女子の此方を見る目がキツーイ・・・ごめん次はマグカップごとプレゼントしまーす。
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赤坂より歩いて来た草稜 |
ブナの原生林を抜けて行く |
絶景の寒風 |
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寒風からはカタクリ、イワカガミ、ミツバチグリの花を楽しみながらブナ林をのんびりと下り、 メタセコイヤの並木展望ポイントで一息入れてマキノ高原へと下る。
さらさの湯で汗を流して京都へ戻る。 コーヒーを忘れる失態をおかしたものの今年一番の楽しい山旅であった。エッヘン!
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ブナ林を下る |
展望ポイントより恋人の聖地を眺める! |
まもなくマキノ高原 |
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寒風で出会った花達 |
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ミツバチグリ |
カタクリ |
ヤマエンゴサク |
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オオイワカガミ |
ニシキゴロモ |
カタクリピンク |
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