綿向の次は鎌尾根縦走をと28日午前6時30分、相棒の5リットル君を誘い鈴鹿へと向かう。 京滋P、名神、新名神を走りいつものように土山のSAでモーニングをしたあと登山口のある宮妻渓谷へ.
宮妻渓谷への入り口まで来ると道路にびしっと雪が積もり、凍結も相当のようなので渓谷沿いの狭い道を走る自信が無く
登る前に谷へ転落では若い5リットルクンに申し分けなく安全第一と鎌をあきらめて入道へと行き先を急遽変更。
入道への登山口のある椿大神へ9時になんとか到着。昨日に相当の雪が降ったのか椿大神もきれいな雪景色を見せてくれる。
必要がないと思いつつもワカンをザックにくくりつけアイゼンをほおり込んで薄っすらとした雪景色の中を登山口へと向かう。 奥宮に続く階段を一歩一歩登り、社の裏より登山道へと入って行く
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椿大神駐車ばより登山口に向かう |
社に向けて長い階段を登る |
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先行の登山者はほとんどおられないのか通報ポイント2番あたりまで来るとトレースの上に新雪が積もり 踏み固まれていないのでくるぶしあたりまで沈む感じになる。
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奥宮の裏に登山道 |
2番通報ポイント付近 |
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大久保からの合流点である3番ポイントを左に折れて少し下り、転落防止のロープが貼ってある杉林の急な登りを慎重にクリアすると 立派な避難小屋に到着。この辺りまで登ってくると雪面がさらに柔らく膝あたりまでもぐる状態となりアイゼンを装着する。
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大久保からの合流点3番通報P |
ロープ場を登る相棒 |
トレースは杉林の中 |
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頂上より1.3キロにある避難小屋 ここを借りてアイゼンを装着 |
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小屋を過ぎるとトレース跡も昨夜の新雪で薄くなり、二次林の中を膝までのミニラッセルを繰り返し進み、 白い雪の花を咲かせるアセビのトンネルを抜け出て8番の標識に着くと冬将軍真っ只中の寒そうな入道山頂が望めてくる。
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二次林の中をミニラッセル |
7番通報P 膝あたりまでもぐることも |
アセビの森へ入る |
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白い花が見事なアセビのトンネル |
8番通報P付近 |
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8番通報Pより眺めた入道山頂・・・モノトーンが寒そう!! |
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さらにひと登りすると宮妻峡からの新道との合流点になり、目の前に雪原が姿を現す。 さすがに山頂草原は風がきついのか積雪は少なく硬くしまった雪面を踏み締めて一つ目のピーク北の頭へと脚を進める。 晴れた日には360度の展望を誇る北の頭も今日は雲が低く、鎌をはじめ鈴鹿のピークを見ることは出来ず。
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宮妻からの新道合流点より水沢を |
入道ヶ岳 |
風で積雪が少ない北の頭 |
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北の頭から山頂へはトレースが無くワカンを装着し、雪原を自在に歩き新雪の感触を足元で感じるようにして進む。 アセビの間を快調に抜けて新しいトレースが付けながら大きな鳥居の立つ山頂に到着。 山頂付近は風かいつもきついのか北の頭と同じく雪は飛ばされており積雪は少ない。
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雪面に新しいトレースを刻む |
山頂より北の頭 |
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入道山頂の大鳥居 |
鎌を眺める相棒 |
一瞬姿を見せた鎌をバックに! |
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ここで昼ごはんを摂る予定であったが生憎の天候で展望を得ることが出来ず、風をさけられるところまで下ることに! 展望写真の変わりに相棒の姿をカメラに収めて山頂をあとにする。
下山は雪深い二本松尾根コースを選択し、ワカンをつけたまま一気に避難小屋まで下って昼ごはんにありつく。
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下りの二本松尾根コース |
下り始めると少し青空が! |
伊勢湾に向けて下る |
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二本松コースの避難小屋 |
ワカンも休憩 |
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小屋からすぐに滝ヶ谷分岐となり道を左に取ると杉林の中にトレース跡が続く、林道を横切って再び杉林の中を下ると二本松登山口に到着。 二本松の登山口からは林道を歩き北尾根コースの登山口を通過して椿大神へ下山。 帰路は亀山市が経営する入浴料150円と格安なしらとりの湯で身体を温めて京都に戻る。
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滝ヶ谷分岐 |
杉林に続くトレース跡 |
二本松尾根コース登山口 |
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