8月の黒部五郎遠征より帰宅後、右脚の調子が悪くなりリハリビに励む日々を過ごしていたのであるが、 ようやく痛みが薄れこれならば登山再開ができるのではと、膝サポーター準備万端で20年程お世話になっている西南稜へと向かう。 坊村地主神社前の駐車場に到着すると、なな なんと雨が! ええなんでやねん! 予報では雨の気配が無かったのになあと空を見上げてしばらく時間待ちすると、普段の行いが良いのであろうか徐々に空が明るくなり 青空がのぞき出す。良しとばかりに8時50分、準備をし明王院の境内を抜けて登山口へ!
|
|
|
明王院への橋 |
御殿山登山口 |
|
登山口より杉林に続く急な道を脚の調子をたしかめながらゆっくりと登って行く。 もう何回となく登っている道であるが、何度登ってもこの取り付きはきつくすぐに息が上がりそうになる。 なんとかしのいで広葉樹の森を抜け、いつも休憩する腰掛椅子に9時35分に到着し、まあまあ順調だなあと一本! |
|
|
|
取り付きの杉林の急な登り |
紅葉樹の森 |
登山道の真中の」鎮座する石 |
|
そこからは冬や春先にアイスバーンで苦労する尾根北側をトラバース気味に登り尾根筋へと上がる。 ゆるやかな尾根筋をしばらくゆくと冬道との分岐に出合い、往路は夏道を行こうと右に進路を取る。 |
|
|
穏やかな尾根筋 |
直進・・冬道 右・・夏道 |
|
まもなく紅葉がきれいになるだろうなあと思われる小さなV字の涸れた谷を進み、右斜面に続く道を駆け上がって 北山展望ポイントである冬道との合流点に到着し、北山展望後樹林帯をひと登りして御殿山に立つ。
|
|
3ヶ月ぶりに西南稜と対面したあと、一旦わさび峠へ急下降し西南稜一つ目のピークへと登り返しゆく。
|
|
御殿山山頂より西南稜を望む |
|
|
西南稜は徐々に秋の装いをはじめており、登山道にはリンドウ、センブリが咲き、頬をさわやかな風が通って行く。 センブリを見に来られたというご夫婦の方としばしのお話をしたあと、カワラナデシコも咲いているかなあと サンマイ谷北尾根の下降点まで探しに行くが、残念ながら見当たらず。 |
|
|
センブリ |
リンドウ |
|
|
二つ目のピーク、三つ目の大斜面を登り、小さな岩場にある遭難碑に合掌、ミニ尾根を通過して山頂に立つ。 先着されていた5.6人の方に挨拶を交わし、北稜よりの窪地できつねうどんを作って53回目の頂を楽しむ。
|
|
|
山頂への最後の道 |
山頂 |
|
40分程山頂でのんびりと過ごし、下山へ。 第一ピークまで気持ちの良い高原トレを楽しみ、わさび峠から御殿山へ登り返してゆく、 右脚に体重をかけると少し痛むが問題なく歩けておりホッと一息。 |
|
|
西南稜下りは第一ピークに向けての快適トレッキング |
|
合流点からは冬道を選択し、腰掛けイスへと一気に下って行く 腰掛けイスまで来るとさすがに脚に疲れが出てくるが、あともう少しと杉林を抜けて登山口の明王院に無事下山。
久しぶりで不安があったものの、なんとか地図時間内に歩けたかなあと自己納得し、男山へ車を向ける。
|
|