高島トレイル駒ヶ岳
ブナの巨木を訪ねて中央分水嶺を歩く

山行日:2010年5月17日
天候:ほぼ晴れ
メンバー:ミーとマン氏 アイゼンノム氏 山休
コース:朽木麻生木地山BS(9:10)→駒ケ岳南尾根(10:27)→駒ヶ越(10:59)→駒ヶ岳(11:08 12:03)
→西尾根(12:35)→与助谷山(13:05 13:33)→木地山BS(14:25)

木地山バス亭に立派なトイレと駐車スペースあり


ブナを堪能するならば・・・昨年雨とガスで散々な目に遭い必ずリベンジを誓っていた高島トレイル駒ケ岳に
サークルのメンバーであるミートマン氏とノム氏を誘い出かける。
八幡を6時20分に出発し、湖西道路堅田より鯖街道若狭路ひた走り、朽木の三ツ石を左折して登山口である麻生木地山に9時到着。
高島トレイルの立派なトイレ前のスペースに車を停め支度をし、ノムさんのいつもの長い用足しを待ってイザ出発。
麻生川に架かる小橋を渡り、獣避けネットくぐって登山道へ。

木地山BSと立派なトイレ 麻生川の小橋を渡る 獣避けネット
焼尾谷の木製の橋を渡り、まず谷左岸に付けられた道をゆっくりと歩いてゆく。
流れを渡り杉の植林地を焼尾東谷に入ってゆく。緩やかな登り坂をしばらく行き右手の滝を巻くと駒ヶ越への直登るルートと出合う。
これをやり過ごして川原状の道を行くと前方にカツラの大木が姿を現わす
登山道脇にはキンランソウ、マムシクサ、キジムシロ、コナスビ等を見ることが出来る。

焼尾の流れを渡る 植林地を行く カツラの大木

カツラの大木からは右に垂直折れるように沢沿いを進む。駒ヶ岳まで2.1キロ標識を左にみてさらに緑豊かな谷沿いを登り
1.9キロ標識より小沢を渡り県境尾根に伸びる支尾根に取り付いてゆく。

駒ヶ岳まで2.1キロ標識 谷沿いは緑豊か 1.9キロ標識で沢を渡り支尾根へ
支尾根の急な登りになると相棒二人はドンドンを先を登って行き置いてゆかれるではないか!
差が空くにつれ普段あまり仕事をしていないのではと疑いたくなる程の元気さである。
県境尾根が近づくとブナ林が目立ち始めて気持ちがさわやかになってくるのを覚える、そして駒ヶ岳南尾根に登り着く。

支尾根の急な登り ブナの新緑がすばらしい 南尾根はブナだらけ

県境尾根に上がるともう急な登りはなく、ブナの巨木と会話を楽しみながらの快適なトレッキングとなる。

快適なコース ブナの巨木群の中を歩く

ブナに見とれながら駒ヶ越を過ぎ、稜線より少し離れた位置にある駒ヶ岳に11時8分に到着。
一年ぶりの山頂は前回とは違い見事な展望で迎えてくれたようで武奈ヶ獄から三重ヶ岳へと続く稜線が一望である。
ここで少し早いが昼食タイムを取り思いっきり山の空気に浸る。ああ最高!!

駒ヶ越 駒ヶ岳山頂 コーヒーで乾杯!
武奈ヶ獄・三重獄の展望を楽しむ
山頂で久しぶりにのんびりとした時間を過ごし、ブナ林を与助谷山へと向かう。
この縦走路にも立派がブナがたくさんあり飽きることなく歩ける、尾根近くまで迫っている作業林道の向うには
百里ヶ岳の鋭鋒が見事な姿を見せ、、反対側は若狭湾を望むこともできる。
高島トレイルの鋭鋒百里ヶ岳 若菜湾が直ぐそこに見える ブナの変形木

駒の山頂より1時間程の快適トレッキングで到着する与助谷山は樹林に囲まれた平坦な空間で
標識が無ければ山頂とわからず通り過ぎてしまいそうである。
夕方にノムさんに所用がある為、今日はここまでとし尾根筋を木地山へと下る。
ここからの尾根筋も歩き易く30分程下ると林道に飛び出して程なく木地山バス停へと帰り着く。

静かな空間与助谷山 歩き易い尾根筋の下山道 飛び出した林道
駒ヶ岳稜線のブナの巨木達
本日の一等賞ブナ 二等賞ブナ 三等賞ブナ