高島トレイル 三重獄〜武奈獄周回

山行日:2009年10月16日
天候:ほとんど晴れ
メンバー:単独
コース:石田川ダム(8:49)→落合登山口(9:40)→P844地点(11:00 11:05)→三重獄(11:34 12:00)→
展望ポイント(12:55)→武奈獄(13:49 14:05)→角川・トレイル分岐(14:32 14:40))→赤岩山(14:46)→石田川ダム(15:15)
駐車場…ダム湖の駐車場利用可   トイレ…駐車場に隣接

今秋の高島トレイル第2弾としてに三重獄と武奈獄の頂を踏もうと午前6時40分八幡男山を出発
比良の武奈ヶ岳には先日50回目の頂を踏んできたばかりであるが、この高島の武奈ヶ獄は今まで意識がなく未踏のままであり、
三重獄についても鈴鹿の山は春のホームグランドとしてほとんどの頂を踏んでいるのであるが、
滋賀、福井の県境尾根三重獄のてっぺんはいまだ見ぬ頂となっている。

湖西道路の堅田より鯖街道に入り、坊村の武奈登山口を右に見て安曇川沿いをひた走る。
朽木の町を抜け303号線から側道に入り山村の道をしばらく進み武奈獄登山口となる石田川ダムに8時40分に到着。

石田川ダム駐車場 ダム湖沿いより林道を行く ダム湖…水はほとんど無し

石田川ダムの駐車場に車を停めさせて頂き、朝食をとったあとトイレを借りて今日は三重獄から武奈獄を周回しようと
落合登山口に向けてダム湖の道をゆっくりと歩きはじめる。
登山口まではしれた距離であると思っていたのであるがなかなか到着せず、
通り過ぎてしまったのではと思い始めたころようやく前方に車の止まっているのを認める。

帰りの下山はここ…武奈獄登山口 わさ谷の登山口 ダム湖に続く沢沿いの林道
ヤマシロギク マムシクサの実 アキノキリンソウ トリカブト

駐車スペースには2台の車が止まっており、先行の方がおられるなあとちょいと休憩をして急杉林を登って行く。
取り付きからの急登を20分程でクリアして行くと道はしだいに穏やかになり、少し黄ばみはじめた樹林の中を快適に進む。

落合登山口 出だしの急登 樹林帯に穏やかに続く道

木々の間から見える武奈の稜線をチラチッラと見ながら約1時間程森林欲を楽しむように登ると樹林の中の小さなピーク762mに到着。
この付近からはブナとカエデの色とりどりの折り紙を楽しみようにして歩き844mのピークでしばしの休憩をとる。

今日の最終目的地武奈獄 ピーク762m ピーク844m

844Pより少し下って再び標高をあげてゆくと樹林の間より黄葉が進みはじめた三重獄の稜線と山波の向こうに琵琶湖が見えてくる。
今津山上会が設置された本谷橋への分岐標識を左に折れて高島トレイル最高峰となる三重獄の頂に到着する。
山頂は林に囲まれた小さな広場のようになっており360度の展望とはいかないが蛇谷から南に伸びる比良連山を望むことが出来る。

琵琶湖を望む 山頂手前の本谷橋分岐 三重獄山頂
比良方面の展望…の彼方に武奈が! 三重獄標識

三重山頂で簡単な食事休憩をしたあと次の目的地武奈ヶ獄へ向けて歩みをはじめるとすぐに近江坂、大御影山分岐がある。
ここも是非とも歩いてみたいなあと思いながら美しいブナの森を抜けて下ってゆくと潅木帯になり、再び登り返す道となる。
小さな池の右を通過すると前方に武奈の姿を奇麗に捉えることができ、ほどなく水谷への分岐に到着。

近江坂、大御影山分岐 ブナの森を行く 登山道脇の小さな池
縦走路より武奈ヶ獄を捉える 明るい水谷分岐

水谷の分岐より尾根筋と葉を落としはじめている樹林帯を抜けると縦走路上の広場に出、先程頂を踏んで来た
三重獄と三十三間山の稜線を見ることができる。
このあたりからわさ谷分岐までは見事なブナ林が続き、少し疲れのでてきた足に元気を与えてくれる。

青空に映える三十三間山の稜線 高島トレイルの盟主三重獄
癒しのブナ林 わさ谷分岐

わさ谷への分岐を過ぎると三十三間山がさらに近くに見え、三重獄がその穏やかな山容を見せてくれる。
分岐より琵琶湖、若狭方面の展望を楽しみながら30分程で二つ目のピーク武奈ヶ獄へと到着。

黄葉と三十三間山、向うに若狭湾を望む
黄葉の向うに穏やかな山容を見せる三重獄
まもなく山頂 武奈ヶ獄山頂 標識と!
山頂で記念写真を撮り15分程休憩して石田川ダムに向けて下山を開始する。
しばらくゆくと樹林が途絶えて下山路となる赤石山や箱館山、比良方面も展望することが出来る。
足元には秋の花リンドウが紫色に輝き存在感を見せている。
下山路となる赤岩岳と比良方面 函館山と琵琶湖 リンドウ
トレイルと角川の分岐で左に進まなければならないところを水沢峠方面にドンドンと下ってしまうミスをしでかしながら
なんとか角川分岐へ引き返して赤岩岳からダム湖の道へ下り駐車場へ戻る。
赤岩岳への分岐・・・ここを左折 赤岩岳…道が道が不明瞭の部分あり ダム湖の道へ飛び出る