2月の六甲初歩きが雨の影響でミニ登山に終わったこともあり、最高峰にぜひとも踏み跡を残したく再度神戸へと足を向ける
大山埼インターより名神に入り、ETCの通勤割引を利用する形で終点の西宮まで走り43号線に降りて芦屋川に午前9時00分に到着。
駐車場を探すが適当なところが無く前回停めた高座の滝手前まで行くと運良く空きがあり無料スペース確保で幸先良し。
支度をしロックガーデンに向かう人達と反対方向に進み豪邸が建ち並ぶ街並みを抜けて荒地山への登山口に。
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高座の滝手前にある駐車スペース |
右ロックガーデン左荒地山方面 |
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豪邸横より登山道に入りゆっくりと登ってゆく。さすがに日本で一番登山者の多い六甲山、道は奇麗に整備されて歩き易く
樹林の間からは芦屋の町並みと大阪湾、瀬戸内海もチラッと望むことが出来る。 |
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見事に整備された登山道 |
ミツバツツジも咲く |
芦屋から神戸の町並みを望む |
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明るく開けた登山道をしばらく進むとサンテレビのアンテナの立つ鷹尾山に到着する。
頂からはロックガーデン方面の眺めが良く、設置されているべンチでは地元の方が毎日登山をされいるかのんびりと過ごされている
しばらく初老の方々にこの山の話をお聞きして、荒地山へと足を向ける。
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鷹尾山から芦屋を望む |
対面にはロックガーデン |
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紳士の方達に別れを告げて樹林帯を少し進むと高座の滝への分岐があり、ここを荒地山方向に足を向ける。
鞍部向けて少し下ってゆくと奥高座の滝への道と合流し、再び登りかえすと露岩が目立つようになりはじめ荒地山への登りとなる
目線の上に荒地山の姿をみながら岩道を登って行くと岩と岩に挟まれた細い部分に出会う。
これが有名な岩梯子だなあと納得し、三点支持を守って登って行く。 |
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高座の滝と荒地山分岐 |
これから向かう荒地山が良く見える |
岩梯子 |
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岩梯子を登り終え上部の岩のトンネルをザックを下ろしてくぐり抜けて行き岩の上に立つ。
規模は小さいが面白い岩場であり、二度目は無いかもともう一度岩梯子を下りて登り直し岩の感触を思う存分楽しんでみる。
トンネル岩を通過し木製の梯子を抜けると展望抜群の岩場に出てこれは最高としばしの休憩を取る。 |
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階段のようだけど岩梯子 |
横からも登れるが岩のトンネルをくぐるのが常道 |
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岩梯子を上から覗くとこんな感じ |
トンネル岩の上より大阪湾を望む |
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梯子場 |
展望抜群の岩場 |
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岩場からは樹林帯を少し歩いて荒地山の頂に到着する、木々に囲まれて展望は無く標高だけを確認して通過してゆく
山頂を過ぎると道は緩やかに下り、良く整備されているのでどんどんと足が前に出てゆく。右に芦屋ゲー標識を見てさらに進んで行くと
太陽と緑の道に合流し、最高峰への道を確認して進むとやがてゴルフ場のゲートに突き当たる。
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ゲートを通過させて頂きゴルフ場の敷地をしばらく歩いて再びゲートを通過すると最高峰へ徐々に近づいて行くのがわかる。
水場を通過し少し登ると東屋の建つ雨ヶ峠であり、ここで水分と体力回復の休憩を取る
東おたふく山や五助ダム、住吉道とネット友人の摩耶山さん歩さんに勉強させて頂いている名前をこの目で確かめることが楽しい。
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雨ヶ峠からは一旦登って大きく下り一軒茶屋まで1.6kmの標識を確認し沢を渡って行く。
さらに階段状に整備された七曲りと名付けられたジグザグの道を黙々と登り続けて行くとヒトの声と車の音が聞こえ出して
一軒茶屋の前に飛び出す。
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最高峰に向けて沢を渡る |
七曲りは階段状の道が続く |
山頂近くの一軒茶屋 |
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一軒茶屋からは道路を渡りコンクリートで固められた坂をひと登りするとパラボラアンテナ建つ山頂へと到着する。
山頂は広場になっておりその真ん中に931mと書かれた最高峰の標識が孤高のごとくポツリと建っている。
説明によると最高点の標高が平成3年の大震災の影響で931.25mになったそうである
展望の良い場所を選び少し遅めの昼食採りながら六甲最高峰からの雄大な展望を楽しむ。
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最高峰とマイザック |
最高峰からの展望 |
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巨大なアンテナに別れを告げて下山は風吹岩からロックガーデンの中央尾根を下る予定であるが、
まずは一軒茶屋まで戻り向かいにあるトイレを借りたあと七曲りを一気に下ってゆく
登る時はあまり遠いと感じなかったのであるが、
七曲りを黙々と下り雨ヶ峠に登り返してゆくとさすがに足が重くなりはじめ風吹岩までは遠いなあと思いはじめる。
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雨ヶ峠でひと休憩したあとゴルフ場の敷地を抜けると穏やかな道となり足も元気を取り戻したかのように
樹林帯を快調に進み風吹岩に到着。 ここはさすがに人気スポットの風吹岩、
外人さんをはじめ多くの登山者の方がおられはるか下に広がる大阪湾とピラーロックを眺めながら山の会話を楽しむ。 |
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風吹岩からは中央尾根の岩道を荒地山、城山を見ながら気持ち良く下ってゆく
途中に岩場、ロープ場などもあり油断することなく三点支持を守り慎重に下って高座の滝へ出る。
滝上部には穂高滝谷にもある藤木九三氏の同じレリーフに一礼をし、茶屋で仕入れた冷たい缶ジュースをごくごくと喉に通す。
トイレを借りたあとスタスタと駐車場まで歩いて二度目の六甲山歩きを終える。 六甲はさすがにいい山でした。
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